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ジアゾ複写機とは

ジアゾ複写機は青焼き複写機のことをいいます。また、PPC複写機のことを白焼き複写機と一般的に言われています。

青焼き複写機は昭和30年前半に普及タイプの青焼きマシンが本格的に商品化され爆発的に導入されました。その後白焼き複写機が販売され、事務用サイズは白焼きにプロセス変換され現在の青焼き複写機は、A1サイズ以上の図面用の機械が主流となっております。

青焼き複写機が根強く導入されているのは

(1)コストが安い(コピー単価・マシン価格)

(2)等倍精度が良い

(3)設置面積が少ない

(4)改ざんができない

等が主な理由です。

青焼き複写機には、

  1. アンモニア液を使用する乾式タイプ
  2. 現像液を使用する湿式タイプ
  3. 液を使用せずに加熱により現像する熱式タイプ

があります。

各々の現像方式には、メリット・デメリットがあり使い分けられています。

各現像方式とメリット・デメリット

現像方式 メリット デメリット
湿式
  • 機械安価
  • 立上がり早い
  • 消費電力小
  • コピーの変退色が大
  • 液こぼれや機械のベトツキ
熱式
  • コピー変退色小
  • 軽量、コンパクト移動容易
  • 処理能力低い
  • 消費電力中
乾式
  • 高画質
  • 処理能力が高い
  • アンモニアの臭気の処理
  • 機械高価格
  • 消費電力大

また、白焼き複写機に比べカウンター料金が掛からない(ランニングコストが安い)、等倍精度が良い、画像のひずみが無いなど優れた点を多く備えています。

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