出力機器のリモート管理サービス @Remote

概要

@Remote、それは出力機器の運用効率化を実現する 新しいサポート&サービス。
インターネット経由でリアルタイムに機器を監視します。

@Remote(アットリモート)は、デジタル複合機やレーザープリンターをインターネット経由でリモート管理する新しいサポート。 ネットワーク上にある機器の状況をリアルタイムに把握できるため、必要に応じたサービスをスピーディーにご提供いたします。

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@Remote導入のメリット

メリット1 機器の故障未然防止

定期的な機器の診断や、機器の状態に応じた適切な点検の実施により、故障の未然防止がはかれます。

メリット2 クイックアクションによるダウンタイム短縮

故障時の自動通報、状況確認の実施、迅速なCE手配、修理依頼作業の簡素化を行うなど、機器のダウンタイムを最小にとどめます。

メリット3 機器管理業務へのお役立ち

トナー注文などの機器に関わる業務の簡素化および業務代行をはかります。
機器の出力状況に関するご報告をいたします。

メリット4 コンサルティングへの情報活用

お客様のご使用環境に応じたご利用方法のご提案や、ご使用状況に応じた機種のご提案をいたします。

サービス内容

遠隔診断保守サービス

こんなご要望やお困りごとはありませんか?

  • 適切な点検を実施して欲しい!
  • 故障により複写機が使用できない時間が多い!
  • 故障時に連絡するのが面倒!

遠隔診断保守サービス”で解決します!

  • リモートで機器の状態を監視します。
  • データに基づいた適切な点検作業で故障を未然に防止します。
  • リコーテクニカルコールセンターへ自動で故障通報されたときは、リコーテクニカルコールセンターから状態確認のご連絡をいたします。

“遠隔診断保守サービス”とは

以下のサービスで、機器の『故障未然防止』や『クイックアクションによるダウンタイム*短縮』を実施します。

  • *
    ダウンタイム…機器が故障や従来の点検等により使用できない時間
リモート点検

機器からの通報情報、および定期的な情報取得結果をもとに機器の状態を診断します。診断した結果やお客様に状況を確認した結果で、必要に応じてCE(カスタマーエンジニア)が訪問点検を実施します。適切なタイミングで点検を実施することで、故障の未然防止をはかります。また、“定期総合診断”時は、診断した結果を「リモート診断結果レポート」として、お客様へFAX送信または郵送いたします。
〈複写機のみのサービスです〉

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  • 一部の機種では定期総合診断およびリモート診断結果レポートの発行ができません。対応機種については担当営業もしくは担当カスタマーエンジニアへご確認下さい。

<診断方法>

随時診断

紙詰まりの発生状況や電圧値の変化等が異常傾向値時にリコーテクニカルコールセンターへ自動通報します。この情報を蓄積・分析することにより、点検箇所・点検時期を予測します。

定期総合診断

定期的にリコーテクニカルコールセンターで複写機の状態情報を取得します。この情報と過去情報、保守履歴などと照合して、総合的に診断します。(リモート診断結果レポートを発行します)

リモート診断結果レポートのサンプル
故障時自動通報
  • 機器の自己診断機能でトラブルを検知した場合、リコーテクニカルコールセンターへ自動通報します。
  • トラブルの内容・原因をCE(カスタマーエンジニア)が訪問前に把握していますので、迅速かつ的確なサービスをご提供できます。
修理依頼通報(マニュアルコール)
  • 機器の操作パネルからリコーテクニカルコールセンターへ修理依頼ができます。機種名・住所などを言う手間が省けます。
リモートファーム更新(オプション)
  • 機器本体のファームウェア更新が必要と判断された場合、自動的にインターネット経由で最新のファームウェアをダウンロードし、機器本体のファームウェアを自動更新します。ファームウェアを迅速に最新の状態にすることで、最適な機器状態を維持し、故障の未然防止を図ります。

カウンター自動検針サービス

こんなご要望やお困りごとはありませんか?

  • カウンター値の確認を電話で応対するのは、いちいち業務を中断するので面倒!

“カウンター自動検針サービス”で解決します!

  • 自動で検針いたしますので、一切お手間はとらせません。また、機器を止めることなく検針いたします。

“カウンター自動検針サービス”とは

お客様の締め日に合わせて、毎月のカウンター数値を自動検針。これまでのようにカウンターを調べてハガキに記入したり、電話で対応する必要もありません。お客様の手をわずらわせることなく、迅速で正確な検針をおこないます。

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ご使用状況報告書サービス

こんなご要望やお困りごとはありませんか?

  • 両面機能や集約機能などの社内コスト低減策の徹底度合いを知りたい!
  • ISO14001のために、コピー機の用紙サイズ別などの使用枚数を管理したい!
  • 機器毎の消費電力量や機器使用時のCO2排出量を知りたい!
  • コストやCO2排出量の削減をはかるための利用方法などを教えて欲しい!

“ご使用状況報告書サービス”で解決します!

  • 各機器単位に両面機能や集約機能の利用率や用紙サイズ別の出力数などが把握できます。また、両面・集約機能の利用による用紙削減効果(試算値)なども確認できます。
  • 機器毎の消費電力量や機器使用時のCO2排出量が確認できます。(試算値)
  • 機器別の過去1年間のトータル出力枚数推移で、機器トータルの削減状況も把握できます。
  • Excelデータでご提供しますのでお客様でも容易に加工できます。(一部報告書はPDF形式でのご提供となります)

“ご使用状況報告書サービス”とは

  • お客様のご要望に応じて、ネットワーク上の出力機器の出力数に関する情報をリコーテクニカルコールセンターシステムで収集・加工し、機器の出力枚数や使用率等を「ご使用状況報告書」としてご報告いたします。
  • ご使用状況報告書はNetRICOHのお客様専用ページからダウンロードできます。
  • 報告書データは毎月1回最新データに自動更新し、更新の都度、お客様へNetRICOHからメールにてご連絡いたします。
    ご提供情報の内容を表した図
  • ご使用状況報告書サービスは、ブロードバンド回線による@Remote通信のみ対応しています。
  • 事前にご担当者様のNetRICOHの法人登録が必要です。
  • ご使用状報告書をご希望の場合は担当営業までご連絡ください。

サービス内容の詳細は、以下の「@Remoteご使用状況報告書サービスご利用のステップ」に掲載しております。

トナー自動配送サービス

こんなご要望やお困りごとはありませんか?

  • トナーの在庫がない事はわかっていたが発注するのを忘れてしまった。
  • 出力中にトナーが切れて出力が出来なかった。
  • トナーの在庫管理や発注作業が面倒!

“トナー自動配送サービス”で解決します!

  • 機器にセットされているトナーがなくなると自動的に通報します。
  • 煩わしい発注業務も必要ありません。

“トナー自動配送サービス”とは

機器にセットされている機器のトナーがなくなったとき*に、機器からリコーテクニカルコールセンターへ自動通報し、トナーを1本自動的に配送するサービスです。
尚、配送時にはトナー回収も実施いたします。(一部地域を除く)

  • *
    機種により通報時期は異なります。トナーエンド、トナーニアエンドまたはトナー交換時のいずれかのタイミングで通報されます。
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  • 事前にトナー自動配送サービス申込書をご記入下さい。
  • トナーのお届け数量は1本となります。
  • サービス開始後は対象機種1台につき予備トナーを1本以上ご用意下さい。
  • トナー代金のご請求やお支払いに関しては従来と変わりません。
  • 一部の地域または一部の機種ではトナー自動配送サービスがご提供できません。展開地域や対応機種については担当営業までお問い合せ下さい。

通信と設置方法

通信方法

  • ネットワークに接続されている機器『@Remote通信機能搭載機種*』もしくは専用アダプタ(RC Gate)からリコーテクニカルコールセンターへ通信を行います。
  • リコーテクニカルコールセンターへの通信はインターネット通信〈SSL/TLS通信〉にて行います。
  • *
    @Remote通信機能搭載機につきましては、販売会社担当営業までお問い合わせください。

RC Gateを設置する場合

  • RC Gateをお客様先のHUBにLANケーブルで接続します。
    (お客様のLAN環境が「無線LAN」の場合は、オプションの無線LANキットをRC Gateに装着し無線LAN通信を行います)
  • RC GateはLAN経由で管理対象機の情報取得を行います。
    (但し、LAN経由で情報取得が可能な機種のみ)
  • 1台のアダプタで最大100台の機器を管理可能です。

設定に必要な情報

@Remote通信に必要な以下情報を事前に設定します。
設定作業は担当のカスタマーエンジニアが行います。

【プロキシーサーバーを設置されている場合】

  • プロキシーサーバーアドレスとポート番号
  • @Remote通信用のプロキシーサーバーIDとパスワード
    (プロキシーサーバーでID、パスワードを使用されている場合)

【RC Gateを設置する場合】

上記情報以外に以下の情報が必要です。

    • RC Gate用のIPアドレス
    • サブネットマスク
    • ゲートウエイアドレス
      (自動取得されている場合は必要ありません)
    • 管理対象機器に設定されているIPアドレス
      (LAN経由でアダプタに機器情報を送信できる機能を搭載した機種)

セキュリティについて

@Remoteは、以下の方法で通信時のセキュリティを確保しています

SSL通信方式を採用

  • RC Gateとリコー側システムの通信、および機器とRC Gateの通信には、SSL/TLS通信方式*を採用しています。
  • お客様が構築されているセキュリティ網を経由してリコー側への通信を行います。
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    • *
      SSL(Secure Sockets Layer)/TLS(Transport Layer Security)とは、インターネット上でデータを安全に送受信するために暗号化する仕組みのことです。
  • 機器、RC Gate、リコー側システムはお互いに電子証明書を有しています。
    通信を行うたびに電子証明書を取り交わし、相手が正しい事を確認してから共通鍵暗号化による通信を行いますので、なりすましによるデータの不正取得から保護しています。尚RC Gateおよび機器は、1台毎に証明書を保持しています。
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通信起動はRC Gate(もしくは@Remote通信機能搭載機器)から実施

  • 通信起動は、必ずRC Gateもしくは@Remote通信機能搭載機器から行います。
    リコー側からRC Gateもしくは機器に通信起動を行うことはありません。
  • リモート点検の実施などで、リコーテクニカルコールセンターから機器情報の取得が必要な時は、RC Gateもしくは@Remote通信機能搭載機からの定期的なポーリング通信*があったときに、リコー側システムからの指示を返送する方式にしております。
  • RC Gateは稼動状態の通知およびセンター側からの指示確認のため、定期的にリコー側システムへポーリングを実施します。(1時間に1回)
    リモート点検実施などでリコーテクニカルコールセンターから機器情報取得を行う場合はRC Gateからリコー側システムへの定期的なポーリング通信時に、相互認証をした上で情報を取得します。
    尚、以下の通報時はRC Gateから自動で通報されます。(ポーリング時の通信ではありません)
    • カウンター値通報(自動検針)
    • 故障時自動通報
    • アラーム通報
    • マニュアルコール・トナーコール

〈リコーテクニカルコールセンターから機器情報取得を行う時の通信〉

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  • @Remote通信機能搭載機の場合は機器からポーリング通信を実施します。

取得情報は@Remote運用に必要な情報のみ

@Remoteでは、管理対象機器の保守などのご提供サービスに関わる情報とRC Gate(@Remote専用装置)登録情報をリコーテクニカルコールセンターへ送信しています。機器でスキャニングしたデータやプリント出力するデータは、RC Gateで取得出来ません。

ご導入にあたって

お申し込みについて

  • @Remoteをご導入いただく際は、パフォーマンス契約書もしくはM-PaC契約書内の「リモートサービスに関する特約」条項をご確認いただいた上で、パフォーマンス契約書もしくはM-PaC契約書のご締結をお願いいたします。
  • 機器のご導入後に@Remoteを導入いただく際は「リモートサービスに関する特約書」のご締結をお願いいたします。

セッティングについて

  • @Remoteの初期設定に必要なネットワーク情報およびインターネット通信に関する情報は、設置時に担当カスタマーエンジニアへお伝え下さい。
  • RC Gateを設置する場合、1台のRC GateにIPアドレスが1つ必要です。(DHCPによるIPアドレスの自動取得でも設定可能です。)
    また、RC GateをLANケーブルで接続するためのHUBの空きポート、RC Gate用のAC電源コンセントが必要です。
  • @Remoteの運用に必要なRC Gateは、(株)リコーから無料でお貸出しいたします。
  • RC Gate以外の装置(ハブなど)が設置時に新たに必要となる場合は、お客様ご負担とさせていただきます。
  • RC Gateの基本セッティング料金は、(株)リコー負担とさせていただきます。但し、個別の工事などが発生する場合は、お客様にご負担いただく場合があります。
  • オフィス環境によっては設置作業ができない場合がありますので、事前に担当営業もしくは担当カスタマーエンジニアまでご相談下さい。
  • セッティングに要する時間は1台あたり約20分から30分を目安にしていますが、お客様の設置環境によっては、それ以上の時間を要する場合があります。
  • インターネットの通信がダイヤルアップ接続の場合は設置できません。

ご提供サービスについて

  • ご使用機種により、ご提供可能なサービスが異なりますので、販売会社担当営業まで事前にご確認下さい。

機器保守料金について

  • 機器の保守料金は、現状の契約料金と変わりません。

運用開始後の留意事項

  • RC Gate設置後は、RC Gateの電源を常に通電状態として頂き、AC電源を取り外さないようお願いいたします。
  • 移転やレイアウト変更をされる場合や機器もしくはRC GateのIPアドレス等の情報を変更される場合は、担当カスタマーエンジニアへ事前にご連絡下さい。
  • お客様環境でLAN通信やインターネット通信ができないなどの不具合が生じているときや、RC Gateの回線が外れている、もしくはAC電源が抜けているときは、サービスのご提供ができませんので、あらかじめご了承下さい。

サービスの中止について

  • サービスの中止をご希望される場合は、担当営業までご連絡下さい。
  • (株)リコーよりお貸し出ししているRC Gateは担当カスタマーエンジニアまでご返却下さい。

お問い合わせ

  • ご導入に関するお問い合わせやサービス内容に関するお問い合わせにつきましては、担当営業までご連絡下さい。

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導入をご検討中のお客様へ

お問い合わせ

@Remoteに関するお問い合わせは、リコーテクニカルコールセンターが承ります。
お問い合わせは、電子メール (お問い合わせフォーム)、電話、FAXで受け付けております。

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