お客様導入事例 介護老人福祉施設 十符・風の音(とふ・かぜのね) 様 センサー・カメラの一括チェックで介護業務の負担軽減へ

画像:お客様導入事例 介護老人福祉施設 十符・風の音(とふ・かぜのね) 様

目次

概要と導入事例動画

宮城厚生福祉会様は、宮城県で事業展開を行う社会福祉法人で、介護老人福祉施設「十符・風の音(とふ・かぜのね)」を運営しています。同施設では各種のセンサーやカメラを一括管理できる統合見守りシステム「リコーけあマルシェ」を導入され、利用者の安全性の向上と職員の介護業務の負担軽減を実現しました。「リコーけあマルシェ」の導入と運用について、同会理事の槇 文武様と十符・風の音の國井良子様、糸井 悠様にお話を伺います。

画像:概要と導入事例動画

(再生時間:4:40)
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課題と効果

画像:課題と効果

導入の背景
ICTの活用を必要とする福祉業界

宮城厚生福祉会 行政執行理事 法人本部事務局長の槇 文武様は、福祉業界の現状について次のように説明します。
「少子化・高齢化が進む日本において、福祉業界の重要性や必要性がとても高くなっていると感じています。福祉業界は厳しくてきつい、というイメージもあり、人が集まりにくい分野です。一方で仕事にやりがいを感じて社会貢献をしたい学生もたくさんいます。そのような方々に安心して福祉業界を目指して働ける労働環境と労働軽減のために、ICT活用の必要性を感じています」
ICTの介護での活用や可能性について、槇様は「福祉業界では、労働力の代わりのイメージを持たれることもありますが、ICTは労働者のサポートのために必要で、重要な技術と考えています。ワークライフバランスの点からも、きつい、厳しい、というイメージを払拭するためにはICTが必要です。リコーけあマルシェの導入検討を始めたのは県の補助金制度もありましたが、デモを見て利用者の安全・安心と労働環境の整備に使えそうと考えたのがきっかけです」

画像:社会福祉法人 宮城厚生福祉会 業務執行理事 法人本部 事務局長 槇 文武 様

社会福祉法人 宮城厚生福祉会

業務執行理事
法人本部 事務局長
槇 文武 様

導入の経緯
事故予防と労働環境の改善の両立を目指して

「介護職員は利用者とプロとして接していますが、事故やインシデントの経験を何度もしてきました。実は事故のほとんどが1人の職員が複数人への対応を行い、複数の利用者全員を見られない状況で起きます。全ての利用者を常に見続けるのは難しく、事故の予防を特に重要と考えて、利用者の行動が見られるアセスメント手段としてリコーけあマルシェを選びました」(槇様)
介護業界では各種システムや介護ロボットが数多く先行的に開発され、これらを長年検討してきた槇様は、「一つのシステムや一つのロボットで解決できないのが一番の悩みでした。リコーけあマルシェは、一つのプラットフォームで他社の複数の機器やシステムを管理できて一元化ができます。職員の労働軽減にもつながり、利用者の安全・安心の維持にも非常に役立てられると考えました」

導入の効果
1.記憶や推測だけに頼らない状況把握が必要に

介護老人福祉施設 十符・風の音の介護係長 國井良子様は「家と同様に生活していただくことを大切にしていますが、ショートステイでは職員間の情報共有ができないとうまくいかず、家と同様に過ごせなかったという声や次の利用につながらない難しさがあり、職員にとって緊張感もあります」
導入以前の環境について、國井様は「ナースコールだけでした。利用者のコールや浴室の職員からの応援のコールなどが重なることがあり、どこから行くべきかをその場で判断して対応しました。必要な時に利用者がボタンを押さなかったりボタンを押さずに動いて転倒したり、どこかに行ってしまうような事例も数多くあります」
特に事故発生時に推測や記憶に頼ることへの不安も感じたそうです。「ご家族にとっては送り出した時と同じように帰ってくるのが大前提ですが、転んで骨折してしまったとか受診が必要になった場合、転んだ状況を見ていないので『こうだと思うのです』という報告がほとんどになり、ご家族の納得が得られないこともありました。こうした職員の精神的な負担は大きいと思います」(國井様)

画像:介護老人福祉施設 十符・風の音 介護係長 國井 良子 様

介護老人福祉施設 十符・風の音

介護係長
國井 良子 様

2.各種センサーのメリットを活用

同施設 介護リーダーの糸井 悠様は、カメラやセンサーを活用するメリットについて、「ベッドから起き上がった時点でセンサーのアラームが鳴るので、転倒のリスクが軽減されました。体重も量れるので、毎月の体重測定で利用者を無理に起こして負担をお掛けしなくなりました。ナースコールが同時に鳴った時は、カメラ映像を見て、すぐに行く必要があるか、待っていただけそうかを判断します。訪室して睡眠中の利用者を起こすのはすごく申し訳ないのですが、バイタルセンサーで睡眠が確認できるのは本当にありがたいと思います」(糸井様)

画像:介護老人福祉施設 十符・風の音 糸井 悠 様

介護老人福祉施設 十符・風の音

介護リーダー
糸井 悠 様

「バイタルセンサーは心拍が小刻みに記録されてグラフになるので、職員には見えない細かいところまで記録をたどれます。最期まできちんと見られて、ご家族に説明できるのがすごく良いと思います」(國井様)
「施設ではカメラ70台、ベッドセンサー15台、バイタルセンサー5台、全室を網羅するアクセスポイントを50台設置しています。現場からも使いやすくなったといわれますが、まだいくつか課題があると感じています。職員とリコージャパンと情報を共有しながら安全・安心をめざし、少しずつシステム構成を進化させていければと思います」(槇様)

画像:「リコーけあマルシェ」でさまざまな見守りデバイスを一括管理

お客様プロフィールと導入製品

お客様情報

お客様情報

お客様名称

画像:介護老人福祉施設 十符・風の音

所在地

宮城県宮城郡利府町葉山1-53

開設

2005年4月

職員数

67名

床数

特別養護老人ホーム50床、ショートステイ20床、
デイサービス定員25名

導入製品

画像:リコーけあマルシェ

リコーけあマルシェ

※ 本ページに掲載されている情報は、2023年10月現在のものです。

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