介護施設や福祉施設では、近年、デジタルサイネージが導入され、患者さんや入居者の方への情報発信に活用されています。そこで今回は、施設内のどのような場所で、どのようなコンテンツを配信しているのか、またどのような導入効果を得られているのか、具体的な例をご紹介します。
介護・福祉施設では、患者さんや入居者の方への情報発信において、課題を感じているケースは少なくありません。よくあるお悩みには、次のことがあります。
このような課題を抱えている介護・福祉施設は様々な工夫を行っています。
その課題を解決する方法の1つに、デジタルサイネージの導入があります。
デジタルサイネージとは、ディスプレイやプロジェクターなどの映像表示装置を設置して情報を発信するシステムです。ポスターなどと比べて静止画だけでなく動的なコンテンツも掲示できるほか、遠隔操作でリアルタイムにコンテンツ入れ替えも可能な点に特長があります。
介護・福祉施設にデジタルサイネージを導入することには、次のようなメリットがあります。
このように施設利用者入居者の利便性や伝達性が向上するほか、コスト削減や業務負荷軽減などの施設にとってのメリットも期待できます。
介護・福祉施設で、実際に、デジタルサイネージが設置されている場所と目的を具体的にご紹介します。
施設のエントランスにデジタルサイネージのディスプレイを設置し、ウェルカムボードとして入院患者さんや入居者さんの家族へメッセージを出し、施設案内やイベントの告知、医療情報などの提供が行われています。
待合室にデジタルサイネージのディスプレイを設置し、健康情報などのお役立ち情報や感染症対策情報、災害情報などを提供している例があります。待ち時間の退屈さやストレス軽減につながるだけでなく、万一の災害発生時には次の適切な行動をとるための判断材料を提供します。
この他、デジタルサイネージを施設の外向きに設置し、外を歩いているお客様向けへの情報発信を行っている事例もあります。またバックヤードに設置すれば、職員への連絡事項の伝達が効率的に行えます。
介護・福祉施設では、さまざまな場所にさまざまな目的でデジタルサイネージが導入されています。そしてご紹介したように、デジタルサイネージ導入により、様々なメリットや効果が期待できます。デジタルサイネージ導入をご検討の場合には、ぜひ多様な店舗や施設での導入実績が豊富なリコーにご相談ください。貴社に最も適した導入方法をご提案させていただきます。
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