高輝度(1500~2500カンデラ)のタッチパネル式屋外設置デジタルサイネージです。防塵防水対応の筐体にディスプレイが組み込まれています。筐体内の温度を維持するために、ファンやヒーターで自動調整できるものがよいです。タッチされていない時でも情報発信としての役割があるため、40インチ以上が望ましいです。外部からの衝撃でディスプレイが破損しないように強化ガラスになっていると安心です。
屋内に設置の場合でも窓ガラス越しに屋外へ向けて設置する場合は、外光が入ってくるため最低700カンデラが必要となります。直射日光が当たる場所では2500カンデラぐらいで熱対策がされているディスプレイを選定することが望ましいです。ガラスとディスプレイの間に熱がこもらないように近づけて設置します。ケーシングで固定して取り付ける場合には、メンテナンス時にディスプレイの取り外しができるように設置する必要があります。STB等の機器はディスプレイの裏に収納できるようにコンパクトなモノにするとメンテナンス時の対応が行いやすくなります。
32インチ~86インチ、高輝度(1500~2500カンデラ)のディスプレイが目安です。防塵防水対応の筐体にディスプレイが組み込まれています。筐体内の温度を維持するためにファンやヒーターで自動調整できるものを選定することがポイントとなります。外部からの衝撃でディスプレイが破損しないように強化ガラスになっていると安心です。
120インチ以上の大型サイズの屋外デジタルサイネージです。価格や品質面でLEDディスプレイが有効です。屋外用のLEDディスプレイは5000カンデラ以上となり、外の明るい場所でもしっかりと見せることができます。どれだけ離れた場所から見るかによってピッチ(画像の細かさ)が変わってきます。例えば、10メートル離れた場所であれば10ミリメートル、4メートル離れた場所であれば3.9ミリメートル以下といった選定となります。設置する壁の強度が十分か事前に確認が必要です。また、映像コントローラーやSTBなどの周辺機器の格納方法を検討しておく必要があります。日中と夜とで明るさが自動で調整されることが望ましいです。
オフィスの受付にデジタルサイネージを設置する企業が増えています。それにはどのような意図があるのでしょうか。主な理由をご紹介します。
デジタルサイネージは、電子看板とも呼ばれ、液晶ディスプレイやLEDモニターでコンテンツを表示して、商品の認知を高めたり、店舗への集客を増進させるといった目的などに使われています。 屋外用デジタルサイネージは、店舗の前や施設の軒下、 屋外壁面、工事現場やバス停・タクシー乗り場などに設置が広がっています。屋外にデジタルサイネージを設置するメリットはどこにあるのでしょうか。
店舗や施設が屋外にデジタルサイネージを設置し、通りかかった見込み客に対してメリットのある情報を掲出すれば、集客につながります
屋外では看板やポスター、建物の色や柄、装飾など、目につくものはさまざまです。その中で、デジタルサイネージは動画で情報を訴求できるため、屋外でも目を引きます。従来の看板やポスターと比べて視認性が高いため、情報を見てもらいやすいメリットがあります。
デジタルサイネージはもともと情報更新が容易というメリットがありますが、屋外では特に重宝します。従来の看板やポスターは、掲出にわざわざ屋外に出向いての作業が必要になり、作業員が風雨にさらされることもあります。また、遠方であれば情報更新のたびに、貼り直しにわざわざ出かける必要があります。複数、掲出場所があれば手間と時間を要します。
その点、デジタルサイネージであれば遠隔のPCから更新ができるので、わざわざその場に出向く必要はありません。複数設置場所があっても、情報内容が同じであれば一括で更新もできます。
屋外用のデジタルサイネージと、屋内用のデジタルサイネージとでは機材にどのような違いがあるのでしょうか。その違いを具体的に見ていきましょう。
屋外用デジタルサイネージは、雨やちりにさらされるため、防水・防塵機能を備えています。例えば、ディスプレイが強化ガラスでケーシングされているだけでなく、STB(セットトップボックス)という、ディスプレイにコンテンツを映し出す機器が風雨にさらされないよう、中に収納できるスペースがあるディスプレイが屋外用に適しています。
夏は温度上昇によりディスプレイやSTB(セットトップボックス)の故障が起きる可能性があるため、クーラーやファンヒーター搭載で自動で温度調節できるようなケーシングされたディスプレイを選ぶ必要もあるでしょう。
直射日光にさらされる環境に置く場合、ディスプレイは一定量の画面の明るさが必要となります。画面の明るさを示す「輝度」は、「cd/m2(カンデラ毎平方メートル)」という単位で表されますが、屋内用デジタルサイネージは350~1,500カンデラ毎平方メートルほどである一方、屋外用デジタルサイネージは1,500~3,000カンデラ毎平方メートルほどが一般的です。
デジタルサイネージにはさまざまなタイプがありますが、屋外用デジタルサイネージのコンテンツを更新する場合には、インターネットを通じて遠隔から配信管理のできるクラウド型が便利です。
他に直接USBメモリやDVDプレーヤーのような再生機器をつなげて配信するスタンドアローン型や、パソコン端末からLANを通じて配信するオンプレミス型がありますが、屋外では物理的に実現がむずかしいことがあります。
屋外用デジタルサイネージは、電源をどこから引き、ネットワークにつなげるための環境はどのように準備するのかをよく検討する必要があります。そうした環境に合った機材や一括で依頼できるパートナーを選ぶことがポイントです。
屋外のデジタルサイネージは、さまざまな活用用途があります。主な活用イメージを具体的にご紹介します。
小売店がお買い得の商品などを屋外設置のデジタルサイネージにコンテンツ配信することで、通りかかった見込み客の集客につながります。
例えば駅や空港などではバス乗り場やタクシー乗り場、周辺の主要な施設などの地図を屋外に掲出することで道案内になります。また、利用者がタッチすることで詳細を確認できるような、タッチサイネージも観光案内の表示などに大変有効です。情報更新も安易に行え、多くの情報を発信できるので看板よりも便利です。 デジタルサイネージに掲出することで道案内になります。また、利用者がタッチすることで詳細を確認できるような、タッチサイネージも観光案内の表示などに大変有効です。情報更新も安易に行え、多くの情報を発信できるので看板よりも便利です。
市民や通行人に対して、必要な情報を啓発することもできます。例えば、マンション・ビルの工事現場で仮囲いの外に工事日程などの案内事項を掲出したり、地域の災害情報の共有や避難場所の案内を配信することで、災害時の素早い対応が可能となり、社会貢献になります。
屋外のデジタルサイネージを選ぶに当たっては、ぜひ次のようなポイントを押さえて導入するのをおすすめします。
先述の通り、屋外デジタルサイネージには、防水・防塵機能や温度への耐久性、明るさ、ネットワークなどさまざまな必要要件があります。その要件をクリアする機材を選ぶことが大前提です。
デジタルサイネージ提供会社のサポート体制もよく確認しておきましょう。手厚いサポートがあれば、設置時や運用時にスムーズです。
デジタルサイネージを設置した後、コンテンツ制作をどのような体制で行っていくのかをあらかじめ検討しておくのをおすすめします。コンテンツ制作が自社で行えない場合には、デジタルサイネージ提供会社に制作を委託する方法もあります。
デジタルサイネージの特長や活用目的、実際に導入されたお客様の声などをわかりやすくまとめた“デジタルサイネージ まるわかりガイド”をご用意いたしました。
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