開発・設計

G-01 先進的シミュレーション技術

複合機は、部品数が数千点あり、形状も入り組んでいて構造がとても複雑、かつ高精度な動きをする精密機器です。
複合機の設計・生産には高度なシミュレーション技術が使われており、試作などを繰り返すことなくコンピューター上で事前シミュレーションをすることで設計の良し悪しを判断して効率的な開発が行われています。
リコーの商品設計においても、最新機能の製品性能を出すための先進的シミュレーション技術を開発・運用しながら多くのコスト削減とノウハウ蓄積をしてきました。
これらの技術群は一般的な機械設計にも応用できる技術であり、お客様のものづくり現場における課題解決に活用いただけるものと考えています。

G-02 品質工学のススメ

性能と品質の両立、開発期間を短縮し、低コスト、低試作回数で実施するには、品質工学を活用することが効率的、効果的です。
試作段階で顕在化したさまざまな品質トラブルを個別に対策するという確認修正型のものづくりプロセスから脱却し、トータルに品質を予測し、事前対応する予測対応型のものづくりプロセスへの変革が可能となります。
また、実験計画法と多変量解析を連携することで、メカニズムを把握する手掛かりを得ることもでき、技術力向上が実現できます。
このような成果を継続的に生み出していくには人材育成による組織力向上が必要であり、開発設計の現場で活用する実践力を習得できる研修プログラムも各種用意しています。

G-03 働き方改革~社員による風土を変える取り組み~

2017年、社長の「企業の宝は社員のモチベーション。社員の高い志により企業は成長する。自己変革ができる環境・機会を提供することで全社一丸となり輝き続ける会社へ」のメッセージのもと、リコー全社で働き方改革活動を始動しました。
開発部門では、働く環境・風土をより良くしたい、そのために継続的な取り組みが必要であると、有志が風土を変えていく自主活動の仕組みを提案し、2018年より活動をスタートしています。
2024年1月現在、リコーグループメンバー約200名、33チームで活動中です。

社内実践に関するお問い合わせは、リコージャパン営業担当者にご相談ください。

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