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Windowsで文字起こしをする方法3選!ツールを使った便利なやり方も紹介!

Windowsで文字起こしをする方法3選!ツールを使った便利なやり方も紹介!

目次

議事録作成やインタビュー録音のテキスト化をする際、文字起こしを手軽に行いたいと感じたことはありませんか?
これまで手動で行うことが当たり前だった文字起こしですが、現在では様々なツールを活用して自動で行う方が増えています。
今回は、Windowsで文字起こしをする方法やおすすめのツールについてご紹介します。
文字起こしを手軽にし、作業の効率アップを目指しましょう。

macのデバイスを使った文字起こしの方法については、こちらの記事で紹介しています。

Windowsで文字起こしをする方法

Windows PCで文字起こしをするには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは3種類の方法についてそれぞれ詳しく解説します。ご自身の状況に合わせて一番使いやすい方法を選びましょう。

Microsoft Wordのトランスクリプトを使った文字起こし

最初にご紹介するのは、Microsoft Wordのトランスクリプトを使って文字起こしする方法です。
トランスクリプトとは、「講演やインタビューなどの筆記録」や「文書や記録などの写し」を意味する単語です。ビジネスシーンにおいては、議事録などの文字起こしのことを指します。
Microsoft Wordではこの機能を使って直接録音し、文字起こしすることができます。
手順は以下の通りです。

  1. Microsoft EdgeかGoogle Chrome™を開き、Microsoft 365にサインインしていることを確認する
  2. 「ホーム」>「ディクテーション」>「ドロップダウン」>「文字起こし」に移動する
  3. 「文字起こし」ウィンドウで「記録の開始」を選択する
  4. 記録が開始されるのを待つ
  5. 「文字起こし」ウィンドウを開いたまま、会話を始める
  6. 会話が終わったら、「今すぐ保存して文字起こし」を選択して録音をOneDriveに保存し、文字起こしを開始する

初めてこの機能を使う際には、マイク使用の許可をブラウザに付与する必要があります。
インターネットの速度によっては、文字起こしに時間がかかる場合があります。
文字起こしの実行中は、文字起こしウィンドウを開いたままにします。

注意点やデメリット

Microsoft Wordのトランスクリプトは「Word for the web」でのみ使用することができます。そのため、インターネットの速度によって文字起こしにかかる時間も遅くなる可能性があります。
また、1ヶ月当たり約300分の文字起こしまでの制限があるため、時間の制限なく文字起こし機能が使いたい方は注意が必要です。

ステレオミキサーを使った文字起こし

ステレオミキサーとはPC内の音を録音する機能のことです。
リアルタイムで行われている会話を録音するのは、音声認識機能に対応しているサービスで行えます。しかし、既に録音したものを文字起こししたい場合、音声を認識するのが難しくなり、文字起こしの精度は下がってしまいます。
そんな時にステレオミキサーを活用すれば、録音した音源をPCで再生し文字起こしすることができます。
ステレオミキサーを使う際におすすめなのは、自動文字起こし機能があるGoogleドキュメントの音声入力機能を併せて使うことです。
手順は以下の通りです。

  1. コントロールパネルを表示する
  2. 「ハードウェアとサウンド 」をクリックする
  3. 「サウンド」をクリックする
  4. 「録音」タブをクリックする
  5. 「ステレオミキサー」を選択し、画面下部の「プロパティ」をクリックする
  6. ステレオミキサーのプロパティが開いたら、「デバイスの使用状況」を「このデバイスを使用する(有効)」にする
  7. ステレオミキサーのプロパティ画面で、「レベル」をクリックしボリューム調整をし「OK」をクリックする
  8. 「録音」タブをクリックし、「ステレオミキサー」が「既定値に設定」となっていることを確認し「OK」をクリックする
  9. 「ステレオミキサー」が「既定のデバイス」になったらOK

注意点やデメリット

ステレオミキサーを使う場合、自分でPCの細かな設定を行う必要が生じます。決して難解な操作ではありませんが、初めて行うのは時間も労力もかかります。
PC操作に苦手意識を持っている方や、細々とした作業が面倒だと感じる方にはあまりおすすめしません。
また、PCによってステレオミキサーを搭載しているものとしていないものがあるので、この手順で文字起こしを行う場合はあらかじめ確認しておきましょう。

アプリを使って文字起こし

3つ目にご紹介するのは、文字起こしアプリを使って文字起こしする方法です。従来手動で行われてきた文字起こしですが、最近はアプリを使って簡単に行えます。
中でもおすすめなのが「toruno」です。
「toruno」は、文字起こしだけでなく、会議の録画や議事録作成まで行えるツールです。
AIが会議の発言・会話をすぐにテキスト化し、リアルタイムで文字起こしを行ってくれるため、会議中から役立ちます。
「toruno」に登録した後の手順は以下の通りです。

  1. 利用するWeb会議ツールを開く際に、併せてtorunoを起動する
  2. 会議やインタビューを開始する
  3. 会話の内容と並行してtorunoに文字起こしが表示される

たったこれだけで会議を記録できるため、大事なシーンを逃さず会議の記録が行えます。
Web会議ソフトとの連携操作は不要であり、難しい操作が不安な方にもおすすめのツールです。
無料プランも用意されているため、まずはダウンロードして実際に使ってみましょう。

注意点やデメリット

「toruno」は無料プランもありますが、継続して文字起こし機能を使いたい方は有料プランに入ることになります。その他の文字起こしアプリも有料プランのものが多いですが、無料のツールに比べて精度や使いやすさがアップします。
ただし、文字起こしにかけられる予算次第で、利用を継続できるかどうかの検討は必要となるでしょう。
torunoには無料のトライアル期間があるので、気になる方はぜひお試しください。

おすすめは文字起こしアプリの活用

ここまで、Windowsで文字起こしを行う方法を3つご紹介しました。
最も手軽に継続して利用できるのは「文字起こしアプリ」です。

  • 面倒な設定がいらない
  • 誰でも簡単に始められる
  • 有料である分、非常に精度が高い文字起こしができる

自分で細かな設定をする必要がないため、作業をより効率的に行えます。
業務全体の効率化も図れるため、とにかく文字起こしを手軽に行いたい全ての方におすすめの方法です。

Windowsで自動文字起こしを使って業務を効率化しよう

Windowsで自動文字起こし機能を活用する際には、「Wordのトランスクリプト機能を使う」「ステレオミキサーを使う」「文字起こしアプリを使う」のいずれかの方法を選びましょう。
手軽に高精度の文字起こしを行いたい方には、文字起こしアプリを活用する方法がおすすめです。
文字起こしを自動で行えることで、時間も労力もかからなくなります。文字起こし作業の自動化から、業務全体の効率化を図りましょう。

※Google ChromeはGoogle LLC.の商標です。
※MacはApple Inc.の商標です。
※Microsoft、Microsoft 365、Microsoft Edge、OneDrive、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※本記事に掲載のその他の会社名および製品名、ロゴマークは各社の商号、商標または登録商標です。

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