近年、建設現場や工事現場でデジタルサイネージの導入が進んでいます。
デジタルサイネージとは、電子看板のことで、ディスプレイを各所に設置し、様々な情報コンテンツを流すことができます。従来は事前に用意したコンテンツを繰り返し流すだけでしたが、近年は、インターネットにつながるデジタルサイネージが主流となり、遠隔からタイムリーな情報コンテンツを提供することができるようになりました。
情報コンテンツには、屋外の現場にとっても重要な天気予報などのほか、従業員などのバックヤード設置の場合は、重要事項や災害情報などの必要事項の情報伝達などに活用されています。
デジタルサイネージは、各設置場所に応じて様々なコンテンツを提供することで、見る人に効果的に情報伝達や訴求を行うことが可能です。
特に広い建設現場や工事現場においては、LEDビジョン等を利用して掲出し、遠くからでも見えるよう、また集合する朝礼や終礼時における現場スタッフへの情報共有といった様々な用途で利用されています。
また建設現場や工事現場では、屋外設置となるため、屋外用の防塵防水対応のデジタルサイネージを設置するケースも多いです。
建設現場では、どのような用途でデジタルサイネージが導入されているのかをご紹介します。
建設・工事現場事務所においては、従業員に対して、様々な情報提供が行われています。
朝礼や終礼時に、デジタルサイネージを見ながらで号令を行ったり、当日必要な情報提供を行ったり、ラジオ体操を流すなどして一斉に従業員がラジオ体操をその場で行うといったことも行われています。
建設現場では安全第一であることから、安全啓蒙は常に重要視されます。夏場は熱中症予防のための情報コンテンツを流したり、天気予報を流したりすることもあります。
これから作業を始める工事の図面情報や作業工程を画面共有することも行われています。
地震や自然災害などが生じた際、どのように避難すべきか、などの対応方法や、震度や気象情報などの防災/災害情報コンテンツの提供も行われています。
従業員だけでなく、近隣住民に対して、工事の理解を得る手段として仮囲いへのデジタルサイネージ設置を行い、通行人に対しての情報提供も行われています。
現在行われている工事はいつまでかかるのか、またどのような建築物ができ上がるのかは、近隣住民の大きな関心事です。工事スケジュール・完成イメージの表示により、有意義な情報提供が可能になります。
従業員だけでなく、近隣住民に対しても、熱中症・防災/災害情報コンテンツを提供するケースもあります。
建設現場でデジタルサイネージを活用することは、様々なメリットがあります。主なメリットをご紹介します。
デジタルサイネージで動きのある情報コンテンツを流すことで、紙のポスターや掲示板などよりもはるかにインパクトを与えることができます。それにより、紙で伝える情報よりも伝わりやすくなったり、印象に残りやすくなったり、より多くの情報を伝えることができたりします。特に安全面が重要視される建設現場や工事現場では、デジタルサイネージを活用した情報の伝わりやすさは重要なメリットといえます。
デジタルサイネージは、クラウド型であれば遠隔からリアルタイムで情報コンテンツを流すことも可能であるため、本社勤務者や高齢技術伝承者などの建設現場への臨場ができない場合にも、指示や情報共有を可能とします。
また、新型コロナウイルス感染症などの感染リスクが気になる昨今において、関係者が建設現場や工事現場に集まることでの感染症リスクも軽減することができます。
デジタルサイネージを利用することで、結果的に、遠隔から臨機応変に情報提供ができるようになり、生産性向上につながります。
近隣住民から建設工事の騒音クレームなどが生じることもある中で、仮囲い設置のデジタルサイネージで情報提供することは、理解を得られやすくなるでしょう。
デジタルサイネージの特長や活用目的、実際に導入されたお客様の声などをわかりやすくまとめた“デジタルサイネージ まるわかりガイド”をご用意いたしました。
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デジタルサイネージとは
コンテンツ配信の3つのパターン
4つの活用法
業種・業態別活用例
リコーのデジタルサイネージのご紹介
(特長、導入に必要なもの、コンテンツ配信の流れ、機能紹介)
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