ホテルでのデジタルサイネージ活用メリットを事例を交えて解説

最近では街や店舗でよくデジタルサイネージを見かけるようになりましたが、ホテルでも導入が進んでいます。ホテルにおいては、どのような場所に設置し、どのようなコンテンツを配信することで活用できるのでしょうか。今回は、ホテルにおけるデジタルサイネージ活用術からメリットや見込める効果、活用事例までご紹介します。

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ホテルにおけるデジタルサイネージ活用術

デジタルサイネージとは、駅や店舗をはじめとした施設やスペースなどの屋内外にディスプレイやプロジェクターなどの映像表示装置を設置して情報を発信するシステムを指します。

ホテルにも導入が進んでおり、多様なタッチポイントでデジタルサイネージが活用されています。

ホテルでの活用例と配信コンテンツ例

エントランス

ホテルのエントランスにデジタルサイネージを設置することで、ホテルに訪れた方に対してウェルカムメッセージを配信するなど、主にお客様を歓迎するための用途で活用できます。また多言語表示により外国人観光客の誘導も可能です。

【配信コンテンツ例】

ウェルカムメッセージ、ホテル施設の情報、イベント案内など、お客様や来訪者がホテルに興味を持つコンテンツ

館内設備のご案内、場所名、開店、閉店時間、階数、説明が掲載されている

フロント

フロント脇などに設置することで、フロントをご利用されるお客様にお役立ち情報を配信できます。多くのお客様がチェックイン・チェックアウトする時間帯には、それぞれコンテンツを変えて配信することで、より最適な情報提供や訴求が可能になります。

【配信コンテンツ例】

ホテル施設の情報・周辺のイベントや観光スポットの案内・近隣の飲食店やコンビニ情報・電車やバスの時刻表・天気予報、宴席案内、緊急時の防災案内など、ホテル利用客に役立つ情報全般

フロント脇に設置された大浴場を紹介するデジタルサイネージ

レストラン

ホテル内レストランの入口などに設置することで、お客様への情報訴求・視認性の高い案内が可能です。

【配信コンテンツ例】

看板やおすすめメニュー・フェアなどのレストラン情報、宴席の名称(行灯表示)、スケジュールボードなどレストラン利用客に役立つ情報全般

テナント(店舗)

ホテル内に入っている物販店やリラクゼーション施設などのテナント入口に設置することで、各テナントへの集客や情報提供が可能です。

【配信コンテンツ例】

各テナントのおすすめ商品やキャンペーンなど利用客に役立つ情報全般

【業種・業態別ソリューション】

デジタルサイネージの基本が1冊で分かる デジタルサイネージまるわかりガイド

ホテルにおけるデジタルサイネージ活用メリット・見込める効果

ホテルでデジタルサイネージを活用することにより、次のようなメリットや効果が見込めます。

集客誘引・顧客満足度向上

デジタルサイネージは動画や音声を活用できるため、紙のポスターやチラシと比べてインパクトが強く、訴求力が高いのが特徴です。ホテルだけでなく、レストラン・テナントなどへの集客につながるほか、多言語対応によるインバウンド(外国人旅行者)対応も可能です。

さらに、時間帯に合わせた配信コンテンツの変更や画面分割による複数コンテンツの配信により、限られたスペースで効果的・効率的な情報発信が可能で、顧客満足度向上にも期待できます。

【関連情報】

工数・コスト削減

紙のポスターなどの掲出物は、刷新・張替といった管理に工数がかかる一方で、デジタルサイネージならそれらの作業が不要になるほか、コンテンツの更新が遠隔からタイムリーにできることから工数・コストともに削減できます。

またサービスによっては管理画面を用いてメンテナンスが容易にできるため、特定のスタッフに配信運用業務が属人化することなく、分担運用することが可能です。

BCP対応が可能

BCPとは事業継続計画のことを指し、災害などの緊急事態において、損害を最小限に抑えて重要な業務を継続し、早期復旧を図ることを目的とするものです。

また、サービスによっては災害情報を自動で配信できることができるため、発災時に次の適切な行動をとるための判断材料となります。

【特集ページ】

震度やマグニチュード、震源地、発生時刻、津波に関する警告が記載された地震情報のサイネージ例

ホテルでのデジタルサイネージ導入事例3選

1.富士屋ホテル株式会社 箱根ホテル 様

芦ノ湖を目の前に望むリゾートホテルとして、100年以上の歴史を誇る箱根ホテル様。お客様の箱根滞在がいっそう豊かなものとなるよう、ホテル内外の情報を幅広く、より分かりやすくご案内するツールとして、リコーデジタルサイネージを活用されています。

ロビーと宿泊者専用ラウンジにタッチパネルを設置。普段はホテルからのおすすめ情報を配信する一方、お客様からお問い合わせがあった時には、タッチ操作でページを切り替え、必要な情報をすぐに表示。また、Webページをコンテンツとして表示させる機能により、お客様にご案内できる情報の量と鮮度が大幅に向上。コンテンツ作成・更新の手間をかけることなく、観光スポットや道路状況の最新情報をご案内できるほか、お問い合わせの多い目的地までのアクセス方法についても最適なご提案ができるようになりました。

さらに、防災/災害情報コンテンツの自動配信により、万一に備えた安全対策の強化も実現されています。

2. ポスターと比較してメンテナンス工数を削減

あるホテルでは、情報発信は主にポスターなどの紙媒体で行っていましたが、刷新や張替などの作業負荷が課題でした。
またすでに導入していたデジタルサイネージは、ネットワークに接続できないスタンドアローン型であったため、翌日配信するコンテンツを毎日手動で更新していました。
そこでクラウド管理のデジタルサイネージを導入したことで、メンテナンス工数を削減でき、作業負荷の課題を解決することができました。

3. レストランの自慢のメニュー紹介で利用客を呼び込む

あるホテルでは、新型コロナウイルス感染拡大による来館者の減少に苦慮していました。またイベント情報などを積極的に提供し、ホテルのリピート客や宿泊客のレストラン利用を増やしたい思いがありましたが、手書き掲示での運用だったため、作業負荷や訴求力の弱さから上手く運用ができていない状況でした。

そこでレストランの一角にデジタルサイネージを設置し、ホテル内のレストラン情報やイベント情報、ホテル周辺の観光情報をリアルタイムに配信することで、利用客の獲得につなげました。

レストランのご案内が掲載されたデジタルサイネージ例
活用方法や効果、配信コンテンツなどを紹介  リコーデジタルサイネージ事例集

まとめ

デジタルサイネージは、ホテルに設置することで多様なメリットを得ることができます。

リコーのデジタルサイネージはクラウド型で遠隔から柔軟にコンテンツを入れ替えることができるので、情報提供の利便性が向上します。
さらに、ホテル側が発信したいコンテンツをより多く、インパクトのある形で訴求することが可能になります。

貴社の課題や状況に応じて最適なご提案をさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

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デジタルサイネージまるわかりガイド

デジタルサイネージの特長や活用目的、実際に導入されたお客様の声などをわかりやすくまとめた“デジタルサイネージ まるわかりガイド”をご用意いたしました。
ぜひご一読ください!

  • デジタルサイネージとは

  • コンテンツ配信の3つのパターン

  • 4つの活用法

  • 業種・業態別活用例

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    (特長、導入に必要なもの、コンテンツ配信の流れ、機能紹介)

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