複合機/プリンター対応ICカード認証システム リコー 個人認証システム AE2

より使いやすく、より機能的に、より広く
強くてフレキシブルな最高のセキュリティー環境をめざして。

ICカードのIDをキーとして、情報漏えいを抑止するほか、TCO削減にも貢献する「リコー 個人認証システム AE2」。
登録がスムーズに行えるみなし認証*への対応、サーバーレス・連携設定した機器の中で空いている機器からの印刷に対応するなど、機能強化や使いやすさを向上。また、リコー独自のソフトとの連携やサーバーの導入により、ニーズや利用規模に合わせたセキュリティーの構築も可能です。
強靭でフレキシブル。そんな理想的なセキュリティー環境の実現をサポートします。

  • *
    みなし認証とは、事前にユーザー登録を行わずカードをかざして読み取りに成功した後に、 複合機が利用可能になる簡易的な認証システムです。

特長

セキュリティー&コスト削減

セキュリティー強化の先に、コスト削減がある。

多機能&使いやすさ

多彩な機能が、より効率的なプリント環境を実現。

拡張性

つながる。ひろがる。規模に応じた使い方を。

サーバー管理

スムーズなサーバーの管理が、負担を軽減。

大型タッチパネル搭載機に対応

さらに先進性を拡張する。MultiLink-Panel

セキュリティー強化の先に、コスト削減がある。

ICカードがセキュリティー向上の“キー”に

まずはテスト的な導入も可能。リコー関連商品の組み合わせにより、将来的なシステム拡張にも対応します。

セキュリティー

  • 現在のICカード社員証を使用し、情報漏えい対策を図りたい
  • サーバーレスで導入したい
  • システム拡張も視野に入れたい
STEP1 社員証、入館証をかざしてプリントデータを出力
リコー 個人認証システム AE2単体

単体では、ICカードによるオンデマンド印刷が可能

STEP2 ユーザー管理を一元化、印刷環境を向上
認証サーバーやLFプリントサーバー

サーバーの導入で複数台の利便性が向上

STEP3 ログを収集し、セキュリティー対策に
ログサーバー

ログ関連商品の導入で、万一の情報漏えいにも対応

登録をスムーズにするみなし認証

ICカードの事前登録を必要としない、みなし認証機能。管理者の管理負担を軽減します。

FeliCa Lite対応で導入コストをカット

よりシンプルで簡易的なICカード「FeliCa Lite」に対応しました。導入時のコスト削減が可能です。

ムダなプリントを減らすオンデマンド印刷

印刷物の取り違えや置き忘れによる情報漏えいを防ぎ、ムダな印刷や放置された紙文書も減らすことができます。

操作フロー

  • 画面は複合機です。4行LCDパネル搭載モデルのプリンターは、ICカードをかざせばプリント出力されます。
STEP1

自分のパソコンからプリント指示を出します。

STEP2
HDDに印刷データが蓄積されます

利用者登録されたICカードを機器側のICカードリーダーにかざし、認証します。

STEP3
画面に利用者ごとに蓄積された印刷文書が表示されます。

出力したい文書を選択し印刷ボタンを押します。

STEP4

プリントデータが出力されます。出力後に、プリントデータは削除されます。

こんな時に使えます!

あれっ!?たった今プリントアウトしたはずの人事情報がない!!

大事な人事情報はICカードをかざして出力!

大事な人事情報だから、第三者の目に触れられること無く自分の手で受け取れるのはすごく安心。

  • 自分のプリントデータは自分のICカードで認証することにより出力されます。

ミスプリントを防ぐ多彩な印刷方法

操作パネル上で、オンデマンド印刷ならではのさまざまな印刷方法をご活用いただけます。

  • チェック印刷
    複数部数の印刷を実行した際に、チェック用に一部だけ先に印刷することができます。
  • 部数変更印刷
    印刷時に指定した印刷部数を変更して印刷することが可能です。
  • 片面→両面変更印刷
    片面印刷を両面印刷に変更することができます。
  • 保存印刷
    印刷後、印刷文書を削除せずに保存しておくことができます。
前述の内容を表した画像

多彩な機能が、より効率的なプリント環境を実現。

サーバーレスで管理いらず。ロケーションにとらわれず印刷が可能。

印刷指示した機器と異なる機器からオンデマンド出力が可能。サーバーレスで機器間連携による印刷環境の構築が可能です。
(標準パネル搭載モデルは最大5台、4.3インチパネル搭載モデルは最大4台)

印刷指示した機器Aが混雑していたら、機器BからAの印刷文書を取得して参照や印刷、削除が可能。
  • 異なる機種間で利用する場合はRPCS Basic ドライバーをご利用ください。

個人・グループの利用制限機能

機器の利用をICカードを持っている人に限定し、個人やグループごとに利用できる機能を制限できます。

操作フロー

  • 画面は複合機です。4行LCDパネル搭載モデルのプリンターは、ICカードをかざせばプリント出力されます。
STEP1

通常はロックがかかっており、ボタンおよびタッチパネルでの操作ができません。

STEP2

利用者登録されたICカードを機器側のICカードリーダーにかざし、認証します。

STEP3

個人やグループごとに許可されている機能(フルカラーコピー、モノクロコピー、フルカラープリンター、モノクロプリンター、スキャナー、ファクスなど)を利用できます。

こんな時に使えます!

個人やグループごとに、利用できる機能を管理!

各所属部署や役割により必要な機器の操作機能(フルカラーコピー、モノクロコピー、フルカラープリンター、モノクロプリンター、スキャナー、ファクスなど)を制限することで、情報漏えいのリスクを軽減できます。

前述の内容を表した画像
  • グループごとに機能制限を行うにはリコー Authentication Server AE2が必要です。
  • プリンターは、モノクロ/カラープリントの制限をすることができます。

ICカードのマルチリーダー対応

2種類の規格のICカードを使い分けている時に有効な機能。FeliCaとMIFAREまたはFeliCaとeLWISEカードの組み合わせで利用可能です。

FeliCa、MIFARE、eLWISEに対応

スプールしたデータを削除可能

複合機・プリンターにスプールした印刷文書が、削除可能。より効率的なプリント環境に貢献します。

前述の内容を表した画像

液晶パネルでアプリを切り換え

導入したアプリケーションは、操作パネル上でアイコンを選ぶだけで簡単に切り替えることができます。

前述の内容を表した画像

つながる。ひろがる。規模に応じた使い方を。

リコー 個人認証システム AE2の拡張性と構成図

小規模のオフィスから大規模なオフィスまで、フレキシブルに対応。

単体構成図

複合機
  • 個人ごとのパネル操作利用制限
  • オンデマンド印刷(選択出力/削除)
プリンター
  • モノクロ/カラー出力制限
  • オンデマンド印刷(出力)

拡張構成図

ユーザー管理をする管理者PC、プリントの指示をするクライアントPC、ユーザーを一元管理する認証サーバー、認証サーバーと組み合わせ連携設定した機器の中で空いている機器からの印刷を可能にするLFプリントサーバー、ログの一元管理と集計分析をするログサーバーと、接続された複合機やプリンターで構成されます。

利用者ごとに枚数を把握できる。Ridoc IO Device Manager Lite(無償ダウンロード)

複合機、プリンターそれぞれ1台ごとの利用枚数を簡単に把握することができます。

  • リコーホームページからダウンロードしてご利用ください。

利用枚数情報は以下のようにユーザー別の情報を表示できます。
ユーザーAの利用枚数カラーコピー30枚モノクロコピー83枚
ユーザーBの利用枚数カラーコピー15枚モノクロコピー47枚
ユーザーCの利用枚数カラーコピー12枚モノクロコピー64枚

本アプリケーションは、「リコー 個人認証システム AE(旧バージョン)」と混在環境での運用が可能です。

リコー Authentication Server AE2を使用すればリコー 個人認証システム AE(旧バージョン)を導入した機器と、リコー 個人認証システム AE2を導入した機器の混在環境での運用が可能です。

認証サーバーをリコー Authentication Server AE2にアップグレードすれば、旧バージョンを導入した機器と混在環境での運用が可能です。

スムーズなサーバーの管理が、負担を軽減。

ユーザー情報・認証設定の一元管理

認証サーバー上でユーザーを一元管理することにより、複数の機器に対する管理作業を軽減できます。

認証サーバー上のユーザー情報を管理者PCから「管理者ツール」によって一元管理。カード情報と利用者情報は、利用制限情報とともに管理サーバーで一元管理できます。

外部認証ユーザーと独自ユーザーの併用

リコー Authentication Server AE2を導入すれば、外部認証サーバーに登録していないユーザーを、リコー 個人認証システム AE2のユーザーとして追加して利用可能にすることができます。

併用が効果的な環境

社員はADに登録されているが、派遣の人はADには登録されないが印刷は許可したい場合。

リコー Authentication Server AE2のみに存在する独自ユーザーと、外部認証サーバーに存在する外部ユーザーで権限を分けられます。

急ぎの時は空いている機器から出力

クライアントPCからプリント指示したデータを、好きな機器から出力することができます。

  • 大きなサイズの印刷や、たくさんの印刷を複数機器で行なう環境では、LFプリントサーバー、認証サーバーでの運用を推奨いたします。
    また、異なる機種間でロケーションフリー印刷を利用する場合はRPCS Basicドライバーをご利用ください。

前述の内容を表した画像

操作フロー

  • 画面は複合機です。4行LCDパネル搭載モデルのプリンターは、ICカードをかざせばプリント出力されます。
STEP1

自分のパソコンからLFプリントサーバーへプリント指示を出します。

STEP2
LFプリントサーバーには印刷データが蓄積されています。

利用者登録されたICカードをプリントしたい機器側のICカードリーダーにかざし、認証します。

STEP3
画面に文書が表示されます。

出力したい印刷文書を選択し印刷ボタンを押します。

STEP4

プリントデータが出力されます。出力後に、プリントデータは削除されます。

こんな時に使えます!

急ぎで必要な会議資料を空いている機器からプリントアウト!

近くの機器が使用中でも、LFプリントサーバーにプリント指示を出し、他の機器にICカードで認証して出力できます。

会議資料を今すぐプリントしたいが近くの機器は誰かが大量印刷中の場合、LFプリントサーバーにプリント指示を出して空いている機器から出力できます。空いている機器にICカードをかざしてプリントアウトします。

さらに先進性を拡張する。MultiLink-Panel

次世代の大型フルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」搭載機なら、タブレット端末のような使いやすさが手に入り、セキュリティー環境をさらに拡張することができます。各種アプリケーションも追加できるため、新しいワークスタイルが広がります。

直感的操作が可能に

タブレット端末やスマートフォンの使いやすさを、タッチパネル上でご体感いただけます。フリックやドラッグ、ピンチイン・ピンチアウトなど、指先ひとつで直感的な操作が可能。ひとつ上の使いやすさを提供します。

フリック

画面をタッチした状態で、指を滑らせ、次の画面を表示します。

前述の内容を表した画像

ドラッグ

アイコン等をタッチし、そのままずらすことで位置を変えます。

前述の内容を表した画像

ピンチイン・ピンチアウト

2本の指でタッチし、指の間隔を広げたり狭めたりすることで画面表示の大きさを変えます。

前述の内容を表した画像

プレビュー画面の表示

印刷ジョブを選択すると、フルカラーで見やすいプレビュー画面を表示できます。プレビュー画面では、フリックでページを切り替えたり、ピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小させて確認できます。

前述の内容を表した画像

フリック

ピンチイン・ピンチアウト

自分のジョブのみを一括表示

当複合機、接続している他の機器、接続しているサーバーより、自分の印刷ジョブのみをまとめてタッチパネル上に表示できます。タブを切り替えてジョブを探す必要がありません。

前述の内容を表した画像

印刷時の台数拡張

「MultiLink-Panel」を搭載した複合機なら、サーバーがなくても機器間で連携設定し、その中で空いている機器から印刷することができます。従来の複合機が拡張できる台数(5台)に比べて、大幅な台数拡張を実現できます。

MultiLink-Panel搭載モデルでは大規模環境に対応

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