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社員食堂でデジタルサイネージを効果的に活用する方法とは?
事例もご紹介!

いま、多くの企業が、主に社内向けの情報発信ツールとしてデジタルサイネージを導入しています。その中でも、社員食堂に設置し、社員に有益な情報を発信することで、多様な効果を得ているケースもあります。そこで今回は、社員食堂でデジタルサイネージを効果的に活用する方法を事例とともにご紹介します。

社員食堂でデジタルサイネージを活用する用途とは?

デジタルサイネージとは、駅や店舗、オフィスなど、屋内外にディスプレイやプロジェクターなどの映像表示装置を設置して情報を発信するシステムです。

企業内のエントランスやエレベーターホールなどにも導入が進んでいますが、設置場所の一つに社員食堂があります。社員食堂の入口や内部に設置し、利用する社員向けに有益な情報を配信しています。

●社員食堂の配信コンテンツ例

・社員食堂の入口に日替わりメニューを配信

「今日のランチメニュー」などその日のメニューを配信することで利用者を惹きつけます。

・販売状況をリアルタイムで配信

食堂メニューのうち、すでに売り切れているメニューを告知することで利用者の利便性を図ります。

・社員へ周知が必要な社内情報の発信

社員食堂内に設置したサイネージに、全社員へ周知したいトップメッセージなどの情報を配信します。

・社内のクラブ活動情報

社員が参加するクラブ活動に関する試合結果や表彰の様子などを周知します。

・天気やニュース、占い等のくつろぎのコンテンツ

食事をしながら気軽に確認でき、くつろげるコンテンツを配信します。

・クイズや健康に関する情報などのオリジナルコンテンツ

クイズなど楽しみながら視聴できるコンテンツを配信します。

【関連コラム】
デジタルサイネージのコンテンツとは

画像:リコー食堂 画像:クラブのイメージ画像

社員食堂にデジタルサイネージを導入するメリット・見込める効果

企業が社員食堂にデジタルサイネージを導入するメリットや見込める効果をご紹介します。

・利用者も多く、一定時間滞留する場所であるため情報発信に最適

社員食堂は多くの社員が利用します。サイネージの設置場所が食堂の入口であれば、メニューを選んでいるときや並んでいるときに一定時間滞留しますし、席の近くであれば食事中に一定時間滞留します。そのため、社員食堂はサイネージによる情報発信に最適な場所といえます。

・混雑時でも訴求力の高い情報発信が可能

食堂が混雑しているときでも、比較的大きなディスプレイや天井から吊り下げるタイプのディスプレイであれば、広範囲に訴求力の高い情報発信が可能になります。場合によっては混雑緩和にも貢献できるでしょう。

画像:リコー食堂

・リラックスにつながる

食事をしながらくつろぎのコンテンツを流すことで、仕事の息抜きにつながります。小休憩をはさむことで生産性が向上するという考えのもとで積極的に社員にリラックスできる場所の提供をする企業も出てきています。その際に社員食堂でのデジタルサイネージ導入は有効と言えます。

・社内コミュニケーションの促進

クラブ活動やレクリエーション情報などを発信することで、共通の話題が生まれ、社内コミュニケーションの促進も期待できます。

・食品サンプルが不要になる

写真付きメニューをサイネージで発信することで、従来のような入口に設置する食品サンプルの用意が不要となり、コスト削減が期待できます。

社員食堂のデジタルサイネージ導入事例

実際にデジタルサイネージを社員食堂に導入したことで課題を解決した企業の事例をご紹介します。

1. 二輪車などの製造会社の事例

●課題

二輪車やパワープロダクツの各種部品の生産加工から完成車組立まで一貫して行っている本田技研工業株式会社 熊本製作所は、広大な工場の隅々まで効率的に情報を届ける方法やニューノーマル時代に合わせたコミュニケーションを活性化する方法を模索していました。

●デジタルサイネージ設置状況

広大な生産拠点の隅々まで情報を届けるためにデジタルサイネージを導入。休憩所を中心に2カ所ある食堂など、計43台設置しました。食堂には入口と内部に設置しています。

●配信コンテンツ

健康促進、レクリエーション活動、部活動、食堂メニュー、ニュースや天気予報を配信しています。

●導入効果

導入後のアンケート結果によれば、工場内の交流が深まったと多くの従業員が回答し、社内コミュニケーション活性化の効果が出ました。

【導入事例】
本田技研工業株式会社 熊本製作所 様

画像:実際の設置画像のイメージ1 画像:実際の設置画像のイメージ2

2. 動物用医薬品メーカーの事例

●課題

動物用医薬品の研究開発・製造・輸入・販売を一貫して行っている日本全薬工業株式会社は、全社的なコミュニケーションの活性化、本社からの遠隔配信、社内報やイントラネットとの相乗効果が期待できるツールの必要性などの課題がありました。

●デジタルサイネージ設置状況

社内向けの情報発信ツールとして、全国8拠点、合計16台を社員食堂などの社員がアクセスしやすい場所に導入。本社のPCから一括管理して運用しています。

●配信コンテンツ

事業所からのお知らせや、イベント情報を配信したほか、デジタルサイネージと連動させたフォトコンテストを実施しました。

●導入効果

本社・拠点間の情報交流に加え、全国に広がる拠点間の横のつながりも生まれ、全社的なコミュニケーション活性化につながりました。また動画コンテンツにより訴求力を高めることにも成功しました。

【導入事例】
日本全薬工業株式会社 様

画像:実際の設置画像のイメージ3 画像:実際の設置画像のイメージ4

まとめ

社員食堂にデジタルサイネージを設置することで、多くの社員に広く情報発信することができます。そのことにより、ただの情報周知だけでない、社内コミュニケーション活性化などの効果も生まれています。

今回ご紹介した2つの事例は、どちらもリコーのデジタルサイネージの導入事例です。

システム構築などの手間がなくスピーディーかつ容易に導入できるほか、操作が簡単であるため、運用もスムーズと好評です。また、社員食堂にも向いている天気予報やニュースといったデイリーコンテンツが充実しているのも特徴です。社員食堂をはじめとした社内へのデジタルサイネージ導入をお考えの場合には、ぜひお気軽にご相談ください。

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