掲載日:2025年6月30日
リコージャパン株式会社
平素はリコー製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
弊社リコー インタラクティブ ホワイトボード製品のオプションである「RICOH Interactive Whiteboard Controller Type2」(以下、本製品)へ搭載しているOSのマイクロソフト社サポート終了に伴う対応について、以下にご案内いたします。
記
「RICOH Interactive Whiteboard Controller Type2」は、下記の表の通りWindows® 10 IoT Enterprise 2016 LTSBを搭載しており、マイクロソフト社によるサポート終了期限を迎えます。
製品名 | 搭載OS | サポート期限 |
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RICOH Interactive Whiteboard Controller Type2 | Windows 10 IoT Enterprise 2016 LTSB | 2026年10月13日 |
本製品は以下のリコー インタラクティブ ホワイトボード機種(以下、搭載可能機種)に搭載して利用されます。
製品名 | 製造機番 (○には数字が入ります) |
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RICOH Interactive Whiteboard Controller Type2 | 5R1K-○○○○○○ |
RICOH Interactive Whiteboard Controller Type3 | 501P-○○○○○○ |
RICOH Interactive Whiteboard Controller Type3a | 503C-○○○○○○ |
コントローラーの製造機番は、Type2とType3/Type3aとでは別の箇所に貼りつけられています。
Type2のラベル位置 | Type3/Type3aのラベル位置 |
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本体背面上部にあるボックスの右側面にラベルが貼られています。 |
本体背面や側面に機番ラベルが貼られています。
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本製品は、OSとしてWindows® を適切に組み込んだ上で、さらにホワイトリスト方式のセキュリティ対策を施し、商品機能を提供しております。
弊社は、これまで何らかのリスクがあると想定されるプログラムの脆弱性について、「ファームウェアバージョンアップ」(修正プログラム)をお客様に提供し、お客様ご自身にて修正プログラムをご適用いただくか、弊社作業員がお客様先に訪問の上、修正プログラムを適用することで対応してまいりました。
しかし、マイクロソフト社のサポート終了後は、当該OSに起因する問題に関しては対応することが出来なくなります。
マイクロソフト社によるサポート期間終了後であっても、ホワイトリスト方式等の本製品をマルウェアから守る仕組みは保持されます。しかしセキュリティ上の理由等で、本製品を継続使用いただけないお客様には、本製品をお客様ネットワークから遮断(LANケーブルを外す)いただくか、新製品RICOH Collaboration Boardへのお買い替えをお勧めいたします。
新製品Windows® 11搭載機種RICOH Collaboration Boardは、一部Dシリーズとの機能差異がございます。お買い換えをご検討頂けます場合は詳細をご案内させていただきますので、お手数でございますが担当営業までご連絡いただきますようお願いいたします。
なお、マイクロソフト社のサポート終了に関わらず、お客様と弊社との保守契約にもとづき、本製品の消耗品 / パーツの提供や故障時の対応は継続いたします。ホワイトボードアプリケーションに起因する脆弱性については、今まで通り対策ファームの公開等の対応を行います。
2025年6月現在、Windows® 11搭載機種として以下のモデルを販売しております。
以上