組み立て工程において部品の組付けミスや、チェック工程では目視チェック漏れが発生していました。
また、少子高齢化に伴い省力・自動化技術を導入して、生産性向上を図りたいとの要望がありました。
本事例では、画像認識技術を用いた自動チェックによるヒューマンエラー防止を行うことで、品質/作業効率が向上した事例を紹介いたします。
これまでの課題
SC-10A活用による効果
人の動きが大きいなかでは、比較的習熟が短い方々にも入っていただいて、品質を維持しつつ作業の標準化を図る必要があります。
そうなると経験や記憶だけに頼って製造していくことはできないので、不良の原因となる作業ミスを減らし人に依存しない仕組みを作る必要がありました。
自動判定できるリコーの作業支援カメラシステムを使用して製品品質の維持を進めています。
これまでは作業者にチェックシートを書いていただいて、品質保証のエビデンスとしていました。
しかし、ミスが発生してしまうこともあり、人をかけてダブルチェック等を行い、多くの工数を割いていたため、トレーサビリティの確立が必要でした。
RICOH SC-10Aは、パターンマッチングにより、類似部品や欠品、作業順序などの組み立て状況を作業途中に自動でチェックしポカヨケを実現。部品のシリアルナンバーや作業時間などの実績や作業結果の画像を記録できるため、作業分析やトレーサビリティーにも活用できます。
■ 画像認識で作業ミスを防止
・間違いやすい部品や組立状態を作業前に画像認識でチェック
・画像認識でOKにならないと次に進めないため、作業ミスを抑止
■ オールインワンで簡単運用
■ 現場のIT化をサポート
・作業の実績を作業途中にリアルタイムで収集
・部品のS/N(シリアルナンバー)、組立状態の画像なども作業と連動して収集
■ 画像認識により、作業状況に間違いがないかチェックしポカミスを防ぐ作業支援カメラシステム
間違いやすい部品や組立状態を作業中に画像認識でチェック
画像認識により、正しい作業と認識しないと次に進めない仕組みで作業途中のミスを防止。
カメラ、画像認識、アプリケーションを内蔵し、PCレスかつ省スペース
オールインワンで簡単運用!すぐに使える。
実績収集による現場のIT化
作業の実績をリアルタイムに収集、作業分析やトレーサビリティに活用。
RICOH SC-10Aは、パターンマッチングにより、類似部品や欠品、作業順序などの組み立て状況を作業途中に自動でチェック。部品のシリアルナンバーや作業時間などの実績や作業結果の画像を記録できるため、作業分析やトレーサビリティーにも活用できます。