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リコーグループの働き方改革実践事例
電子黒板による
スポーツミーティングで
細かな戦術を見える化

  • 部門リコーラグビー部
  • 活用ツール電子黒板

2017/18シーズンより、全体ミーティングを電子黒板で実施。
チームミーティングの質が向上。チームの勝利にも貢献。

リコーのラグビーチームブラックラムズでは、チームの全体ミーティングやセットプレーの傾向分析を電子黒板を使った方法で実施しています。
試合ごとに細かい戦術の指示や共有がしやすくなり、チームの勝利に貢献しています。

課題と効果

映像をより効果的に活用できたことで
以前より正しいポジショニングや戦術を理解。

以前は試合や練習の映像をプロジェクター経由で大型スクリーンに映し、見てほしいポイントはレーザポインタで示す方法でチームミーティングを行っていました。
選手のポジショニングや動きを指示する際は、隣にあるアナログホワイトボードに書き出し、共有。前回までの打ち合わせ内容は、毎回アナログホワイトボードに書き出す、といった非効率が起きていました。

  • これまでの課題
    • ポジショニングや選手の動きを伝えるにあたり、レーザポインタや言葉では正しく伝わりにくいことがあった
    • アナログホワイトボードとプロジェクターの切り替え時の照明のON/OFFで集中が途切れてしまうことがあった
    • 前回のミーティング内容を振り返るのに、アナログホワイトボードに記録が残っていないので時間がかかっていた
  • コミュニケーションツール導入後の効果
    • 試合映像に直接、戦術を書き込めるので、選手に戦術が正確に伝わりやすくなった
    • ミーティングが中座することがないため、効率的な進行ができるようになった
    • ミーティング内容が、カンタンに保存できるため、戦術の振り替えりが簡単にできるようになった

1つの画面を見ながら
全メンバーで対戦相手の試合内容が分析できる。

これまでは、対戦相手の過去の試合内容を、試合ごとに担当メンバーで分担して分析を行い、各自が分析結果をノートに記載し持ち寄るという方法をとっており、分析を分担していることで、イメージが共有しにくく、また各自がそれぞれ相手チームのプレー動画を見るため、準備に多大な時間を要していました。

  • これまでの課題
    • 各自がそれぞれで相手チームのプレー動画を見るため、準備に多大な時間を要していた
    • アナログホワイトボードに各自のメモを転記する時間を要していた
    • 分析を分担したことで、イメージが共有しにくく、分析に手間と時間がかかっていた
  • コミュニケーションツール導入後の効果
    • 1つの画面を見ながら、全メンバーで分析するため、効率的かつ複眼的な視点を持った分析が可能となった
    • 1つの画面を見ながら、全メンバーで分析するため、各自がノートやホワイドボードに転記する必要がなくなった
    • 全員で映像を見ながら、IWBに書き込むことで、フォーメーションやラインの動きが分かりやすくなった

活用の背景

メンバー全員が正しく戦術を理解するために
ミーティングの精度を向上

選手の正しいポジショニングや戦術の理解に貢献

IWBを積極的に使って、全体ミーティングを実施されている武川BK/スキルコーチに聞きました。

「リコーブラックラムズには、外国人選手も含め、50名以上のラグビー部員が所属しています。ラグビーは、15名で戦うチームスポーツですが、日々の練習はもちろん、メンバー全員が正しく戦術を理解し、同じ方向を見て毎試合に臨むことが必要です。そのためには、日々の練習、試合前後のミーティングはとても重要で、主に選手のポジショニングや戦術を確認しています。ブラックラムズでは、目的に合わせて、全体ミーティングは週4回、行っています。そこでは、複数のカメラとドローンに搭載したカメラで撮影した動画や個別の分析データも活用し、練習前に練習のポイントを確認したり、練習内容や試合内容の振り返りをしています。昨シーズンまでは、プロジェクターとアナログホワイトボードとレーザポインタを使って、ミーティングをしていましたが、今期よりリコーのIWBを使い始めました。

セットプレーの分析にかかっていた時間と手間を削減したい

IWBを使ってセットプレーの傾向を分析している、赤堀選手、小山選手、吉村選手のコメントです。

「試合前には、数名の選手でグループを作り、対戦相手の試合映像を見て、それぞれのセットプレーの傾向を分析し、メンバーと対応策を共有しています。今期、私たちはその1つであるラインアウト*の分析担当でした。ラインアウトは、プレーごとに、参加人数、フォーメーション、ボールを受け取るジャンパーの位置、サインなどが多岐に渡るため、確認事項が多く、分析に時間と手間がかかっていました。

※ボールおよびボールを持ったプレーヤーがタッチラインに触れるか越したときに行われる競技再開の方法。双方とも二人以上のプレーヤーが、タッチラインと直角に1列ずつ並び、ボールはその中間に投げ入れられる。

左より、リコーブラックラムズ
吉村公太朗選手、小山智聲選手、赤堀龍秀選手

活用による効果

チームミーティングの質が向上。

電子黒板に映った試合や練習映像に戦術を直接書き込めるので、正しい指示ができるようになりました。 また、試合におけるプレーの振り返りが簡単にできるようになり、正しく戦術が伝わることで、選手のミーティングへの積極性が増したと感じています。

リコーブラックラムズ
武川正敏BK/スキルコーチ

IWB導入前のミーティング

 

IWB導入後のミーティング

効率的・複眼的な分析が可能に。

電子黒板の導入により、全メンバーが同じ画面を見て分析するため、効率的かつ複眼的な視点を持った分析が可能になりました。
また、映像を見ながら電子黒板に直接書き込めるので、フォーメーションやラインの動きがわかりやすくなりました。

IWBを使って、試合相手の戦術を分析

IWB導入前のセットプレー分析

 

IWB導入後のセットプレー分析

今後の展望

指示・共有した内容を選手のスマートフォンなどに配信し、
ミーティングの場以外でも情報共有をしていきたい。

トップリーグでのベスト4以上を目指すためには、
練習の質だけでなく、ミーティングの質も高めていくことが重要

再び、武川正敏BK/スキルコーチに、今後の展開を聞きました。
「トップリーグ(2017-2018シーズン)では、初の10勝を達成しました。トップリーグでのベスト4以上を目指すためには、練習の質だけでなく、ミーティングの質も高めていくことが重要だと感じています。IWBを今以上に様々なミーティングで活用していくことや、指示・共有した内容を選手のスマートフォンなどに配信し選手がいつでも振り返りができたり、ミーティングの場以外でも選手からのコメントや意見も共有できるようにしたいです。」

社内実践先プロフィール

リコーブラックラムズ

株式会社リコーの社会人ラグビーチームとして、1953年に創部。東京世田谷区の砧グランドを本拠地として、ジャパンラグビートップリーグ発足の2003年よりトップリーグに所属している。IWBを導入した2017-2018シーズンでは、トップリーグ加入後、チームとして初の10勝を達成。

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