リコーは、お客様機器から得られるビッグデータを用いた故障未然防止活動を行っています。
お客様機器一台一台の@Remote*の稼働情報や保守履歴のビッグデータを分析することで、故障予兆を可能とする技術を構築しました。毎日ビックデータ解析を行い、故障予兆解析結果をカスタマーエンジニアに通知することで、未然防止活動が可能になります。
サービスパーツセンターでは、リコーグループ製品の画像機器におけるサービスパーツの調達から市場供給まで、顧客視点・財務視点とESGを考慮した最適なサプライチェーン・マネジメント(SCM)の構築を目指し、製品ライフサイクルごとの在庫分析から業務課題を明らかにして、その対応策に取り組んでいます。サービスパーツセンターのミッションステートメントとして、“お客様にリコー商品を常に安心・満足して使い続けて頂くために、必要なサービスパーツと高品質なサポートを世界各地域で提供する” ことを掲げ、組織としての目指す姿をグローバルサプライチェーン追求に向けた物流ネットワーク最適化とオペレーションプロセス改革を推進することとし、サービスパーツ事業を通じて顧客価値拡大を進める活動を日々実践しています。
コールセンター入電対応履歴(操作・設定・修理関連)、お客様接点現場からの声、CS調査などで収集したお客様の声を蓄積・集計・分析し、以下の観点での製品・サービス改善活動を行っています。
1. 使いやすさ(ユーザビリティ)向上に向けた提案・改善要求
2. ユーザー視点での仕様のあり方の提案・改善要求
3. 故障トラブルのない安定稼働に対する提案・改善要求
リコーグループではさまざまなデータを利用して、お客様にとって最適なタイミングに最適なご提案ができるようビッグデータを活用したマーケティング活動を行っております。
例えば、お客様へ納品された複合機は出力機器のリモート管理サービス「@Remote」を通して一台一台の利用データを確認することが可能となりました。そこで今まで以上にお客様を理解して、ご満足いただける提案活動ができるよう、AIを活用した予測技術を構築しました。
これにより、お客様の課題をいち早く発見し、営業、カスタマーエンジニア、コールオペレーター、インターネットサービスを通して業務改善のご提案を実施しております。
従来ではソーターやコンベヤーなどのマテハン機器導入は各社の仕様に合わせたカスタマイズが必要になりますが、SBSリコーロジスティクスでは複数のお客様に共同でご活用頂く拠点運営を行っています。
納品先の多様化や細かい納品ルールに沿った配送サービスが求められる小売業態を対象に、一括アウトソーシングによって複雑な物流管理業務の効率化、高品質化を実現しています。
使用済みとなったOA機器、トナーカートリッジなどをお客様のオフィスから回収して、再生(リユース)、再資源化(リサイクル)、廃棄処理するまでの工程を一括で請け負う静脈物流サービスを実現しています。
また、PC機器のデータを消去してから返却・処分にも対応しており、情報漏えいを防止するセキュリティ体制も整備しています。
化粧品や医薬部外品は、薬機法などに基づいて、製品の生産や販売といった行為が厳格に管理されています。物流業務についても例外ではなく、これら製品を取り扱うためには、製造業認可(包装・表示・保管)を受ける必要があります。
認可取得の実施を通じて、海外生産工場からの輸入から国内のお客様への配送までワンストップな物流サービスを実現しています。
社内実践に関するお問い合わせは、リコージャパン営業担当者にご相談ください。