2023.11.01
会議室の様子
一般財団法人明治安田健康開発財団様では、「明治安田新宿健診センター」と「健康増進支援センター」の2つを事業の柱として、人々の健康づくりに幅広く寄与されています。
運動・食・健康経営などの専門職のスタッフが、その知見を活かして情報提供や実践指導を行う健康増進支援センターでは、業務の効率化とサービスの品質向上に向けて、RICOH Meeting 360 V1を導入。Web会議とオンラインセミナーの2つの用途で活用されています。
複雑な配線、ハウリングといったWeb会議のストレスを、RICOH Meeting 360 V1 で改善。USBケーブル1本でPCとつなぐだけ※という手軽さで、360°カメラによる臨場感あるWeb会議を実現しています。一方、運動系のオンラインセミナーにおいては、全身が映るようカメラから距離をとり、体を動かしながら話しても、高感度なマイクが講師の声をしっかり集音。さらに、RICOH Interactive Whiteboardを一緒に使うことで、受講者の表情やリアクションを大画面で確認しながらセミナーを進めることも可能に。
RICOH Meeting 360 V1が作り出す対面のような臨場感が、Web会議の質向上、セミナーの満足度アップにつながっています。
※別途AC電源が必要。
RICOH Meeting 360 V1の映像
オンラインセミナー
・PC内蔵のカメラ・マイクでは、会議出席者全員の顔が映らない、ハウリングが起こることがあった。
・PC内蔵のマイクの集音範囲では、講師の声を十分にひろえないことがあった。
・Web会議とオンラインセミナーの両方で使えるツールを探していた。
・本体の電源を入れUSBケーブル1本でPCとつなぐだけ※で、手軽に360°カメラと全方位マイク・スピーカーによるWeb会議を開始できる。
※別途AC電源が必要。
・高感度なマイクが講師の声をしっかり集音し、セミナー受講者にクリアな音声を届けられる。
・対面のような臨場感により、Web会議の質もセミナーの満足度も向上している。
・360°カメラと全方位マイク・スピーカーが1台に集約されている。
・セットアップが簡単。
・様々なWeb会議サービスに対応しており、汎用性が高い。
明治安田健康開発財団様の事業の柱の1つ、健康増進支援センターでは、科学的エビデンスに基づいたコンテンツの開発、体験型のセミナーなど多岐にわたる事業を展開されています。事業の概要について、健康増進支援センター チーフ 河原 賢二様にお話を伺いました。
河原様「財団の事業には2つの柱があり、一つが1975年の開設以来のべ65万人以上にご利用いただいている明治安田新宿健診センター、そして、もう一つが私たちが所属する健康増進支援センターです。
健康増進支援センターには、健康運動指導士、管理栄養士、健康経営アドバイザーといった専門職のスタッフが多く在籍しています。運動、食、健康経営などの知見を活かして、各種コンテンツの作成、イベント・セミナーの開催、健康経営の支援などを行っており、個人のお客様から企業、地方自治体まで、それぞれの特性に合わせた健康増進支援プログラムを提供しています。」
一般財団法人明治安田健康開発財団
健康増進支援センター
チーフ
河原 賢二 様
健康運動指導士
健康経営アドバイザー
RICOH Meeting 360 V1に興味を持たれたきっかけは何だったのでしょうか。
河原様「きっかけは新型コロナウイルスです。感染防止の観点から、会議はもちろんセミナーも対面からリモートに切り替える必要がありました。当初は、何をどうつなげばWeb会議ができるのか、ハウリングして困る、など困惑する社員も多かったです。」
セミナーは特に工夫が必要だったと、健康増進支援センター 宇野 真里子様、吉田 朋子様がお話を続けます。
宇野様「私たちのセミナーは、“体験型”であることが特長です。例えば運動系のセミナーでは、参加者の皆様にも体を動かしていただきます。正しい体の動かし方を私たちが実演してみせる必要があるのですが、これをPC内蔵のカメラとマイクで行うのは大変でした。全身を映すにはPCから離れる必要がある一方、離れすぎるとマイクで声がひろえません。マイクに声が届くよう大きな声で話すのは講師を務める私たちも大変ですし、参加者の皆様にストレスを与えていないだろうか、伝わっているだろうかと不安でした。」
一般財団法人明治安田健康開発財団
健康増進支援センター
宇野 真里子 様
健康運動指導士
第一種衛生管理者
吉田様「声がよく聞こえない、そのために内容が理解できないという状況は、セミナーの評価に直結します。カメラの位置はどうしよう、マイクは大丈夫かな、などセミナー前の環境づくりに毎回時間を要していました。対面と比べると倍以上の労力がかかっていたように思います。」
一般財団法人明治安田健康開発財団
健康増進支援センター
吉田 朋子 様
管理栄養士
NLPプラクティショナー(米国NLP協会)
コロナ禍の試行錯誤を経て、明治安田健康開発財団様では、2023年1月にRICOH Meeting 360 V1を導入されました。
河原様「コロナは収束しましたが、この3~4年の間にWeb会議もオンラインセミナーもすっかり定着しました。これからのことを考えると、PC内蔵のカメラ・マイクで対応していくのは限界があり、Web会議やオンラインセミナーにより適した環境を整備する必要があると考え、RICOH
Meeting 360 V1を導入しました。」
RICOH Meeting 360 V1を採用された決め手を教えてください。
河原様「この1台に、カメラ・マイク・スピーカーという必要な機能が集約されており、360°カメラをはじめどれも高品質であるという点です。これ1台あれば、カメラやマイクの位置を気にする必要がないですし、セットアップもケーブル1本でPCとつなぐだけ※。対面のような臨場感を手軽に演出できるのが魅力でした。広い空間でもしっかりと集音し音質も良いので、ミーティングはもちろんセミナーにも活用しやすい汎用性の高さも決め手の一つになりました。」
※別途AC電源が必要。
健康増進支援センターでは、Web会議とオンラインセミナーの2つの用途でRICOH Meeting 360 V1を活用されています。どのように活用し、どんな効果が生まれているのか引き続きお話を伺いました。
河原様「オンライン会議では、ほぼ毎回RICOH Meeting 360 V1を使用しています。カメラ・マイク・スピーカー一体型なのであれこれ配線を考える必要がなく、すぐに会議を始められます。360°カメラで会議室のどこに座っても映りますし、話者が自動的にフォーカスされるので、オンラインだから気が緩むということはありません。対面と同様、良い緊張感をもってWeb会議をすることができています。」
RICOH Meeting 360 V1をテーブルの中央に設置
360°の映像で、リモート参加者も会議室の雰囲気を感じることができる
※画面はハメコミ合成です。
オンラインセミナーでは、どのように活用されているのでしょうか。
宇野様「RICOH Meeting 360
V1のマイクは集音範囲が広く高感度なので、運動系のセミナーでは特に助かっています。全身が映るようカメラから距離をとり、体を動かしながら話してもしっかり集音してくれます。受講者の皆様にクリアな音声でより分かりやすく体の動きを説明できるようになったことが、セミナーの満足度向上につながっています。」
運動系オンラインセミナーの様子
吉田様はRICOH Meeting 360 V1とRICOH Interactive Whiteboardを一緒に使われることが多いそうです。
吉田様「私は管理栄養士として、食事や栄養に関するセミナーを担当しているのですが、受講者の皆様の反応を見ながら進めたいので、オンラインセミナーではRICOH Interactive Whiteboardに皆様の様子を映しています。内容を理解いただけているか、話していることが響いているかは表情にあらわれます。PCの小さな画面だと見えにくいのですが、RICOH Interactive Whiteboardの大画面なら受講者一人ひとりの表情、リアクションがよく分かります。皆様の様子に合わせてセミナーを柔軟に進行できるようになりました。
また、将来的には、対面式のセミナーの雰囲気をよりリアルに再現するため、RICOH Interactive Whiteboardに資料を映し、その前に立って説明するような方法も検討してみたいですね。」
RICOH Interactive Whiteboardで受講者の表情、リアクションを確認しながらセミナーを進行。
※RICOH Interactive Whiteboardの画面はハメコミ合成です。
RICOH Interactive Whiteboardの大画面に資料を投影しオンラインセミナーを行うことも検討中。
今後の予定についてお聞かせください。
吉田様「現在は社内でのみ使用していますが、社外で行うセミナーでもRICOH Meeting 360 V1を使ってみたいです。セミナー会場とオンラインの両方で参加できるハイブリッド型のセミナーが主流になってきていますので、360°カメラで会場の様子をリモート参加者に紹介するなど、面白いことができるように思います。」
宇野様「RICOH Meeting 360 V1で録画した映像を、動画コンテンツの素材として使うことを検討中です。健康づくりの好事例をリモートで取材することがあるのですが、その模様をRICOH Meeting 360 V1で録画し、動画コンテンツに盛り込むことで、より訴求力が高められるように思います。」
河原様「RICOH Meeting 360 V1導入により、業務は効率化され、何よりもお客様により質の高いセミナーを提供できるようになりました。今後もいろいろなシーンで活用して、健康増進につながる情報を、より分かりやすく、より広く発信していけたらと思っています。」
一般財団法人明治安田健康開発財団 健康増進支援センター グループマネジャー 塙 智史 様
一般財団法人明治安田健康開発財団 健康増進支援センター チーフ 河原 賢二 様
一般財団法人明治安田健康開発財団 健康増進支援センター 吉田 朋子 様
一般財団法人明治安田健康開発財団 健康増進支援センター 宇野 真里子 様
企業情報
お客様名称
一般財団法人明治安田健康開発財団 様
所在地
東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 12階
事業内容
ア.健康増進を目的とする健康診断の実施
イ.公衆衛生の向上に資する調査研究及び知見の普及啓発
ウ.一般の健康増進に資する調査及び研究を実施している団体への支援
エ.健康保持・増進を推進する団体への支援
オ.その他この法人の目的を達成するために必要な事業
従業員数
105名(2023年8月1日現在)
※本資料の記載内容は2023年9⽉現在のものです。
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