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調剤薬局でデジタルサイネージが活用可能!その理由とは?

調剤薬局の待合室に、デジタルサイネージの導入が進んでいます。その活用用途やコンテンツ、効果はどのようになっているのでしょうか。今回は、調剤薬局におけるデジタルサイネージの活用術やメリット・導入効果を、事例とともにご紹介します。

調剤薬局におけるデジタルサイネージの用途とは?

調剤薬局において、デジタルサイネージは主に次の用途で活用されています。

・健康情報や地域密着の情報発信

従来から行われている調剤薬局での情報発信方法といえば、ポスターやチラシ、パンフレットなどが一般的でした。デジタルサイネージであれば、テキストや写真などの静止画のほか、動画も活用でき、より多くの情報を視覚的に配信できるため、有意義な情報提供が可能になります。調剤薬局として、訪れる患者さんに役立つ健康情報や地域におけるイベントなど、地域に密着した情報の発信が考えられます。

・患者さんの待ち時間を有効活用

調剤薬局では多くの場合、受付後に一定時間をかけて調剤をするため、患者さんに待ち時間が発生します。長引けばストレスに感じさせてしまうため、待合室に設置したデジタルサイネージで健康情報や、病気の症状に関するコンテンツのほか、天気予報やニュースなどのコンテンツを配信することは、待ち時間のストレス軽減や有効活用につながります。

・地域薬局としての存在価値向上

薬の調剤のために来局した方はもちろん、その付き添いの方などに対しても健康に役立つ情報を配信することで、地域で住民の方々の健康に寄り添う薬局としての存在価値向上につながります。

【業種・業態別ソリューション】
医療機関・病院におけるデジタルサイネージ

画像:調剤薬局におけるデジタルサイネージの用途とは?①

画像:調剤薬局におけるデジタルサイネージの用途とは?②

調剤薬局における配信おすすめコンテンツ

調剤薬局においては、デジタルサイネージで配信するコンテンツとして、次のような内容がおすすめです。

・お役立ち健康情報

調剤薬局ならではの健康情報コンテンツです。例えば簡単にできるストレッチや熱中症予防情報などの時候に合わせた疾病予防情報など、健康に役立つ情報を配信します。患者さんの健康意識を高め、疾病予防や健康寿命の延伸に役立てられます。

・天気やニュース、占いなどのくつろぎコンテンツ

デイリーに配信するその地域の天気やニュースは、多くの人に有益な情報です。気軽に見られるコンテンツなので、退屈な待ち時間にくつろぐことができ、ストレス軽減にも役立ちます。

・地域のイベントやニュース

地域ごとのイベントやニュースなどのローカルな情報を配信することで、視聴者へ地域参加を促し、地域コミュニティの活性化にもつながります。

・販売商品・薬の紹介

調剤薬局で取り扱っている商品や薬などの紹介コンテンツは、製品情報の周知と共に購買促進が期待できます。

【関連コラム】
デジタルサイネージ業種別コンテンツをご紹介

調剤薬局にデジタルサイネージを導入するメリット

・発信する情報を紙からサイネージへ集約することで、訴求力向上

従来のポスターやチラシなどの紙による情報発信手段をデジタルサイネージへ集約することで、訴求力が大きく向上します。視認性の面でも、情報量の面でも動画や音を活用できるデジタルサイネージは、紙での発信に比べて優位性が高いと言えます。

・省スペースで多様な情報発信の実現

ポスターなどの掲示物は複数枚掲示したくてもスペースが足りないことがよくあります。チラシを置けるスペースも限られているものです。デジタルサイネージなら、ディスプレイ一つ設置することで多様かつ複数のコンテンツを配信できるため、省スペースで多くの情報発信を実現できます。

画像:調剤薬局にデジタルサイネージを導入するメリット

・張替えなどの担当者の負荷軽減

従来の掲示物の張替えの手間は、大きいものでした。掲出期限や情報刷新の度に張替え作業が発生し、大きな負荷がかかっていました。デジタルサイネージなら、インターネットを通じて遠隔からコンテンツを手軽に更新できるため、負荷軽減につながります。

・患者さんの待ち時間のストレス軽減による満足度向上

デジタルサイネージで患者さんの興味を惹くコンテンツを配信することで、待ち時間のストレスを軽減し、顧客満足度向上につながります。

・患者さんとつながるきっかけになる

デジタルサイネージで患者さんに向けて情報発信をすることで、会話の種が生まれ、それがきっかけとなってさらなる情報を尋ねられるかもしれません。情報発信して終わりではなく、次のつながりまで生まれる可能性があります。

【関連コラム】
病院やクリニックでのデジタルサイネージ活用のポイント

調剤薬局のデジタルサイネージ導入事例

調剤薬局へのデジタルサイネージ導入事例を一つご紹介します。

・導入前の課題

有限会社西岡メディカル薬局は、運営する調剤薬局において地域の人々に積極的に働きかけ、健康をサポートしていくことを目指していました。そこで地域密着の調剤薬局として、患者さんにより気軽に相談してもらうために、店舗からの情報発信をもっと充実させられる方法を探していました。
また待ち時間の患者様の負担を軽減するための、業務効率化以外のアプローチ方法も検討していました。

・導入後の効果

デジタルサイネージを導入し、各店舗の患者さんの層に合わせた商品の紹介や健康アドバイス、薬に関するクイズ、薬剤師の紹介などのコンテンツを配信しています。

その結果、コンテンツを見た患者さんから気軽にお声かけしてもらえるようになるなど、デジタルサイネージがきっかけとなり、患者さんとのつながりが深まったほか、薬剤師のやりがいにつながっています。さらに患者さんの待ち時間の負担を軽減でき、薬局への安心感、信頼感の醸成にもつながっています。

また薬剤師に負担をかけることなく、遠隔からタイムリーな情報更新が可能になりました。

【導入事例】
有限会社西岡メディカル薬局 様

画像:調剤薬局のデジタルサイネージ導入事例①

画像:調剤薬局のデジタルサイネージ導入事例②

まとめ

調剤薬局にデジタルサイネージを導入することにより、多様なメリットが期待できます。

リコーでは、インターネットに接続するだけで利用でき、サーバーの設置や管理の手間要らずのクラウド型のデジタルサイネージをご提供しております。
ディスプレイ選定から機材設置、コンテンツ作成、配信・運用までお客様に合わせて対応可能で、多くの導入実績に基づいたトータルソリューションとなっています。

今回ご紹介した事例はリコーのデジタルサイネージの導入事例です。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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