物流現場では情報伝達の課題があります。その課題を解決するために様々な方法が取り入れられる中、情報を電子化し、デジタルサイネージを導入することで、課題を解決している現場もあります。
今回は情報の電子化にデジタルサイネージを活用した物流拠点での活用術をご紹介します。
多くの物流現場では、本部と従業員のコミュニケーションの課題を抱えています。よくある課題をご紹介します。
これらの課題などの対策は、さまざまな方法が考えられますが、その中の一つにデジタルサイネージの導入があります。
デジタルサイネージとは、ディスプレイやプロジェクターなどの映像表示装置を設置して情報を発信するシステムです。ポスターなどと比べて静止画だけでなく動的なコンテンツも掲示できるほか、遠隔操作でリアルタイムにコンテンツを入れ替えることも可能です。
ここで、デジタルサイネージを導入した、あるロジスティクスセンターにおける事例をご紹介します。
本部から現場の従業員へ情報伝達がスムーズでなく、特にPCを持たない従業員との社内コミュニケーションが希薄な状況でした。また短期アルバイトなどスポットで来る人員への教育・対応負荷を低減する必要性もありました。
従業員全員への情報周知のために、デジタルサイネージを倉庫、休憩室、食堂、エントランスに設置し、重要な情報をデジタルサイネージで全拠点の従業員に発信しました。
また従業員教育においては、人が行っていた作業説明を、デジタルサイネージを使った動画視聴に変更しました。
結果、現場のコミュニケーションの活性化を実現。PCを持たない従業員にも円滑な情報伝達や、社長の朝礼の挨拶を遠隔拠点に配信できるようになり、タイムリーな情報提供が可能となりました。本部からの伝達事項のほか、取り扱い商品の情報も配信することで、従業員の仕事へのモチベーションも向上されています。
また社員が行う従業員教育のツールとして、デジタルサイネージで動画を流すことで、説明業務の負荷が軽減しました。
デジタルサイネージを導入した物流現場では、他にもさまざまな効果が生まれています。
デジタルサイネージは、物流現場における情報伝達のコミュニケーション課題を全面的に解決に向かわせることができます。すでに複数の現場でデジタルサイネージ導入の成果が現れています。もし物流現場においてデジタルサイネージの導入をご検討されている場合には、ぜひ、リコーにご相談ください。
デジタルサイネージの特長や活用目的、実際に導入されたお客様の声などをわかりやすくまとめた“デジタルサイネージ まるわかりガイド”をご用意いたしました。
ぜひご一読ください!
デジタルサイネージとは
コンテンツ配信の3つのパターン
4つの活用法
業種・業態別活用例
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