「地域の豊かな自然と地球の環境を守る、持続可能な地域づくりに貢献できる人材を育成したい。」
リコージャパン山形支社は、山形県からの委託を受け、国立大学法人 山形大学と連携し、
県内の高等学校、大学の生徒、学生、教員に向けた「若者向けSDGs等環境学習会」を行なっています。
各学校では生徒や学生が、山形大学の教授などからSDGsの視点から環境問題やその解決策など講義を受け、
またカードゲームを通して企業のSDGsの取り組みや解決手法について学びました。
この学習会は、J-クレジット制度を活用した「山形県民CO2削減価値創出事業」による収益還元事業として、山形県の委託により、県内の高等学校、大学の生徒、学生、教員を対象に実施するもので山形大学とリコージャパン山形支社が共同提案した企画が採択され、学習会の運営を山形支社が推進しています。
山形県は、山形大学、山形新聞とともに令和2年8月6日木曜日にSDGsの推進に向けた共同宣言を発表しました。今後、SDGsの理念の普及と実践を拡大させるため、互いに連携して行動していきます。
県内の高等学校と大学を対象に、山形大学など地元大学教授の協力を得て、「SDGs(環境分野)」「地球温暖化」「気候変動適応」のうち希望するテーマに応じた環境学習会を開催。リコージャパンは各学校との実施計画調整、教育に使用するICTの配備などを担当しました。
「ゲームが楽しく、経済や環境、社会について同じ班の人たちと考えて学べて楽しかった。」
「今日のゲームのように何かアクションを起こす時には誰か一人だけではなく、全員で協力することが大事だと分かった。自分から進んで声を掛けられるようにしたい。」
「グループワークが楽しく、どうしたらゼロカーボンを達成できるか、楽しく考えることができた。」
「二酸化炭素の排出量が多くならないように、自分たちでできるゼロカーボン・プロジェクトを考えて実践してみたいと思った。まずは、家でも学校でも節電を意識して生活したいと思いました。」
「ゲームを通して、SDGsがどのように社会と関係しているのかを理解できた。」
「SDGsについて1つの行動が及ぼす地域経済や環境に対しての大きさを実感することができた。」
「今回のようなワークショップを大学、高校だけでなく大人向け(地域や自治体など)にも実施すべきだと思います。私自身、SDGsが自分にどう関係しているのか把握できていませんでしたが、本日のワークショップを通し興味を持ちました。」
「実験を通して、プラスチックの種類によってリサイクルの仕方が違うことが分かった。」
「プラスチックによる環境汚染が印象に残ったが、プラスチックとの新しい関わり方が知れた。」
「環境に悪いだけではないことを知り、プラスチックのイメージが変わった。技術の進歩がすごいと思った。」
「自分の住んでいる地域の分別のやり方をもっと詳しく調べ、分別をしていきたいと思った。」
「ゲームを通して楽しくSDGsのことが分かった。」
「SDGsについて理解でき、自分たちの将来について考える機会になりました。」
「地域のことを改めて考えることができて良かった。」
「自分の利益だけを考えるのではなく、視野を広く周りに気を配るようにしたい。」
「プラスチックが私たちの生活や環境にどう関わっていて、廃棄する時もどう影響を及ぼすかを知ることができて良かった。」
「プラスチック問題を解決するために、さまざまな対策や研究が行なわれていることが分かった。」
「学習会を通して現状を知り、地球や未来の危機を感じ、SDGsが自分ごとになりました。」
「今までの生活のような無関心のままではいられないと実感しました。鶴岡市が抱える問題について調べ、自分ができることを考えたいと思いました。」
「小さいことでも貢献できることが分かり、SNSをもっと活かすことができないか考えてみたい。」
「実験しながら、自分たちでどんなことができるか考えることで、自分ごとだという実感が沸いた。」
「持続可能な社会に向けての新しい考え方を知り、話し合いでさらに意欲が高められた。」
「日本における新しいエネルギーへの取り組みがここまで進んでいるということを知り、もっと知りたいと思った。」
「ゲームを通してSDGsの1つ1つの取り組みについて考えを深められた。」
「SDGsの理念と現実について積極的に学び、理解を深められ、自分も行動に移したいと思った。」
「SDGsを自分ごととして感じ、行動を起こそうと決意できた。」
「トレードオフを解決するために、新しい視点で考えてみて楽しかった。」
「ワークショップの中でSDGs同士のつながりを意識しながら楽しく学べた。」
「グループの人たちと課題解決に向けてさまざまな意見を交わすことで、理解が深まった。」
「SDGsとプラスチックの関係性が動画や実際の分別実験を行なってみてとても理解しやすかった。」
「通常の課題探究ではできないところを、深く学習できた。」
「自分の身の回りのことと環境が深く関わっていることを知ることができた。」
「プラスチックの特性について詳しく学ぶことができ、自分の課題探究につなげられると思った。」
「ゲームで各々の目標をクリアしつつ、地域発展を考えるところが面白かった。」
「SDGsで素晴らしい変化を起こすことができるのだと解った。」
「SDGsを深く知り、地域や生活に目を向けて日頃何をすれば良いのか考えようと思った。」
「物事が連鎖して起こることを、ゲームでわかりやすく学ぶことができた。」
「SDGsをあまり知らなかったが、自分にも深く関係していることが分かった。」
「地球の温暖化によるさまざまな問題が私たちにどのような影響を及ぼすのかを学ぶことができた。」
「講話とゲームを通じて、SDGsへの意識と関心が高まった。」
「SDGsについての理解が深まり、自分の行動も地域や世界に影響を及ぼしていることが分かった。」
「SDGsや身の回りの問題について学ぶことができ、エネルギーについても多くを知ることができた。」
「人によるプラスチックの投棄で、鳥や動物に深刻な影響を及ぼしていることが理解できた。」
「ペットボトルの3R注1を知ることができた。」
「水素自動車(燃料電池)について言葉だけでなく、中身まで知ることができて良かった。」
「ゲームで、私たちの行動の1つ1つが環境、経済などに関わるということがとてもよく分かった。」
「自分たちの生活の中のアクションが、環境や経済にどのような影響を及ぼすか、ゲームを通して楽しく学ぶことができた。」
「ゲームの中で、みんなで協力して生きることの大切さを改めて感じた。自分の行動を色々な角度から見て、プラスになるようにしていきたいと思った。」
高校からSDGsを学ぶ機会が増えることはいいことだと思います。今日の講義や実験などが色々な観点で子どもたちの探究的な学びにつながるので、私たちの専門的な見方や考え方を伝えていきたいと思います。
「身近なプラスチックの問題に対して理解が深まり、SDGsを自分ごととして捉えることができました。」
ゲームの進め方として、特に農業を意識することなく進めましたが、環境問題や、持続可能な農業に関して自分ごとで捉えている生徒が多く、今回のゲーム体験を通じて、持続可能な社会の形成には、農産物の地産地消やサステナブルな農業が大事であることと、お金が地域で循環することにより地域の社会問題や環境問題の解決につながることを改めて理解できたのではないかと感じました。
「ゲームを通して楽しくSDGsを理解できてよかった。」
「作りすぎ、買いすぎということが多いので、気を付けていきたい。」
「農業の生産基盤の安定、担い手の人材育成が重要になってくる。」
「自然環境と調和した持続的な農業を大学に進学しても学びたいと思った。」
今日の講義では、課題だとされる地域のさまざまなことに対して、発想を転換することにより素晴らしいリソースになるということに気付いてほしいと思いました。特に酒田の身の回りの地区をSDGsの視点でもう一度見直してみて欲しい。
「今までたくさん地域の人と関わってきたけれど、それ以上にもっと色々な方に関わっていきたい。そして地域をもっと知りたいと思いました。」
今日は大人数で、しかも時間短縮版で行なったので、生徒たちがどこまで理解できたか不安でしたが、しっかりと山形メーター(地域の環境、社会、経済の進捗)を意識しながら、どの選択が地域を良くするか考えながら取り組んでいました。
「自分たちの行動が、地域の環境や経済などに影響を与えていることがわかりました。」
「一つのことが、他のことにも広くつながっていることがゲームを通して理解できました。」
特に探究コースの生徒たちがSDGsを学ぶにあたり、背景にある社会課題を信頼できるサイトのデータを使って分析したり比較したり、または今回のような実験など色々な観点で探究的な学びにつなげて欲しいので、私たちの専門的な見方や考え方が役に立つと思います。
「実演実験などで水素エネルギーについて詳しく知ることができた。将来の世代まで考えたクリーンエネルギーについて、今あるエネルギーや資源を使い、さらに工夫を加えることで、この寒河江でもSDGsに取り組めることが分かり、SDGsに興味を持った。」
白鷹町は学生時代にフィールドワークを行なった場所で、このゲームを作る動機となった場所なので特別の思い入れがありました。荒砥高校の校歌は現代語訳されており、よく読むとSDGsそのものを表現していることに気付きます。こうしたことからも母校を誇りに思って地域に貢献する人になって欲しいと思います。
「今まで地域のことなどに時間をかけて考えることがなかったので、良い経験になった。」
「地球環境を守るために、まずは地域でやっていることを見直して、ごみの分別や捨てるものなど今まで気にしなかった部分に気をつかっていきたい。」
SDGsを学ぶにあたり、社会課題を解決するためには多角的なものの見方が必要になります。プラスチックそのものが悪いのではなく、生活の中で賢く共存する必要があります。例えば生分解性プラスチックの分解は結果的に燃やすのと同じ量のCO2が発生するので、燃焼して熱エネルギーとして回収することがすべて悪いわけではないという考え方もあります。科学的な根拠をよく学び、より多角的な考え方を身につけて欲しいと思います。
「実験を通して、プラスチックには多くの種類があり今まで知らなかったことが発見でき理解できた。これからプラスチックのリサイクルを心がけて生活していきたいと思った。」
「きれいな海を保つために、プラスチックの分別、リサイクルをしっかり行なっていきたいと思った。」
ヨーロッパや北欧などのエネルギー転換が進んでいる地域の取り組みの事例をデータでの把握や地域社会での協働の仕組みなどの理解を通じて、SDGsを理系的な視点、文系的な視点の両方から見ることの重要性を感じてもらいたいと思います。山形県にはSDGsの視点で取り組むべき課題があるとともに解決のための可能性に満ちていることを理解してもらいたいと思います。
「石油や石炭から作られる電力は有限であり、地球温暖化や環境破壊といった影響が大きいので、節電や資源の有効活用、使う電力の選択をしたいと思った。」
「出羽三山(羽黒山)の風力発電の話が聞けた。山を手放したい人、景観を守りたい人など色々な人がいる中で再生可能エネルギーを普及させていくことの難しさも学んだ。」
2年生2クラス、1年生1クラス、各50分ずつの限られた時間でのワークショップでしたが、事前の学習がよくできていて、スムーズに進められました。もう少しゲームの体験時間が欲しかったと思いますが、自分たちの行動や選択が山形の地域社会における環境や社会生活、経済活動に影響していることが体感できたのではないかと思います。この経験をこれからの探究学習に活かして欲しいと思います。
「ゲームを通して、地域社会の問題や、環境が連鎖的につながっていることが分かって良かった。」
「普段からごみが多く出ないようにすることや、商品を買う時も自分に本当に必要なのか考えて購入するなど、身近な活動が大事なことが理解できた。また、二酸化炭素の排出を少しでも減らすことができればと思った。」
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