デジタルサイネージとは、ディスプレイやプロジェクターなどの映像表示装置を設置して情報を発信するシステムです。ポスターのような掲示物をデジタルに置き換え、さらにデジタルならではの機能を持たせたものといえます。
中学校・高等学校にデジタルサイネージを設置するケースでは、主に次のコンテンツ例があります。
中学校・高等学校では、学生・教職員・来客者向けなど、様々なコンテンツの配信が可能です。またインターネットに接続しているクラウド型であれば、天気やニュースなどの情報から、学校内の行事の情報など、常に新しい情報が手軽に配信できます。生徒の制作物の紹介や、部活動の成果状況も紹介ができ、他生徒の活躍も把握が可能です。
教職員以外にも、生徒自身がコンテンツの作成が可能であり、新しい学びの機会の創出もできます
実際に高等学校でデジタルサイネージを活用している具体例として、学校法人創志学園 専修学校クラーク高等学院 大阪梅田校の事例をご紹介します。
同校は、全国の関連校で学ぶ生徒たちの活躍を、より身近に生徒たちに感じてもらいたいということと、来校者への情報発信を強化したいという課題がありました。そして教員に負荷をかけることなく情報更新ができる方法で課題を解決する方法として、クラウド型のデジタルサイネージの導入を決めました。
同校は、全国の関連校で学ぶ生徒たちの活躍を、より身近に生徒たちに感じてもらいたいということと、来校者への情報発信を強化したいという課題がありました。そして教員に負荷をかけることなく情報更新ができる方法で課題を解決する方法として、クラウド型のデジタルサイネージの導入を決めました。
そして特徴的なのは、コンテンツを各教員が担当する分野を作成しアップしているだけでなく、生徒によるオリジナル動画の配信も行っている点です。
導入効果として、関連校の取り組みを含む多様な情報を、タイムリーに遠隔配信できるようになった点が一つ。そして生徒たちの好奇心や学びへの意欲を高める場として廊下を活用できるようになった点、来校者に学校の特長や魅力を大画面で体感してもらえるようになった点などがあります。同時に、生徒によるオリジナルコンテンツの制作は、生徒の成長にも寄与しています。
このように、中学校・高等学校でのデジタルサイネージの活用は多様な効果を生み出すことがわかります。また導入時の一例として、卒業記念品として父母の会などがデジタルサイネージを購入・寄贈するケースもあります。このような機会を活用してみるのも一案です。
中学校・高等学校にデジタルサイネージを導入したことにより、実際に学校側はどのような効果が得られているのかを見ていきましょう。
先述の事例の効果にもあったように、デジタルサイネージで情報発信を行うことで、よりインパクトを持って生徒たちに必要な情報を伝えられます。それは学びへの意欲を高めることにもなりますし、他生徒の活躍に触れることで自己啓発にもつながるでしょう。
デジタルサイネージのコンテンツ作成と配信作業は、従来の紙によるポスター作成と比べ、工数削減が期待できます。ポスターは作成して印刷し、貼り替えるといった手間がかかりますが、デジタルサイネージであれば、使い慣れたPowerPoint®などのツールでデジタルデータのコンテンツを作成すれば、遠隔で簡単にコンテンツ差し替え配信が可能です。
学校説明会の際に校内にデジタルサイネージを設置し、必要な情報を配信するという活用方法もあります。その際、動画などを通じて紙やポスターなどと比べて伝えられる情報の量が格段に増えるメリットがあります。
デジタルサイネージの特長や活用目的、実際に導入されたお客様の声などをわかりやすくまとめた“デジタルサイネージ まるわかりガイド”をご用意いたしました。
ぜひご一読ください!
デジタルサイネージとは
コンテンツ配信の3つのパターン
4つの活用法
業種・業態別活用例
リコーのデジタルサイネージのご紹介
(特長、導入に必要なもの、コンテンツ配信の流れ、機能紹介)
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