リコージャパン京都支社は、“京都で共に活動する企業や団体が協力して、
SDGsへの貢献を目指せるTeamをつくり、京都版SDGsプラットフォームとして
サステナブルな活動を共に行ないたい”という強い想いから、「Teamサステナビリティ京都」を発足。
SDGsの達成と地域の活性化の同時実現を目指した
“終わりなき挑戦”がスタートしました。
手探りながらも、確実にその“輪”を広げています。
世界遺産でも名高い、元離宮二条城からほど近い場所に事務所を構えるリコージャパン京都支社。
約240名の仲間が活躍するこの場所で、SDGsを切り口にした地域の活性化、持続可能な社会の実現に取り組む活動がスタートしました。
また、私たちのワークスタイル変革へのチャレンジを、お客様にご体感していただくLiveOffice「ViCreA京都」では、本事例のテーマでもある、SDGsの社内浸透にも力を入れています。
本プロジェクトが発足するきっかけとなったのは、こうした現場の疑問から。
お客様への提供価値を高めていくためには、まず私たちリコージャパン京都支社の存在価値、ブランド力を向上させていく必要があると考えました。
第一に自分たちが楽しみながら、日々の活動に誇りを持つこと。その先にあるステークホルダーエンゲージメントの向上を目指して。
“ワクワク”を起点にした仕事を京都から発信すべく、体制づくりがスタートしました。
2016年からスタートしたリコージャパンのSDGsへの取り組み。本活動においても、とても重要なキーワードでした。
SDGs先進都市である京都において、私たちにできることは何か。
まずは自分たちの取り組みを“知ってもらいたい”。そして、京都で共に活動する企業や団体が協力してSDGsへの貢献を目指せるTeamをつくりたい。
リコージャパン京都支社は、京都版SDGsプラットフォームとして、サステナブルな活動を共に行ないたいという強い想いから、「Teamサステナビリティ京都」を発足しました。
京都支社では活動の第一歩として、「Teamサステナビリティ京都 Season1」を企画。業種や取り組み内容を問わず、研究会形式でSDGsへの理解が深められるよう、プログラムを構成しました。活動の輪を広げる活動の一環として、域内で積極的にSDGsに取り組む2社にアプローチを実施。趣旨にご賛同いただき、同企画内においてお客様の取り組みをご講演いただくことができました。
伝統と文化が息づく京都で昭和27年から珈琲作りを始め、地元のみならず日本や世界で愛されるロースター。
安心・安全な珈琲を消費者に届け続けること。生産者を大切にし、その国の幸せや地球環境保全に大きな力を注がれています。その活動に触れたご講演は、日常にある一杯の珈琲をさらに薫り高く感じさせる内容でした。
確かな技術力を誇るリサイクル設備と、あらゆる廃棄物に対応する収集運搬設備を有し、環境に配慮した廃棄物処理ラインで安心・安全なリサイクル事業を展開。グループ拠点では、水耕栽培システムによる農薬不使用の安心・安全野菜を生産。
安田産業様のSDGsの取り組みや持続可能なニューノーマルな世界で必要な“新しい3つのR”について、熱くご講演いただきました。
新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、開催形式の選択は困難を極めました。
そこで京都支社では、会場にお越しいただくリアル形式と、オンライン形式(Web会議システム)を合わせたハイブリッド開催を採用。リモート参加であっても、可能な限り双方向性を重視した進行を実施。Web会議の機能を活用したグループワークを行なうことで、お客様同士のコミュニケーションを創出しました。
2021年3月から9月で第一期を終了いたしましたが、ご好評を受け2021年12月より第二期をスタートしています。
Teamサステナビリティ京都は、2021年12月17日、京都里山SDGsラボ「ことす(KOTOS)」にて、「SDGs研究会」を実施しました。
この回も会場にお越しいただくリアル形式と、オンライン形式(Web会議システム)を合わせたハイブリッド開催をいたしました。
リコーグループは、2019年6月27日に発足した「京都 産学公 SDGsプロジェクト」に参画しています。
このプロジェクトは、SDGs先進都市である京都市をフィールドに、産学公が連携し、SDGsの達成に向けて共に考え、行動し、発信することを目的としています。
本活動の一つとして推進する「京北プロジェクト」において、京都里山SDGsラボ「ことす(KOTOS)」は重要な拠点として位置づけられています。
オープンイノベーションの場を提供し、リコージャパンもそこに身を置くことで、お客様の価値向上への貢献領域を知ることができると考えています。今後も活動の輪を広げながら、“サステナブルな価値提供”への終わりなき挑戦は続きます。
京北地域をはじめ北部山間地域の持続的発展に向けて、定住人口および関係人口の確保や交流促進を図るため、国の地方創生テレワーク交付金や企業版ふるさと納税などを活用し、元・京北第一小学校を改修および整備した地域連携テレワーク拠点。
愛称の「ことす」は、“ことをおこす”、“ことをなす”をテーマに地域を盛り上げることをイメージし、京北小中学校の生徒のアイデアをもとに公募で決定。
右京区京北地域の豊かな自然環境を活かしたテレワークやワーケーションの拠点となる「テレワークエリア注1」(校舎南側)と、木の文化の発信や食、健康などをキーワードにさまざまな共創や地域との交流が生まれる「クリエイティブエリア注2」(校舎北側)で構成。
リコーさんとは「京都超SDGsコンソーシアム」のメンバーとしてご一緒させていただき、また京都里山SDGsラボ「ことす(KOTOS)」の立ち上げから日々の運営に至るまで、多くの苦労も共にさせていただいております。
公民の垣根を越えて、具体的な事業で協働することにより、多くの学びや共創の機会をいただくとともに、リコーさんの新たなソリューションを惜しみなくご提供いただいていることに大変感謝いたしております。
「ことをおこす」きっかけに!
多くの方に、京北地域まで足をお運びいただき、ありがとうございました。
SDGsや持続可能性といった社会課題の解決を、本業ともつなげながら解決していく機運の高まりを、今までとは違う熱量で感じる日々です。
「ことす」も、そのきっかけとなるような出会いの場になればと、産学公民の連携を試みています。実際に、今回のご訪問からも具体的な連携が生まれつつあります。ぜひ多くの方のご訪問をお待ちしております。
新しい里山創造に期待しています!
ナノバブルの技術を活用して食品残さを利用したウニ養殖、樹脂判別センサーを使ったプラスチックの分別からのモノづくり体験など、リコーさんの技術力を活かしたさまざまな挑戦をされていて、京北から新しい取り組みが始まっていることにワクワクします。
京北では過疎少子高齢などさまざまな田舎の課題に直面していますが、課題をチャンスと捉え直して、これからも色々なことに挑戦をしてくださることを期待しています。
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