トラクター切替コマンドを使用することにより、可能です。下記の4つの方法があります。
方法1:WSCSTを2つ作成し、OUTQごとに使い分ける方法
方法2:WSCST内のDRAWERパラメーターに2つのコマンドを記述し、OVRPRTFコマンドで使い分ける方法
この設定をしておく事により、OVRPRTFコマンドによる、ソース用紙入れ(DRAWER)パラメータでトラクターの指定(下トラクターを使用する場合は1を、上トラクターを使用する場合は2を指定)が可能になります。
OVRPRTFコマンドにて次のソース用紙入れの定義が行われるまで、使用したトラクターが有効となります。
方法3:PCOMMのプリンター・セッションで制御する方法
方法4:キャラクター・モードまたは透過モードでコマンドを送る方法
この方法はiSeries上のアプリケーションからプリンターに対して直接制御コマンドを送って動作させる方法で、アプリケーションを変更する必要があります。以下の例ではキャラクター・モード"&$%$"を使用しています。
なお、上記設定は5557-G02/H02にてフロント・トラクター、リア・トラクター切替え時にも使用可能です。
1B7E1000020101:フロントトラクター
1B7E1000020102:リアトラクター