デジタルサイネージにおける費用には、導入費用と運用費用の2種類があります。
導入費用、運用費用どちらを取ってみても、ポスターやテレビCMよりもコストを抑えることができ、高い効果も期待できます。
導入費用にはディスプレイなどの設備の購入費用と、コンテンツを管理・配信するためのソフトウェアのライセンス費用が含まれます。ディスプレイのサイズや性能、ソフトウェアの種類や規模によって価格が異なります。
クラウド型のデジタルサイネージであれば導入時にはディスプレイとSTB(セットトップボックス)という配信端末とクラウド契約、ネットワーク環境を整えるだけで済むため、導入コストを抑えられます。
また、動画や静止画はテンプレートやコンテンツ制作サービスを利用することで、必要な費用のみで柔軟に作成から運用・管理が可能です。
さらに、電子看板とも言われるデジタルサイネージは、動画を繰り返し再生したり、画像を順番に再生してスライドショーのような見せ方をしたりと、複数のコンテンツを動きを付けて訴求ができるため、視聴者の印象にも残りやすいです。
運用費用には、システムの運用管理やメンテナンス費用などを含みます。導入後も継続して発生する費用であり、初期費用だけでなくランニングコストも考慮する必要があります。
今では、場所や用途に応じて、さまざまなタイプの構成でデジタルサイネージを実現できます。オフィスで情報共有を図るためモニターにSTBを接続するタイプ、店舗の商品棚など省スペースで商品訴求を行うために小型モニター単体で配信機能も合わせ持つもの、商業施設や宿泊施設で各種案内を行うためにタッチパネル式で利用者が操作可能なものなどはその一例です。
デジタルサイネージにかかるコストはどのくらいなのでしょうか。その相場をディスプレイ導入コストと運用コストから見ていきましょう。
デジタルサイネージのコストにあたっては、ディスプレイだけでなく、それ以外の機器の価格も合わせて考える必要があります。ディスプレイ、再生機器、管理システムそれぞれの一般的な価格相場範囲は下記となります。
デジタルサイネージの運用コストには、コンテンツ企画・制作費用、メンテナンス費用などがあります。
コンテンツ企画・制作費用については、自社ですべてを用意する場合と、カメラマンや制作会社に依頼する場合とでは大きく異なります。2〜5万円からの場合もあれば、30~50万円からの場合もあります。
この運用コストについては、導入前から検討できていないケースが多いものです。導入前からしっかりと検討し、計画を立てておくと失敗が少なく、スムーズに運用できます。
デジタルサイネージの導入を検討する際、価格だけで選定するのは適切ではありません。なぜなら安価な製品やサービスは初期費用は抑えられますが、長期的に見るとコストが増大する可能性があるからです。
安価なデジタルサイネージの場合、品質や性能が劣る場合があり、映像品質の低下や故障が頻発し、結果的に修理費用や交換費用が発生する可能性があります。また、安価な製品は技術的な進化が遅れている可能性もあり、最新の機能を利用できない場合もあります。
また価格のみで選定すると、導入後のサポートが不十分な場合があります。デジタルサイネージは、導入後も適切なメンテナンスなどが必要となりますが、安価な製品の場合、サポートが十分でないことが多く、問題が発生した際に迅速に対応できず、ビジネスに支障をきたす可能性があります。
デジタルサイネージの導入を検討する際には、価格だけでなく、品質、性能、導入後のサポートなどを総合的に考慮することが重要です。
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