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デジタル印刷機のしくみ

デジタル印刷機のしくみ

デジタル化で高画質を実現

「ガリ版」印刷に始まった孔版印刷は、今ではデジタル印刷機となって職場や学校で活躍しています。

  • 1.読み取り・画像処理
  • 原稿をセットして、製版スタートキーを押すと、光が原稿をなぞって原稿パターンをドットパターンに変換し、製版部に送ります。
    直接つないだパソコンやワープロからダイレクトに原稿データを送ることもできます。
  • 2.製版
  • マスター(版)のフィルム面は、サーマルヘッドの熱の力によって原稿どおりに穴をあけられ、ドラムに巻き付けられます。
デジタル化で高画質を実現
  • 3.印刷
  • ドラムは、蜂の巣状に穴があけられたステンレスの板(版胴)で、さらにその上からスクリーンと呼ばれる目の細かい布が巻き付けられています。
    ドラムの内側からインクローラーがインクを押し出して、版胴、スクリーンを通過したあと、マスターの原稿パターンに沿って押し出され、原稿パターンを紙に転写します。
3.印刷
  • 4.浸透・乾燥
  • 紙に転写されたインクは繊維に沿って浸透し、前の紙の上に着地するまでに乾燥します。

マスター

薄い和紙の上に熱可塑性樹脂フィルムを張り付けたシートです。リコーのマスターはインク透過の均一化を図り、300dpi、400dpi、600dpiの高画質を実現しました。

インク

オイルに水を乳化させて作ります。ベースとなるオイルに顔料が混ぜられています。
マスターの通過しやすさ、紙への浸透しやすさ、乾燥しやすさというさまざまな特質が必要です。

  • このページの情報は2006年4月現在のものです。