バータイプディスプレイとは、アスペクト比「16:9」である標準的な業務用ディスプレイのハーフサイズ、3分の1サイズ、10分の1サイズ(シェルフ型ディスプレイ)などのバータイプのディスプレイを指します。
いわゆる横長のディスプレイで、一般家庭ではほとんど使われておらず、小売店やショッピングモールなどの商業施設や、駅の頭上に掲出されているのを見かけることがあるでしょう。
その横長の形状を活かして、バータイプディスプレイは、現在、さまざまな用途で利用されています。
バータイプディスプレイは、通常のディスプレイとどのように違うのでしょうか。
一般的に普及しているディスプレイの縦横比は「4:3」と「16:9」の2種類です。
「4:3」は標準サイズ、「16:9」はワイドサイズなどと呼ばれています。現在の家庭用パソコンのディスプレイは「16:9」が多くなっており、業務用の映像を流したり、デジタルサイネージ用に使用されたりするディスプレイも、同様に「16:9」が多い状況です。
それと比べると、バータイプディスプレイはハーフサイズ、3分の1サイズ、10分の1サイズなど、横に細く長いことがわかるでしょう。
縦横比によって、画面の大きさや与える印象は大きく変わるものです。
また、バータイプディスプレイはディスプレイの高さが低いので、業務用に利用する場合、狭い空間でも吊り下げて設置するなど、効果的にディスプレイを掲出することができます。天井が低い空間や商品棚にも設置でき、インパクトのある訴求を行うことができます。
ディスプレイによっては、横置き・縦置き設置のどちらの方向にも対応できるので、設置環境や表示内容に合わせて設置することができます。
実際に、バータイプディスプレイは、業務用途でどのように活用されているのでしょうか。ここでは3つの活用例をご紹介します。
食品専門店やアパレル店舗など、あらゆる小売店でバータイプディスプレイが活用されています。レジの上部に設置すると、来店客に必要な情報を流し、販売促進を行うことが可能です。また、バータイプディスプレイの中でも特に細長いシェルフ型ディスプレイを商品棚に設置すると、商品情報を効果的に訴求することができ、来店客の購買意欲向上に繋がります。商品棚の上から下までバータイプディスプレイを横長で複数枚連続で設置し、一つの映像を分割して流すことも可能であるため、商品棚全体としてインパクトのある訴求も可能です。
ショッピングモールなどの大型商業施設などでは、入口の受付上や、エレベーターホールの上部などにバータイプディスプレイを掲出することで、場所をとらず、スマートに情報発信が可能になります。横長なので小ぶりのディスプレイよりも目に留まりやすいところもあります。小売店同様に、来店客に対して販促効果や施設内回遊効果も期待できます。
駅では、行きかう利用客に対して、駅の天井近くにバータイプディスプレイを吊り下げ、デジタルサイネージとして活用し、広告を流したり、駅からのお知らせ等を伝えたりすることで、効果的に情報発信が行えます。複数のバータイプディスプレイを連続で配置することで、より視認性がアップし、目に留まりやすくなります。
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