オンラインイベントを企画したいけれど、どうすれば参加者が盛り上がってもらえるかわからない、というお悩みの方は多いのではないでしょうか。
オンラインイベントを企画した経験はあるが参加者の反応が掴みづらかった、あまり盛り上がらなかった、という経験をお持ちの方も多いかと思います。
本記事では、まずオンラインイベントの内容を検討する手順について説明を行い、その後に実際に盛り上がるオンラインイベントを行うポイントを解説していきます。
オンラインイベントの開催を検討されている方はもちろん、既にオンラインイベントを開催したことがある方も是非ご確認ください。
オンラインイベントを企画する手順について説明します。
オンラインイベントを企画する際は第一に、「なぜオンラインイベントを行うのか」目的を社内で整合するようにしましょう。
オンラインイベントを行う目的として例えば以下のようなものが挙げられます。
・総会や表彰式、懇親会など社員同士の結束を強めるイベント
・プレゼン大会など高い教育効果を発揮するイベント
オンラインイベントと言っても、その目的は様々です。開催メンバー間の認識を共通化し、目的に向かって一丸となって進むためにも早期に認識を擦り合わせておきましょう。
目的に沿って、実際のイベントコンテンツについて検討を行います。
参加者側の期待を想定することが重要です。参加者の期待値とかけ離れた企画を行ってしまうと参加率の低下や、当日の離脱を招いてしまいます。
事前に参加対象者に対してアンケート調査を行ったり、過去の類似したイベントのアンケート結果などがあれば参照したりするようにしましょう。
コンテンツ内容が固まったら、配信機材の選定や手配、スタジオの確保、当日の進行スケジュールの調整が必要です。本番前には大きな見落としがないか確認する意味でもリハーサルを行うことをお勧めします。
機材関連やスタジオの確保、当日のスケジュール調整などは不慣れな方も多いと思われます。これらの準備に時間を要してしまうと肝心の配信コンテンツの準備が疎かになってしまう懸念があります。
不安な場合は、配信のプロに外注することも検討しましょう。機材確保や映像配信だけでなく、コンテンツ内容についても過去の実績から有益なアドバイスをもらえる場合もあります。自社のリソースや経験値を考慮して、外部の力を活用することも柔軟に検討しましょう。
次章では、企画したイベントを更に盛り上げ、参加者の方々にもっと参加してもらえるポイントを取り入れてみましょう。
オンラインイベントをより盛り上げていくために必要な要素を紹介します。
開催者から一方的に配信コンテンツを受信するだけのイベントは、参加者にとってどうしても退屈になりやすく、離脱にも繋がりやすいです。参加者からも反応を発信しやすく、開催者側もその反応をリアルタイムに把握しながら進行できることが理想です。
コメント機能などは代表的な機能ですが、その他にもLikeボタンやスタンプ機能など気軽に発信できる仕組みがあることで、参加者からの発信が別の参加者の発信を連鎖的に生み出し、最終的に大きな盛り上がりを形成することが可能です。
オンラインイベントの開催者からは「参加者の反応が分からない」、「視聴者に興味を持ってもらえたか心配」というお悩みの声を多く伺います。双方向でコミュニケーションを取れる仕組みを検討することで、参加者側のエンゲージメントを醸成するだけではなく、開催者側の悩みを解決することにも繋がります。
視聴者が参加しやすい仕掛けを用意しましょう。 配信ツールやコミュニケーションツールの「投票機能」や「Q&A機能」です。投票やQ&Aという形をとることで、高い確率で視聴者が気軽に意思表示してくれるのと同時に、開催者側も視聴者の意見を吸い上げてリアルタイムに把握することが出来ます。
特別感を演出しやすく、視聴者を参加モードのスイッチに切り替えやすい機能です。盛り上がるイベントを検討されたい方は視聴者参加型の機能を是非使ってみてください。
演出によって、盛り上がりを醸成する方法があります。
例えばBGMやテロップ、CGなどの活用が代表的な例です。オンラインイベントの開催に向けて多くの準備が必要な中で、用意することは簡単ではないですが、特別感を演出することが出来ます。
BGMやテロップ、CGなどの内製が難しい方はそういった機能が備わったサービスや外部への委託も視野に入れることで、中身のコンテンツ作りに専念するという方法も取れますのであわせて検討してみましょう。
いかがでしたでしょうか。
盛り上がるオンラインイベントを行うのに必要なポイントを掴んでいただけたかと思います。
本記事で紹介した盛り上がるオンラインイベントのポイントを押さえてより視聴者参加型のオンラインイベントを開催しましょう。
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