リコーの共通基盤技術

複合機開発で培った強い技術力で、製造業の課題を解決します

複合機の開発をきっかけに長年培ってきたリコーの共通基盤技術は、リコーグループの商品の競争力・魅力の源泉となる商品技術を支える重要な技術です。先端技術研究所 共通基盤センターでは、5つの技術(シミュレーション技術、材料分析技術、エレキ設計技術、解析(計測・可視化)技術、制御・最適化技術)をコア技術と定めて強化しています。これらを、リコーグループの商品開発や現場改善のプロセスに取り込み、開発や生産の効率化と品質向上を図っています。

リコーグループの商品技術

  • 電子写真
  • インクジェット
  • 材料
  • ICT
  • 精密加工
  • 半導体
  • 光学
  • 画像処理

5つのコア技術(共通基盤技術)

  • シミュレーション
  • 材料分析
  • エレキ設計技術
  • 解析(計測・可視化)
  • 制御・最適化

5つのコア技術

リコーグループのものづくりを支える5つのコア技術をご紹介します。
商品設計や設計評価の効率化、トナーやインク材料のナノレベルの分析、電子デバイス設計の最適化などを可能にし、
開発のスピードアップやコストダウン、品質向上を実現しています。

シミュレーション技術

モノを実際に作る前に、設計したものが目的通り機能するかを事前に評価する技術です。コンピューター上で模擬実験を行うことで不具合や設計手戻りを未然に防ぎ、設計開発費の低減を実現しています。リコーの開発現場では欠かせない技術のひとつです。

材料分析技術

製品中の材料の分布をナノレベルで観察したり、製品に含まれる微量な成分の量を測定することができる技術です。
材料の機能発現メカニズムの解明や材料に関連する不具合の原因解明の手掛かりとなる情報を得ることが可能です。

エレキ設計技術

機械を狙い通りに動かすために必要なLSIやプリント基板などの電子デバイスを設計する技術です。リコーグループのさまざま商品に搭載されるFPGAやASICの開発を支援するだけでなく、シミュレーション環境や協調設計など、開発効率を向上させる環境も整備しています。

解析(計測・可視化)技術

人の目ではとらえられない、インクの高速な動きや機械の微細な振動などミクロな動きを把握したり、超音波やX線による内部の構造を可視化できる技術です。印刷された画像の不具合の原因を突き止めたり、部品の劣化予測などに使われています。

制御・最適化技術

モノの動きを精密にコントロール・最適化し、商品や生産工程の品質を安定化する技術です。複雑な化学反応プロセスによるトナー生産や、高精度が要求される機械動作や画像の濃度、部品の組立ロボットなどを自動制御し、安定的な稼働や生産の効率化を実現しています。

私たちができること

社内での実践を通じて蓄積してきた技術・ノウハウの中で、製造業のお客様の課題解決にお役立ちできそうなものを選び、ご紹介いたします。
まずは現場の困り事をお伺いし、課題解決につながるご提案をいたしますので、
具体的なソリューションがイメージできない場合でも、お気軽にお問い合わせください。

シミュレーション技術

材料分析技術

エレキ設計技術

お問い合わせ

製造業の現場での困り事をお伺いし、課題解決につながるご提案をいたします。
お気軽にお問い合わせください。

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