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Windows Server 2008/2008 R2で使用する場合の制約事項と補足説明

最終更新日:2013年8月2日

Windows Server 2008/2008 R2 Server Core対応

Windows Server 2008/2008 R2の Server Coreインストールオプションは、Windows Server 2008/2008 R2の新しいインストールオプションです。
対応状況一覧において、Server Core非対応の記述がされていないドライバーではServer Core環境に対応しております。
なお、Server Core環境で対応しているプリンタードライバーでは以下のインストール方法で動作確認をしております。
なお、事前にプリントサービスをインストールしてから実行してください。

<コマンド>
start /w ocsetup Printing-ServerCore-Role

1.プリンタの追加ウィザードを起動したインストール
<コマンド>
rundll32 printui.dll,PrintUIEntry /il
ウィザード起動後に、画面の指示に従ってファイルを指定し、インストールを実施します。

2.Rundll32を使用したインストール
<コマンド>
rundll32 printui.dll,PrintUIEntry /if /f <infファイル名> /r "<ポート名>" /m "<モデル名>" /Z
ポート名は事前に作成しておく必要がございます。


なお、インストール手順は以下をご覧ください。
プリンタードライバーをホームページからダウンロードしてインストールする方法
(Windows Server 2008 Server Core)

制限事項

各ドライバーに付属しておりますインストーラーはWindows Server 2008/2008 R2のServerCore環境でのインストールには対応しておりません。
そのため、対応プリンターは上記の手順で行ってください。

ターミナルサービス

ターミナルサービス環境で利用した場合は、ドライバーの実装上弊害を起こす可能性のある機能をグレーダウンし使用できないように対応しております。
詳細は こちらでご確認ください。

TS Easy Print

TS Easy PrintはWindows Server 2008/2008 R2の新機能で、ターミナルサーバー上にプリンタードライバーをインストールせずにクライアント側のプリンタードライバーで印刷する機能です。
印刷設定やオプションの設定はクライアント側のプリンターアイコンに依存します。
ICカードなどを使用した認証機能での印刷やユーザーコード等を使用した印刷が容易に使用可能です。
なお、Windows Server 2008/2008 R2 対応しておりますプリンタードライバーではTS Easy Printをサポートしておりますが、下記の制限事項がございますので、ご了承頂きたくお願い致します。

制限事項

ドライバー全般
Windows Server 2008/2008 R2環境へログオンし、プリンタフォルダからTS Easy Print機能で作成されたクライアントプリンターの「印刷設定」や「プロパティ」を開いて設定値を変更した場合、下記のアラートが表示されますが、設定した設定値は設定される場合と設定されない場合がございます。
TS Easy Printで印刷したデータがモノクロであっても、アプリケーションやデータによってはカラーで印刷される場合があります。そのため、運用前にご確認頂きたく御願いいたします。
プリンタ設定が保存できませんでした。この操作はサポートされていません。
なお、設定を変更したい場合は、Windows Server 2008/2008 R2環境へログオンする前に、クライアント側のPCで設定を変更してください。

Hyper-V

Hyper-V環境下でのプリンタードライバーのインストールについては現在動作確認中となります。そのため、現状は動作保証いたしません。

Microsoft Cluster Service (MSCS)環境

Windows Server 2008/2008 R2対応しております一部のプリンタードライバーではMicrosoft Cluster Serviceをサポートしております。
詳細は こちらでご確認ください。