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ファイル転送サービスの安全性を無料・有料別に解説!具体的なサービス3選もご紹介

ファイル転送サービスの安全性を無料・有料別に解説!具体的なサービス3選もご紹介

ファイル転送サービスのセキュリティレベルが心配で、どのサービスを利用すべきか迷っている方は多いのではないでしょうか。多くのサービスがありますが、選び方を間違えてしまうと、社内情報が漏洩してしまうかもしれません。

本記事では、ファイル転送サービスの安全性について、無料サービスと有料サービスの違いを起点に解説します。また、法人に適した安全なサービスの選び方や、利用時の注意点についても詳しく説明します。

自社に最適なファイル転送サービスを選択し、安全かつ効率的にファイルを共有できるようになるため、ファイル転送に関する悩みを解決したい方は、ぜひご一読ください。

目次

ファイル転送サービスの安全性

インターネット上でファイルを送受信する際に利用されるファイル転送サービスですが、その安全性については無料サービスと有料サービスで明確な差があります。

無料サービスは手軽に利用できる一方で、セキュリティリスクによる不安が残ります。一方、有料サービスは法人でも安心して利用できるものが多く、情報の漏洩リスクを最小限におさえられるのが強みです。

ファイル転送サービスを選ぶ際は、コストだけでなく、セキュリティ対策や機能面も比較と検討が重要です。ここでは、無料サービスと有料サービスそれぞれの特徴を詳しく解説していきます。

無料サービスはセキュリティリスクで不安な部分がある

ギガファイル便やデータ便などの無料ファイル転送サービスは、ギガバイト(GB)クラスの大容量ファイルを手軽に送受信できる便利なツールです。しかし、無料サービスの場合、セキュリティレベルがそれほど高くないため、企業様での利用には懸念が残ります。

また、無料サービスでは、ファイルのアップロード画面やダウンロード画面に広告が表示されることが多く見られます。実際の操作ボタンが分かりにくかったり、広告を消すための無駄な操作が発生したりするケースがネガティブな点です。

有料サービスは法人でも安心して利用できるものが多い

一方、有料のファイル転送サービスの強みは、情報の漏洩や災害時のデータ消失といったリスクを最小限におさえられる点です。

多少のコストはかかりますが、取引先に不信感を与えず、セキュリティリスクに晒さないことなどを考慮すると、法人には有料サービスの利用が適しているでしょう。

信頼できるファイル転送サービスを選択することで、機密情報の保護とスムーズなファイル共有の両立が可能になります。

ファイル転送サービスを選ぶ際のポイント

ファイル転送サービスを導入する際は、自社のニーズに合ったサービス選びが重要です。ここでは、サービス選定の際に確認すべき主なポイントを4つご紹介します。

転送できるファイル容量は十分か

Microsoft WordやMicrosoft Excelのような小さなファイルであれば、ほとんどのファイル転送サービスで問題なく送信できます。しかし、動画や音声、高解像度の画像など、容量の大きなファイルになると、送信できないケースがあります。

自社で頻繁に扱うファイルのサイズを確認し、問題なく対応できるだけのファイル容量を扱えるサービスを選びましょう。

セキュリティ対策機能が備わっているか

ファイル転送サービスを利用するうえで、セキュリティ対策は欠かせません。具体的には以下のような機能が備わっているか確認しましょう。

  • 権限管理機能
  • ダウンロード制限機能
  • ログ管理機能
  • 暗号化
  • IPアドレス制限
  • アカウントロック
  • バックアップ機能

セキュリティ対策機能が備わっていれば、不正アクセスや情報が漏洩するリスクを軽減できます。

ログ機能は備わっているか

ログ機能が備わっていれば、ファイルのダウンロードや送受信の履歴を後から確認できます。管理者がログをチェックできれば、不正なファイルの持ち出しに対する抑止力として効果的です。

また、誰がいつ何を送信したかなど、送受信の状況を管理し特定認証機関と連携して履歴を証明できるファイル送信サービスもあります。
セキュリティリスクへの不安を軽減したい場合は、とても有力な選択肢となるでしょう。

ファイルの保管期間が調整できるか

ファイルの保管期間を短めに設定すれば、たまたま大容量のファイルのアップロードが重なったときでも、保管容量を使い果たしてしまうリスクを軽減できます。

一方で、保管期間を長めに設定しておくことで、ダウンロードURLの有効期限切れを防止し利便性を維持することにも役立ちます。

自社の運用方針に合わせて、保管期間を柔軟に調整できるサービスがおすすめです。

法人に適した安全なファイル転送サービス3選

ここでは、数ある有料ファイル転送サービスのなかから、法人でも利用しやすい3つのサービスを厳選してご紹介します。それぞれのサービスの特徴や価格、適した企業像などを参考にしてください。

クリプト便

クリプト便は、金融機関など高いセキュリティ対策が求められる業界でも多数の採用実績があり、ユーザー間ファイル転送市場では10年連続でNo.1の人気を誇っています。

メール添付のような分かりやすく簡単な操作性で、手軽かつ効率的に作業を進めることが可能です。

金融機関など採用実績のある大容量で高いセキュリティを求めるファイル送信サービスを利用したい企業様や簡単で分かりやすいファイル送信サービスを利用したい企業様に適しています。

Bizストレージファイルシェア

Bizストレージファイルシェアは、送信先制限・上長承認・アクセス制限・送受信通知機能・ログ履歴機能など、セキュリティ対策機能も豊富に備えています。

また、送信機能に加えて共有機能も利用できるため、取引先と頻繁にデータをやり取りする場合に最適です。

豊富なセキュリティ対策機能を備えたファイル送信サービスを利用したい企業様や、取引先など頻繁にデータ共有したい企業様に適しています。

GigaCC OKURN

GigaCC OKURNは、15年以上の歴史と実績を持つファイル転送特化型サービスです。ファイル転送サービスで利用されることの多かった機能のみを厳選して備え、シンプルで使いやすい機能性を実現しています。

また、ヒューマンエラー防止のためのURL無効化機能・ファイル自動削除機能などを備え、情報の漏洩リスク対策に役立つ各種セキュリティ・管理機能も豊富に用意されています。

シンプルで使いやすいファイル送信サービスを利用したい企業様や、ヒューマンエラーのほか情報漏えいなどセキュリティ対策もしたい企業様に適しています。

ファイル転送サービス利用時の注意点

ここでは、ファイル転送サービスを安全に利用するためにおさえておきたい、2つの注意点について解説します。

万が一に備えてウイルス対策ソフトは準備しておく

有料のファイル転送サービスにはウイルスチェック機能が備わっていますが、利用者様ご自身もウイルス対策ソフトを準備し、注意を払うことが重要です。

万が一ウイルスに感染したファイルを受信しても、ご自身のウイルス対策ソフトでチェックすることで被害を最小限に抑えられます。

管理者を決めておく

ファイル転送サービスを利用する際は、管理者の選定が重要です。管理者による内部統制によって、万が一の事態が生じた際にも素早く対処できます。

もし管理者を決めないまま利用を進めてしまうと、利用者個人の意識に依存する部分が生じます。不正アクセスや情報の漏洩などのセキュリティリスクが高まる点が危惧されるでしょう。

管理者の選定により、ファイル転送サービスの利用状況を適切に把握し、セキュリティ対策の周知徹底が期待できます。

安全性を求めるならオンラインストレージ

ファイル転送サービスよりも安全性を求める場合、オンラインストレージが有力候補といえます。オンラインストレージの特徴は以下のとおりです。

  • 同じ相手と何度もファイルを授受する場合や、お互いにファイルを編集していくような業務に適している
  • 社内外の複数チームが編集やデータ更新に関わる場合、一つの問題点や着眼点を全員で共有できる
  • 万が一ヒューマンエラーで上書きや削除をしてしまっても、バージョン管理機能により過去のファイルにさかのぼれる

特に、高いセキュリティ対策を求める企業には、オンラインストレージの利用がおすすめです。

たとえば、「RICOH Drive」は企業向けに十分なセキュリティ機能を備え、安全な環境で操作しやすいファイル送信サービスを提供しています。
さらに、具体的な活用方法についてガイドブックを用意しているので、わかりやすくスムーズに導入できます。

オンラインストレージを活用すれば、ファイル共有の利便性を高めつつ、セキュリティリスクの軽減が可能です。ファイル転送サービスだけでなく、オンラインストレージの利用も検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ファイル転送サービスを安全に利用するためには、無料サービスと有料サービスでセキュリティレベルに差があることを理解しておく必要があります。法人での利用には、情報の漏洩リスクを軽減できる有料サービスがおすすめです。

ファイル転送サービス選定時は、以下の点を自社ニーズと照らし合わせて選定すると、選択肢が絞り込めます。

  • ファイル容量
  • セキュリティ対策
  • ログ機能
  • 保管期間の調整

また、ウイルス対策ソフトの準備や管理者の設定など、利用者側でもセキュリティ対策の徹底が求められます。

さらに、高いセキュリティ対策を求める場合は、オンラインストレージの利用も検討しましょう。ファイル転送サービスとオンラインストレージを適切に使い分けることで、安全かつ効率的なファイル共有が可能になります。

各サービスの記載内容は2024年11月時点の内容です。最新情報は公式ページにてご確認ください。

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