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インパクト・プリンター共通 : Q12 InfoPrint 1000Jシリーズ : Q9 558X共通 : Q9

AS/400からPCOMMプリンターセッション経由でPDTファイルを使用していますが、印刷方法を変更したいです。PDTファイルのコマンドの編集はできますか。

PDTファイルの基となっているPDFファイル(ibm5577.pdtはibm5577.pdf、ibm5585.pdtはibm5585.pdf)をメモ帳等で開くと、上段セクションの基本マクロ(BEGIN_MACROS)で「どのように印刷させるかを指定するコマンド」と「3文字のコード(英数字)」を紐付けて指定しています。
さらに、下段セクションの「START JOB=」に上記の3文字のコード(英数字)を指定することでコマンドの指示を有効にしています。
コマンドの指示を変更させたい場合は、基本マクロや「START JOB=」の設定を変更します。PDFファイルをメモ帳等で開いて編集して後、PDFファイルをPDTファイルへ変換することが必要です。下記に簡単に手順を記載しますのでご参考ください。

【手順(1) PDTファイルの編集方法】

  1. PDTファイルの基となっているPDFファイルをメモ帳などで開いてください。
    ※PDT/PDFファイルは特に変更していなければ、「C:¥Program Files¥Personal Communications¥pdfpdt」フォルダに保存されています。
  2. 上段セクションの基本マクロから希望するコマンドを確認し、その3文字のコードを「START JOB=」の一番左側に追加します(一番左側に指定することで優先順位を上げることになります)。基本マクロにコマンドがない場合は、新しく3文字のコード(任意)とコマンドを指定した上で「START JOB=」に追加してください。
    ※コマンドの詳細については、PAGESモデルのモノクロ・レーザー・プリンターであればPAGESコマンド解説書、5577などのインパクト・プリンターでしたら、マニュアル:設置・操作ガイドの「付録D.制御コード」をご参照ください。
  3. PDFファイルを上書き保存または新規保存してください。
  4. PDFファイルの保存後、PDTへの変換方法については手順(2)に進んでください。

【手順(2) PDFファイルからPDTファイルへの変換方法】

  1. プリンターセッションを開始し、メニューから[ファイル]→[プリンター設定] を開きます。
  2. プリンター(ドライバー)を選択し、「PDTファイルの使用」にチェックを入れます。
  3. [PDTの選択]をクリックします。
  4. 「PDTファイルの選択」画面で[PDTの変換]をクリックします。
  5. 手順(1)-4で保存したPDFファイルを選択し、[変換]をクリックします。
    ※「この名前のファイルはすでに存在しています。置き換えますか?」というメッセージが表示される場合は「はい」をクリックしてください。
  6. 「テーブルは正しくコンパイルされました」とのメッセージで[クローズ]をクリック→もう一度[クローズ]をクリックします。
  7. 「PDTファイルの選択」画面に戻りますので、変換したPDTファイルを選択します。[OK]をクリック→もう一度[OK]をクリックして「プリンター設定」画面を閉じます。
  8. メニューから[ファイル]→[保管]を選択して設定を保存します。プリンターセッションを終了して再度開き直してください。

以上でPDT/PDFファイルの編集は終了です。

参考:
PDT/PDF for PCOMM/CA
PCOMMのWSプロファイル中に、"Use Default=Y"の記述を行う必要があるとの事ですが、なぜでしょうか。