作業の効率化
デジタル化
手書き業務のデジタル化
~スマート機器活用による手書き業務のデジタル化①~
定期的に発生する安全巡視作業ですが、部署ごとにExcelでチェックシートを作成し、印刷して報告するなど、手間が多くて、作業工数の削減が問題となっていました。本事例では、これまで発生していたこれらの手書き作業をデジタル化し、クラウドで管理することで、安全巡視作業報告におけるムダの削減に成功した改善をご紹介します。
効果
効果1安全巡視作業報告におけるムダを削減

※リコージャパン調べ
- 写真の貼付けや転記作業のムダを低減
- 安全巡視結果の登録作業削減: 180分⇒10分(短縮時間:170分)
効果2現場(GEMBA)での改善対応工数の短縮

※リコージャパン調べ
- 安全巡視結果のリアルタイム通知により、改善対応スピードが向上
- 改善指摘から改善完了確認までの期間短縮:1か月⇒1週間
課題
課題1定期的な安全巡視作業報告にかかる作業工数が多く、ムダを削減したい
- 安全巡視作業を各部署で1ヵ月毎に実施しており、部署ごとにExcelでチェックシートを作成し、印刷して報告していました。
- また、巡視作業報告は、チェックシートによる手描き内容と、カメラでの撮影画像をExcelに貼り付けて報告書としていました。
- これらの、安全巡視作業および報告は必要な定期作業だが、作業工数がかさんでいいた。
課題2作業報告に基づく、現場(GEMBA)での改善対応工数を低減したい
- 安全巡視作業後に指摘された箇所の是正を行い、その後、是正内容(指摘番号/是正内容詳細/是正後の現場写真)の報告書を作成しているが手間がかかっていた。(1日作業)
- また、巡視作業者は報告後に、再度現場にて是正された箇所を都度確認していました。
課題解決提案
- 部署ごとにバラバラだった報告書のフォーマットを統一する。
- Cloud上に統一報告書フォーマットを置き、安全巡視監視員のメンバーがいつでも最新のデータにアクセス可能とする。
- 安全巡視中に問題(例:整理ができていない)を見つけた場合、その場でスマホ/タブレットで写真を撮影、関係者へ投稿してCloud上にデータを保存する。
- 改善指摘を受けた部署の担当者に自動で指摘内容が通知され、指摘内容をすぐに改善して、その場で改善結果をスマホ/タブレットで撮影、投稿して是正報告を完了する。
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