AS/400などのIBMホストからPCOMM等のエミュレーターのプリンター・セッション経由の印刷では、文字データは文字コードで送られ、それに対応するプリンターの内蔵フォントを使用して印刷します。
プリンターの内蔵フォントは従来のプリンターとの互換性を考慮して「IBM書体」でデザインされたものですが、一方、Windowsの画面に表示される文字は「平成書体」となっています。両者のデザインを比較すると、記号を除いた6,353文字の中で679文字のデザインが少し異なっています。ご指摘の「榊」もそれに含まれます。
比較的新しいモデルのプリンターであれば、デザインの異なる文字だけ「平成書体」に置き換えて印刷する[簡易平成書体]設定のメニューを用意しております。「平成書体」を印刷されたい場合は、各プリンターのマニュアルから初期設定値の変更方法を確認いただき、[簡易平成書体]の設定を変更してください。
[簡易平成書体]メニューに対応しているドット・インパクト・プリンターは以下の製品です。下記に記載のない古いインパクトプリンターでは[簡易平成書体]には対応していないため、現行製品への置き換えをご検討ください。
【簡易平成書体に対応しているドット・インパクト・プリンター】