美容室におけるデジタルサイネージの活用術

最近では、美容室へのデジタルサイネージの導入が進んでいます。その活用用途や目的、効果はどのようになっているのでしょうか。
今回は、美容室におけるデジタルサイネージの活用術を事例とともにご紹介します。また、その導入効果も合わせて考察します。

美容室におけるデジタルサイネージの活用用途

美容室でのデジタルサイネージを活用した事例

美容室にデジタルサイネージを導入する際には、さまざまな用途があることをご紹介しました。実際にデジタルサイネージを導入して多くの効果が得られた事例をご紹介します。

「美容室 ゼロ」は、以前からサイネージタブレットを導入していましたが、決まったコンテンツしか配信できないという課題があったため、インターネットにつながるクラウド型のデジタルサイネージへ切り替えることにしました。

店内の各席に10インチサイズの電子POPを設置し、美容講座やネイル講習、自社商品紹介などのプロモーションコンテンツを配信することにしました。以前とは異なり、店舗別・時間帯別にオリジナルコンテンツのきめ細かな配信ができるようになりました。

さらに待ち時間にコンテンツを視聴してもらえるほか、スタッフとの会話のきっかけにもつながり、顧客接点ツールとしての効果も得られています。

この事例では、店内設置の例でしたが、これに加えて屋外向けのディスプレイを設置することで、集客への貢献も可能となります。美容室は競合店舗も多く、また看板や店舗外観も似ているため、差別化を図ることがむずかしいとされていますが、デジタルサイネージを設置することで注意を引き付け、差別化を図ることが可能です。

デジタルサイネージ導入後の効果

デジタルサイネージを導入した美容室は、さまざまな効果が期待できます。例えば次のような効果があります。

●オリジナルコンテンツ配信で効果的なプロモーションが実現

デジタルサイネージでオリジナルのコンテンツを配信することで、より効果的なプロモーションの訴求が実現し、売上増加への貢献が期待できます。
デジタルサイネージは情報量の多い動画配信も可能であるほか、デジタルサイネージをレジ前や席のテーブルに設置すると、サロン専売品やサービス内容をアピールできるため、売上向上につながりやすいと言えます。

●顧客とのコミュニケーションのきっかけになる

美容室では施術中のスタッフとの会話に困るという顧客の声を聞くことがありますが、デジタルサイネージが目の前にあれば、会話の種にもなり得ます。

●顧客が待ち時間を快適に過ごすことができる

美容室で、顧客は施術中にパーマなどの浸透を待つ時間などに退屈してしまいがちですが、デジタルサイネージで興味深い商品やサービス、広告、ニュースなどを配信することで、顧客が待ち時間を快適に過ごすことができます。

【関連情報】

消費者コミュニケーションに最適なデジタルサイネージとは

まとめ

美容室にデジタルサイネージを設置する方法や用途は多様です。そして、多数の効果やメリットが期待できます。

リコーのクラウド型デジタルサイネージは、設置や運用が簡単かつローコストで実施できる点が特徴です。詳細についてはぜひサービスページをご覧ください。