図書館では、デジタルサイネージはどのように活用されているのでしょうか。主な活用用途をご紹介します。
図書館の館内案内図や各ゾーンの説明、本の貸し出し方法など、施設を利用するにあたり必要な情報を発信します。
おすすめ図書や図書館内のイベント情報など、図書館からのお知らせ情報を発信します。
地域の図書館においては、周辺の観光スポットや地域イベントの告知など地域情報を提供していることもあります。
地域の図書館では近隣の学校の情報、学校の図書館においては自校の情報を発信することもあります。配信コンテンツとして、体育祭や文化祭、その他の学校イベントなどのお知らせなどがあります。
休憩所やラーニングコモンズなどでは、天気予報やニュースといったくつろぎコンテンツを配信することもあります。
地震や火事といった緊急時に、災害情報を自動配信でき、来館者や施設内で働く人々へ適切な行動を促します。
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図書館において、デジタルサイネージを活用するメリットや見込める効果をご紹介します。
図書館ではチラシやポスターなどを用いて情報を提供することがありますが、それらの情報をデジタルサイネージに集約して配信することができます。デジタルサイネージでは、文字や静止画に加えて動画の配信も可能なため、訴求力の向上も期待できます。
デジタルサイネージは一台で大量の情報を発信できます。館内にて棚などを設置してチラシを置くこともありますが、棚の代わりにデジタルサイネージを設置することで省スペースを実現します。
ポスターなどの掲示物は時期が過ぎれば張替えが必要になりますが、クラウド型のデジタルサイネージであればコンテンツの入れ替えをパソコンで遠隔から容易に行えるため、作業の負荷軽減につながります。
【活用シーン】
デジタルサイネージによってはタッチパネル式ディスプレイと組み合わせて、利用者が情報を選択して閲覧できる機能があります。タッチコンテンツにより利用者のニーズに合った情報を提供できることから、満足度向上につながります。
【活用シーン】
デジタルサイネージはスケジュールを組んで配信時間や配信期限を設定することができるため、タイミングやターゲットに合わせた情報発信や訴求が可能です。
発災時に効果的かつスピーディーな災害情報発信を行うことで、利用者の安全確保につながります。地域の図書館であれば地域の施設としての役割を果たすことができ、学校などの図書館であれば、BCP(事業継続計画)の一環としても役立ちます。
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実際にデジタルサイネージを設置して活用している図書館の事例をご紹介します。
ある大学図書館は、入り口にサイネージを設置しています。図書館利用者に向け、施設案内や開館閉館時間の案内、貸出機器の案内、インフォメーションカウンター活用訴求、イベント案内、感染症予防に関する注意喚起、天気・ニュースなどのくつろぎコンテンツを配信しています。利用者の利便性を高めることで図書館利用を促進させるほか、くつろぎコンテンツで一息つけるような雰囲気も演出できています。
ある大学図書館では、通常のモニターとタッチパネルタイプのモニターの2種類のデジタルサイネージを設置しています。
通常のタイプ:館内に壁にかける形でディスプレイを設置し、館内の案内や図書館からのお知らせなどの情報を表示しています。館内を歩けば自然と目に入ってくることから、さりげない情報発信を可能にしています。
タッチパネルタイプ:館内各所にはタッチパネル式のディスプレイを設置し、館内マップやお知らせなど、タッチ操作によって利用者の知りたい詳細情報を引き出せるようにしています。自ら情報を引き出すことができるため、利用者の積極的な館内利用を促すことができています。
【デジタルサイネージの導入事例】
デジタルサイネージの特長や活用目的、実際に導入されたお客様の声などをわかりやすくまとめた“デジタルサイネージ まるわかりガイド”をご用意いたしました。
ぜひご一読ください!
デジタルサイネージとは
コンテンツ配信の3つのパターン
4つの活用法
業種・業態別活用例
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