子どもたちに競わせることには賛否両論あるかもしれませんが、紙アプリは教育現場でも活用できます。子どもたちはゲームの勝ち負けを気にするだけで終わらず、「どうすれば次勝てるか?」を考え、何度も挑戦し続けるポジティブ思考を持つようになることが期待できます。
大妻女子大学 社会情報学部
生田 茂教授
紙アプリの教育現場での活用について
教育における地域連携活動の一層の推進と発展を図ることを目的として、「地域連携プロジェクト」を主宰しています。この中で、リコーの「紙アプリ」やゼミの学生が制作した教材を使って、「学校を美術館・博物館に変身!」させる活動を展開しています。これは、子どもたちに自分の描いた絵が3DのCG画面の中で動き回るという体験をしてもらうものです。「紙アプリ」はお絵かきの上手・下手に関係なく、子どもたちの積極的姿勢、想像力の強化、言語活動の活発化などを図ることのできる新しい教育ツールとして、高く評価しています。