リコーグループは、新型コロナウイルス感染症という世界的な危機に対し、早期終息に向けた感染拡大の防止を最優先課題と認識しています。人の「命と健康」を守る取り組みに率先して協力することで、企業の社会的責任を果たしていきます。
リコーグループは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うリスクに対し、以下の方針に基づき体制を整備し、必要な対応を遂行しています。
私たちはこれまで生産性向上のためにさまざまな勤務形態を導入し、新しい働き方にチャレンジしてきました。さらに、コロナ禍による社会情勢の大きな変化により、「うつらない」「うつさない」「広げない」を合言葉に、基本的な感染防止策に加え「テレワーク」を効果的に活用・実践することで、感染リスクに対応しています。
また、社内だけではなく、お客様にも「テレワーク」環境をご提案し、お客様とともにデジタルワークプレイスによる新しい働き方を積極的に行っていきます。
従業員の働く環境 |
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営業の対応 |
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カスタマー エンジニアの対応 |
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新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言時には、出社抑制により訪問による営業活動が思うようにできなくなりました。どうしたらお客様訪問をせずに対話ができるかを検討し、オンライン商談やオンラインセミナーによるお客様との非対面の働き方を行っています。また、受発注業務や請求業務を担当する社員は、どうしたら出社しなくても業務処理がスムーズにできるか考え、業務の自動化、省人化に取り組みました。リコージャパンのさまざまな勤務形態は、こうした社員の新しい働き方を下支えしています。(詳細はこちら)
2020年11月に開催した「RICOH Value Presentation Online 2020」では、「デジタルを活用したニューノーマル時代の働き方」をテーマに、リコーグループ各社の社内実践を交えながら、企業の経営課題や業務課題を解決するためのヒントを伝える完全オンラインイベントを開催しました。私たちのワークスタイル変革へのチャレンジをお客様に体感していただく空間、LiveOffice「ViCreA(Value innovation Creative Area)」では、全国各地で社内実践事例を紹介しています。自ら実践した内容だからこそ、成功事例はもちろんのこと、失敗談も含めた生のノウハウをお客様に自信を持って伝えることが可能です。コロナ禍でお越しいただけないお客様のために、オンライン見学による新しい働き方の社内実践事例の紹介も実施しています。
テレワークに取り組む中小企業を支援するために、リコージャパンは自宅から会社のデータに安全にアクセスし、印刷も行えるVPN(Virtual Private Network)環境を簡単・手軽に構築できる月額定額制パッケージ商品の販売を開始しました。受発注書や見積書、請求書の処理など大量の紙を印刷する業務のために出社せざるを得ないケースが多く存在していますが、紙の印刷が必須の業務の方にも会社と同じセキュアなネットワーク環境で在宅勤務を行っていただくことができる商品です。また、電子契約連携で、ドキュメントの電子化から文書保管・廃棄までをトータルに継続提供し、紙の契約書と電子契約の融合した一元管理が可能となります。
現地に行って直接現場を見る、人と会うということが困難な状況で、「THETA 360.biz」※はすべての空間を360度の写真・動画で伝えることができます。ビジネスシーンでは不動産物件・建築現場・観光地・宿泊施設・自動車内装・店舗内装など、PRから記録・情報共有が必要な場面で活用されています。オフィスやホーム、介護施設でも「はたらく場所」を問わずデジタルでつなぐ、ニューノーマル時代の「遠隔コミュニケーションツール」を提案しています。