画像ログ出力アプリケーション RICOH 画像ログ送信オプション

ファクスによる発注業務の効率化と、セキュリティー対策の実現に。

RICOH 画像ログ送信オプションは、「ファクス発注業務の効率化」と「ドキュメントのセキュリティー強化」のニーズを解決する画像ログ出力アプリケーションです。送信した紙のファクス文書を自動的にデータ化し、操作した結果を画像ログとして簡単に保存&共有することが可能。操作したログも把握できるなど、情報漏洩の対策にもご活用いただけます。

システム構成

Point1
操作ログの取得を周知することで、抑止効果をもたらします。
Point2
画像ログと操作ログを同時に記録。アプリケーションを実行するための専用サーバーも必要ありません。
Point3
保存データは社外から閲覧できるほか、情報漏洩を把握した場合は、操作ログと画像ログの確認により原因を追究できます。

特長1. 柔軟なファイル名、フォルダー名のカスタマイズが可能

年や月、日ごとに管理したい場合、機器ごとに管理したい場合、お客様別に管理したい場合など、管理の方法はお客様によってまちまちです。RICOH 画像ログオプションでは、様々な要素や組み合わせでファイルやフォルダーをカスタマイズすることが可能です。

カスタマイズ要素一覧

ユーザー名、機番*1、操作種別、日付(年)、日付(月)、日付(日)、時刻(時)、時刻(分)、時刻(秒)、ジョブ結果、送信先、ユーザー指定文字、送信種別、機器のIP アドレス、機器のホスト名、FileNo(FAX)*2、印刷ジョブ名*2、お客様名、区切り文字

  • *1

    フォルダー名カスタマイズでのみ利用可能

  • *2

    ファイル名カスタマイズでのみ利用可能

特長2. このアプリ1つで画像ログ、操作ログが一元管理

これまで操作ログと画像ログは別々のシステムが必要でした。またログ保管先もシステム毎に違っていたため一元管理ができませんでした。RICOH 画像ログ送信オプションでは同じフォルダーに保存されるので、ログの一元管理が可能となります

特長3. 専用サーバー不要で動作する

専用サーバーが不要なので、導入コストを抑えつつ情報漏洩対策ができます。

特長4. セキュリティー監査に向けた運用ログを保管

複合機の画像ログと操作ログが確実に保存されていることを運用ログで確認することが可能です。

特長5. 保存先が利用できない場合は指定された別の保管先へ自動保存

保存先として指定した保管先がなんらかの原因で通信できなくなった場合に、別の指定された保管先(セカンダリサーバー)に自動で送信することができます。これによりログの冗長性を可能とします。

特長6. 問題発生時はエラーメール通知で迅速把握

運用ログで状態を把握することもできますが、問題が発生した場合に、より迅速に、かつわかりやすく対応するため、管理者へのエラーメール通知を行うことができます。

特長7. 利便性を向上する検索ツールを用意

直感的にかつ容易に検索を可能とするツールをご用意しました。検索には日付、ユーザー名、お客様送信先名などが使用できます。

ファクス送信業務改善

ファクス送信業務改善早わかり動画

ファクス業務で送信されるすべてのファクスを画像保管し、送信先ごとに自動で仕分けできます。紙の保管が不要となり、電子化により誰でも内容を確認することができるため、担当者の業務負荷を改善することができます。

課題解決

解決例1. 流通・小売業のお客様

導入前

発注業務でファクス送信をする発注書や連絡事項について、

  • 整理されず保管や破棄されている
  • 確認や問い合わせの連絡がきても、送った内容を確認するのに時間がかかる
  • 本人しかわからないため、担当者が不在や手がふさがっていると、すぐに対応ができない
前述の内容を表した図

解決例2. 製造・建築業のお客様

導入前

発注業務でファクス送信をする発注書や連絡事項について、

  • 整理されず保管や破棄されている
  • 確認や問い合わせの連絡がきても、送った内容を確認するのに時間がかかる
  • 本人しかわからないため、担当者が不在や手がふさがっていると、すぐに対応ができない
前述の内容を表した図

セキュリティー強化

セキュリティー強化早わかり動画

普及している操作ログツールでは、誰が操作をしたかは確認ができても、何をどのように操作したのかは確認ができず、インシデント発生時に確実な確認ができませんでした。また、確認できない要因として紙媒体の流出が多いという傾向が挙げられます。「RICOH 画像ログ送信オプション」では、複合機の全ての出力を画像ログ*1と操作ログとして保存することができるので、いつ、誰が*2、どのような文書をコピー出力やファクス送信、スキャンしたのか把握することができます。

  • *1

    本体のオプションとして「拡張データ変換ボード」が別途必要です。

  • *2

    本体の認証管理が必要です。

課題解決

Case1. 不正利用の抑止

後述の内容を表した図

第三者による複合機の不正利用により、機密情報が流出してしまう恐れがある。

Case2. トレーサビリティー向上

後述の内容を表した図

複合機の操作ログと画像ログを取得していないため、インシデント発生時に原因を究明することができない。

簡単操作で詳細なログ集計が可能

機器の使われ方を”見える化”し、効率的な運用と経費削減を実現。

収集したジョブログは、「RICOH ジョブログ集計ツール」(別売)で集計。使用量の集計だけでなく、両面や集約機能の使用率など詳細な機器の使われ方も分かります。

集計可能な項目:両面印刷・集約印刷利用状況、紙出力枚数・紙削減率 など

主な仕様/価格表

動作環境(RICOH 画像ログ送信オプション 管理ツール)

CPU Intel® Core i5 2.5GHz以上
メモリー 推奨 4GB 以上、最低 2GB以上
HDD空き容量 2GB以上
OS Windows 10 Home/Pro/Education/Enterprise(32bit/64bit)
Windows 10 Enterprise 2016 LTSB/LTSC 2019(32bit/64bit)
Windows 11 Home/Pro/Pro for Workstations (64bit)
Windows 11 Education/Enterprise (64bit)
Windows Server 2016 Standard/Essentials/Datacenter(64bit)
Windows Server 2019 Standard/Essentials/Datacenter(64bit)
Windows Server 2022 Standard/Essentials/Datacenter(64bit)

動作環境(RICOH 画像ログ送信オプション 検索ツール)

CPU Intel® Core i5 2.5GHz以上
メモリー 推奨 4GB 以上、最低 2GB以上
HDD空き容量 2GB以上
OS Windows 10 Home/Pro/Education/Enterprise(32bit/64bit)
Windows 10 Enterprise 2016 LTSB/LTSC 2019(32bit/64bit)
Windows 11 Home/Pro/Pro for Workstations (64bit)
Windows 11 Education/Enterprise (64bit)
Windows Server 2016 Standard/Essentials/Datacenter(64bit)
Windows Server 2019 Standard/ Essentials / Datacenter(64bit)
Windows Server 2022 Standard/Essentials/Datacenter(64bit)

取得可能なログの種類

○:対応 ×:非対応
操作種別 操作ログ 画像ログ
コピー
スキャン*
印刷
PC FAX
送信ファクス(直接送信不可)
受信ファクス ×
  • *
    ドキュメントボックス保存は対象外です。

対応機種

(2024年1月現在)
カラー複合機*1

RICOH IM C7010/C6010*3/C5510*3/C4510*3/C3510*4/C3010*4/C2510*4/C2010
RICOH IM C8000/C6500
RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000
RICOH IM C300

モノクロ複合機*1

RICOH IM 9000/8000/7000/6000/5000/4000/3500/2500

プロダクションプリンター*2

RICOH Pro C5310S/C5300S

  • *1
    ACT1.2以降(ファームウェアバージョンVer3.53以降)
  • *2
    ACT1.1以降(ファームウェアバージョンVer1.08以降)
  • *3
    帳票スキャン拡張ユニットタイプM53に対応しています。(1パス両面ADF装着時)
  • *4
    帳票スキャン拡張ユニットタイプM52に対応しています。(1パス両面ADF装着時)

価格

(消費税別)
製品名 RICOH 画像ログ送信オプション
品種コード 440007
JANコード 4961311953170
標準価格 50,000 円
備考 画像ログ取得には本体オプション拡張データ変換ボード タイプM19が必要です。
※詳しくは販売担当者にご確認ください。
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