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ISM CloudOne 導入事例

スマートデバイスの業務利用に必須、MDM/MAMの機能が備わったISM CloudOne

社内ワークスタイルの変革を目指すリコーは、スマートデバイスに大きな期待を寄せている。同社はBYODを実施するにあたり、セキュリティとプライバシーという相反する課題を解決する必要があった。スマートデバイスを利用する際のガイドラインは策定してあるものの、端末の管理や情報漏えい対策としては、それだけでは不十分。そこでリコーが導入したのが、Mobile Device Management (以下、MDM)/Mobile Application Management (以下、MAM)を同時に運用できる「ISM CloudOne」だ。以前から、ISM CloudOneでMDMを運用してきたが、MAM機能が追加されBYODにも利用できる点がポイントになっているのだという。担当者にISM CloudOne導入の経緯について話を聞いた。

新たなワークスタイルを創造し、業務の変革を目指す

「プロジェクトでは『いつでも』『どこでも』『どの端末でも』をコンセプトに、組織の階層を超えた情報共有やコミュニケーションを図れるようにしたいと考えています。それには、スマートデバイスが欠かせません」と、IT/S本部・ITインフラ統合センター・ワークスタイルイノベーショングループの田崎淳一は言う。 スマートデバイスとは、スマートフォンやタブレットなどの総称で、移動中や外出先でも業務を行えるようになるのがメリットだ。 同プロジェクトでは、スマートデバイスを社員に貸与するだけではなく、社員が個人で所有するスマートデバイスを業務にも使うBYOD(Bring Your Own Device)の実施を計画している。とはいえ、BYODに踏み切るためには、セキュリティとプライバシーという2つの課題の解決が必須。そこで白羽の矢が立ったのが、クラウド型のマルチデバイス管理ツール「ISM CloudOne」だった。

スマートデバイスイメージ

企業を取り巻く環境

スマートデバイスは、ウイルスに感染するリスクがあり、盗難・紛失による情報漏えいの危険も高い。つまり、業務に利用するためには、何らかのセキュリティ対策が必要だ。 リコーでは、2010年からスマートデバイスのリスク調査を実施して、端末利用のガイドラインを策定した。また、ガイドラインだけでは対応しきれない情報漏えい対策や端末管理のために、MDMも導入している。

「MDMはいくつか検討しましたが、低コストで導入しやすく、社内の資産管理システムと連携するISM CloudOneを選定しました」と、IT/S本部・ITインフラ統合センター・インフラ統轄グループの高崎和義。 MDMとは「端末情報(インベントリ)の収集」や、業務に不要なアプリケーションや機能の制限」、盗難・紛失時の「遠隔ロック/削除」機能を備えたツールのことだ。ISM CloudOneは、それらの基本機能に加えて、アプリケーションの配布および起動制御、セキュリティ診断などの機能も搭載している。リコーは、以前から資産管理システムとしてクオリティ社のQND(旧QAW)を導入していたため、既存の資産管理の仕組みで、スマートデバイスの管理と情報漏えい対策を実施できる点も大きなメリットだ。

資産管理システムとMDMをそれぞれ個別に運用する場合と比べて、管理工数を大幅に減らすことができると期待しています」と、運用コストの削減についてもISM CloudOneを高く評価している。

ISM CloudOne構成イメージ図

BYODを推進するにはMAMが必須

MDMが端末管理や情報漏えい対策に有効なソリューションであることは間違いないが、それだけでBYODを推進しようとすると、社員からの抵抗に遭う可能性がある。個人のデバイスは社員の私物であるため、どう使うかは社員の自由だが、MDMの下では端末内の個人情報についても企業側に管理されることになってしまう。そこまでして自分のデバイスを業務に使いたいと考える社員はまずいないと言っていい。BYODを実施するには、社員のプライバシーを考慮した新しい仕組みを導入する必要があるのだ。 その点について、「管理すべきは、端末ではなく『情報資産』そのもの」と指摘した。BYODによる企業のリスクは情報資産の漏えい」にほかならない。そのリスクを低減するために、MDMで端末を管理してきたわけだが、端末に情報資産を保存しなければ、端末の管理は不要になり、プライバシーの問題も解決できると言うのだ。 そこでリコーでは、業務システムにリモートアクセスするアプリケーションを導入し、端末にデータを残すことなく業務ができるようにした。盗難・紛失の際には、このアプリケーションの利用を停止して業務システムへのアクセスを防ぐ。端末ではなくアプリケーションを制御することで、情報資産を守るというわけだ。 そのために欠かせなかったのが、アプリケーションを制御する「MAM」機能を搭載するISM CloudOneだった。BYODを推進する企業にとって、MAMは欠かせない機能なのだ。 個人のデバイスを業務に活用できるようになれば、社員のワークスタイルも大きく変わっていくだろう。 IT市場では今、スマートデバイスやBYODが旬の話題となっている。リコーの業務改革を支えたISM CloudOneも、さらに多くの企業に注目されることになるだろう。

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