長さ1,260mmまでの長尺用紙の片面印刷に対応。また、緩やかな用紙反転機構を設け、幅330.2mm×長さ1,030mmまでの長尺用紙の自動両面印刷に対応。三つ折りや観音折り/A4ヨコサイズの二つ折りカタログ/パンフレットやブックカバー、バナーなど制作物の幅が拡がります。長さ700mmまでの長尺用紙の自動両面印刷時には、レジストレーション機能も動作可能で、高い印字位置精度を実現しています。
肉厚な弾性層を持つ中間転写ベルトと定着ベルトを採用。転写、定着の難しい凹凸紙の凹部の隙間にベルトが追従し凹凸紙への均一な転写と定着を実現しています。
用紙ストレスを抑えた直線的な搬送パスやエアピック式給紙方式による優れた搬送性で最大紙厚470g/㎡(厚みは0.6mm)までの厚紙に対応。パッケージやディスプレイPOP、ポストカードなど多様な印刷物の制作が可能です。
定着により高温になった用紙を、ラジエーターで冷却されたストレートなベルト間を搬送させることで、排紙時の用紙温度を適正に保ちます。これにより厚紙積載時のトナー剥がれ(ブロッキング)を抑制します。また、ストレートなベルト式の機構を採用したことで、用紙へのストレスも軽減しています。
定着ベルトと加圧ローラーの接触幅(ニップ幅)の切り替えによる定着部の圧力調整が可能。また、均一な速度で回転する定着ローラーと加圧ローラーによる並行ニップにより、生産性を落とさずに安定した封筒印刷を実現しています。
左右からの送風によるさばき効果に加え、用紙上面からエアーで1枚ずつ吸着することにより密着しやすいコート紙やアート紙の用紙搬送がよりスムーズに行えます。重送(多枚送り)や不給紙の発生を低減し、大量印刷時においても、優れた用紙搬送を実現します。
用紙サイズは標準で100×139.7mmから330.2×487.7mmまで対応。郵便はがき*1からA3フルトンボまで出力可能です。さらに、オプション装着により最大330.2×1,260mm*2までの長尺用紙にも対応し、店頭バナーや三つ折り、観音折りカタログ等も出力可能となります。
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