日本は超高齢化社会に達しており、介護サービス利用者の数は今後も増加すると予測されています。しかし、介護職員は慢性的に不足しており、現状維持が精いっぱいの状況です。そのため、日々の記録や請求、見守りなどの間接業務が増大し、直接ケアの時間を圧迫しています。これにより、サービスの質の低下などの問題が顕在化しています。
限られた人材と労力で介護の質を向上させることが、介護現場の生産性向上の課題です。ICT化はそれを実現するためのキーファクターと言えます。
人が人をケアする施設だからこそ、ICT化による心のゆとりが大切です。心のゆとりある介護サービス業務を取り戻す鍵は、直接ケアの業務を圧迫している間接業務の効率化です。 リコーは、施設の特性やインフラの現状に充分配慮し、介護現場の生産性向上とともに、職員の働きやすさ、働きがいを創るための最適なシステムをご提案いたします。
良いサービスを提供するための計画を策定実施。
サービス計画に基づいた介護サービスを提供。
計画したサービス実施後の評価・改善を実施。
請求管理などヒト・モノ・カネをコントロール。
遡ること1977年、リコーが提唱したOA(オフィスオートメーション)。そこには「機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事をするべきだ」という想いが込められていました。人間にしかできない創造的な仕事を通して、生み出される付加価値を増幅することに、はたらく歓びがあるのだという考え方です。
リコーの使命は、“はたらく”に寄り添い、変革を起こし続けること。 その先に見据える未来は、人ならではの創造力が発揮され、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会。
そんな想いが、2023年に新たに制定した使命と目指す姿「“はたらく”に歓びを」に込められています。