PROJECT STORY
“縁”を大事に、包括連携協定の締結へ
きっかけは偶然でした。
リコージャパン木幡の訪問に応対された、企画政策課の嶋田さん。
初対面につき、当初「5~10分程度のご挨拶」としていた面談時間でしたが、
志布志のこと、地方創生のこと・・・気が付けば2時間以上も話込んでいました。
こんな予定外のめぐり合わせから交流が始まり、どうせなら多方面で企業ノウハウを活用していただきたい思惑で、鹿児島大学とのお付き合いも深いリコーITソリューションズ㈱を加えた、3社間での包括連携協定の締結(2019年5月)へと発展いたしました。
志布志と東京をつなぐ「ふるさと住民ファンミーティング」の実施
志布志市では「志布志市ファン」とつながりたいという長年の想いの実現に向け、ふるさと納税者等志布志ファンに対しふるさと住民カードを発行し、もっと仲良くなれる仕組みづくりに取り組んでみました。
(「志布志熱★上昇プロジェクト」)
その一環として、志布志市の住民と、首都圏の志布志ファンを同時に繋ぎ、志布志の強み/弱みや未来を語り、それぞれの交流を図る「ふるさと住民ファンミーティング」を実施しました。
リコージャパンは両会場をWEB会議システムで繋ぎ、住民とファンとの臨場感あるやり取りの場づくりを演出。
「顔が見えることで親近感が増し、つながりが深くなることを実感した」という意見がでるなど、関係力強化の観点からWeb会議に一定の効果があることが確認されました。
なお、志布志市のこの一連の取り組みは、総務省・令和元年度「関係人口拡大・創出事業」のモデル事業 に認定されています。
来訪者へのおもてなし:移住・交流支援センターの開所へ
「志布志熱★上昇プロジェクト」を更に深化させる仕掛けとして、志布志ファンや関心ある方が気軽に訪れてくれるような施設を作ることになりました(志布志市移住・交流支援センター「Esplanade」)。
志布志市の地域おこし協力隊だった田川さん。
それまでの都会暮らしから、意を決して志布志に移住されたその想いを志布志ファンに伝えるべく、この移住・交流支援センターの企画から運営まで担うことになりました。
なるべくお金をかけないように、ほとんど自力DIYで空き店舗をリノベーション。
移住・定住に関する相談窓口はもちろん、コワーキングスペース、遠隔通信可能な会議スペース、カフェを設け、想いを込めながら一つ一つ手作りし、2020年12月9日、無事に開所の運びとなりました。エスプラネードとは散歩道や遊歩道という意味で、気軽に立ち寄っていただきたいとの想いです。
リコージャパンは予算申請書作成、コンセプト企画立案をお手伝いし、ICT機器/什器等の納入を担当。
またリコーITソリューションズは志布志市移住・交流支援センターのウェブサイト制作およびログ解析を担当。
少しでも関心のある方を誘導できるようにご支援してまいります。