新たに採用された5インチのプリントヘッドモジュールによって、毎分最高150mの業界トップクラスの生産性を実現。最高解像度は600×600dpiとなっており、商業印刷分野までをカバー。また、リコー独自のマルチドロップサイズテクノロジーにより、効率的なインク消費と高い生産性における優れた印刷品質を安定的に提供できます。基幹帳票業務やダイレクトメール、パンフレットなどさまざまなアプリケーションへ対応し、お客様の業務領域拡大に貢献します。
本体に内蔵されたスキャナーでプリントヘッドのクリーニングだけでなく、濃度ムラや印字位置など印刷品質調整も自動で行います。センサーでは、用紙のテンション制御や印字開始位置の読み取りを行い、安定稼働を強力にサポート。また、プリンターを停止することなくインク交換ができる18Lの大容量タンクを採用し、印刷業務におけるオペレーターの負担や手間を削減。リコーで長年培ってきたトランザクション市場における信頼性に加え、ダウンタイムを大幅に低減し、生産時間の最大化を実現しました。
本体のマシン構成は、お客様の環境に合わせてI字またはL字構成での設置が可能です。さらに、新規オプションとしてデュアルシンプレックスモード*を採用。片面印刷2台での運用により生産性が倍増します。また、リコー独自のアーキテクチャーを搭載したプリンターコントローラー「TotalFlow プリントサーバー R600A」は、印刷量やアプリケーションに応じてRIP処理のスピードを向上させるオプションをご用意。さらにIPDSデータにも標準対応しており、基幹業務の印刷に求められる高い信頼性と高度な高速データ処理を実現しています。