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現在地

製造業のデジタル化を実現する リコーの強み

製造業が直面する「デジタル化」に関する現状と課題

~不確実性の高い時代を生き残るために~

昨今の様々な社会環境の変化から、テレワークや在宅勤務などの働き方改革が進み、設計・製造現場の状況も様変わりしています。 このような中、AIやIoTの活用といった従来の製造改革のコンセプトから、「製造業のDX」、「デジタルマニュファクチュアリング」、「デジタルトランスフォーメーション」といったキーワードに代表される、新たな取り組みが求められています。

リコージャパンでは、これまで多くの製造業の皆様が直面している現状と課題を伺ってきました。 その中で、「人材育成」、「自動化・省人化」などの従来課題はもちろん、昨今では特に、『製造現場のデジタル化の遅れ』について多くの製造業の皆様が問題意識を持っており、「デジタル化により事業を成長させる必要性」を強く認識していることが分かりました。

製造現場のみなさまの持つ
問題・課題

画像:製造現場のみなさまの持つ 問題・課題

生産現場の“プロ” が課題解決につながる提案を

今従来よりリコージャパンでは、自らが製造業として課題解決した実践事例を元に、自社開発した、無人搬送車(AGV)や生産工程の可視化ソフト(ALR)等を製造業のお客様に提供してきました。

昨今の「製造業のデジタル化の必要性」が高まっている背景から、この度、新たに中小製造業のお客様に製造現場のデジタル化を促進するサービスとして、リコーの設計生産従事者が直接お客様先に赴き、現場の問題点を聞き出し、課題解決につながる提案を行います。

これにより、お客様毎の個々のニーズに対し、お客様の目線での課題共有から効果的な課題解決提案を行います。

リコー社内実践事例はこちら
画像:製造業のDX事例集画像:製造業のDX事例集

リコーが取り組む「製造現場のデジタルものづくり」とは

~製造業のDX(デジタルマニュファクチュアリング)の考え方~

●製造業のDXで何が解決できるのか?

私たちリコーは、生産現場/管理/経営のそれぞれの領域で「あたり前となっている日常」を、デジタルの力で変革できると考えています。
かつてないスピードで進展しているデジタル技術の活用で、あたり前の日常を変革するための可能性と、
現在のコロナ禍の中で製造業へ求められる、働き方改革などの劇的な社会環境の変化を「私たち製造業が成長する機会」ととらえ、自らが生産・製造業務の改革を実践してきました。

これまでの日常 これからの日常
経営層 これまでの日常
  • 国内外の生産拠点それぞれに、各種生産状況の情報を聞いている
  • 過去の実績レポートを見て各部門への指示や意思決定を行っている
これからの日常 リアルタイムで連携される各種データをももとに、迅速な意思決定が可能
管理層 これまでの日常
  • 工場スタッフは、ライン毎に生産状況の情報を聞いている
  • 工場間や遠隔地からのサポートは出張・現地入りして対応している
これからの日常 リモートワークが定常化し、リアルタイムのモニタリングや遠隔管理で社員の働き方を大きく変革
現場層 これまでの日常
  • 生産現場に管理・監督署を複数配置して、日々の生産状況の把握や現場で様々な情報を取っている。
これからの日常 無人生産エリアや人とロボットの協働生産により、現場の省人化

製造現場のデジタル化は、
あたり前の日常を変革するチャンス!

●リコーが目指すデジタルものづくりの姿

リコーの製造業のDXの目指す姿とは、製造現場改革に必要な取るべきデータを、①デジタル技術を駆使して取得する ②それを蓄積する ③更にこれを分析して、新たな取り組みに活用することです。データの利活用を実現させ、現場とオフィスの生産性と働き方を変革し、新たな付加価値を創出していく。これがリコーの製造業のDXの考え方と目指す方向性になります。

画像:リコーが目指すデジタルものづくりの姿

●デジタルものづくりを実践するためのポイント

私たちは製造業のDXを加速するために生産プロセス変革の対象領域と対象業務を体系的に整理して進めています。 QCDを切り口に、SCM軸の生産領域を分割し、各領域で具体的な業務プロセスまで落とし込んだ共通モデル業務を設定して定着化を図っています。
また共通モデル業務から各種のデバイス・システムで収集したプロセスデータを、経営/管理/現場の3階層ごとにQCD視点での可視化を実現させて そのKPIを統合した形で見せる化を実現させています。

領域

製造業のDXを加速化する為のQCDを切り口にした生産領域

モデル業務

各領域において、具体的な業務プロセスまで落とし込んだ共通モデル業務

3階層

共通モデル業務から収集したプロセスデータを、経営・管理・現場の3階層ごとにQCD視点で可視化

画像:デジタルものづくりを実践するためのポイント

デジタルモノづくりの最先端生産施設 RMC

リコーグループは、2020年6月、中国広東省にデジタルものづくりの最先端工場『RICOH Manufacturing China RMC』を立ち上げました。

ここでは次世代の製造業のDXを推進する場として更に進化したデジタル化の実践をしております。

取り組み例

取り組みテーマ

安全巡視報告業務をらくらくKAIZEN!

ヒューマンエラーの発生を画像認識でKAIZEN!

成果

安全巡視結果登録作業:180分⇒10分
改善スピードの向上(指摘から改善確認) :1か月⇒1週間

画像認識技術によるヒューマンエラー検知
検査時間の短縮:202秒/台⇒146秒/台

※リコージャパン調べ

リコージャパンからの
ご提案

製造メーカーであるリコーグループで実践してきた製造現場のデジタル化と その実践事例・活用ノウハウをご提供してまいります。

設計・生産の現場で課題をお持ちのお客様におかれましては、リコーの設計・生産従事者自らが直接皆様の現場に伺い、お客様と同じ目線で、問題把握から課題解決のお手伝いをさせて頂きますので
是非共皆様の現状と課題をお聞かせください。