お客様導入事例 ゴダイ株式会社 様 実務にあわせた最適化とカスタマイズで、導入79店舗で延べ約25,000時間分のPOP出力業務の効率化を実現

目次

  1. 概要
  2. 背景と課題
  3. 選定理由
  4. 導入の効果
  5. 今後の展望
  6. お客様プロフィールと導入製品

概要 導入提案前からシステムエンジニア(SE)もヒアリングに参加してくれたので、希望通りのPOPシステムを短期間で導入できました。

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実務にあわせた最適化とカスタマイズで、POP出力業務を効率化
導入79店舗で延べ約25,000時間分のPOP業務工数削減を実現

創業以来90年以上の歴史を持ち、「超地域密着型の健康生活支援」を事業の軸として、兵庫・岡山・鳥取・京都にドラッグストアや調剤薬局、介護サービスを展開するゴダイ株式会社様。

ドラッグストア「ゴダイドラッグ」様では、2021年にRICOH スクラムアセット かんたんPOP制作モデルを活用して、実務に最適化された形でRICOH MightyPOP Vを79店舗に導入。それまで課題となっていた、店舗におけるPOP出力業務をシンプルにして、業務負荷の低減・業務の平準化を実現しました。

  • お困りごと 1

    店舗でのPOPの出力が複雑で、店舗スタッフの工数が大きかった

  • 解決 1

    ハンディターミナルから直接POPの印刷が可能となり、工数が約1日1時間削減でき貼付率も上がった

  • お困りごと 2

    手順の複雑さから、属人性の問題が生じていた

  • 解決 2

    操作がシンプルになって、誰でもPOP出力業務が可能となり、業務負荷が分散された

  • お困りごと 3

    新店舗オープン時やリニューアルオープン時に本社から多数の支援人員が必要だった

  • 解決 3

    新規オープン時でも本社からの人員派遣が最小限となった

背景と課題 「提案前からSEの方が商談に参加してくれ、その場で疑問を解消してくれたので、非常に安心感があり、提案もこちらの希望通りでした」

店舗スタッフの大きな負担となっていた、値札POPの出力・貼り替え業務

ゴダイドラッグ様では、日々行われる特売などの対応のため、各店舗で1日あたり平均10回以上、値札POPを出力し、貼り替えるという作業を行っています。

同社販売システム本部販促企画部情報システム部の大津敦史部長代理は「値札POPは本部で制作したデータを公開し、各店舗で出力しています。当社では、貼付ミスを最小限にするため、店舗スタッフがハンディターミナルで商品と商品棚のバーコードを読み取り、マッチしたPOPを出力して貼り替えるという業務フローを取っています」と語ります。

課題は店舗でのPOP出力にありました。従来のPOP出力システムはハンディターミナルから直接印刷指示を行うことができず、その都度PCでの操作が必要でした。販促企画部の高部順平副課長は「出力に手間と時間がかかり、他の業務に気を取られて貼り替えを忘れてしまったり、操作が習得できないパートやバイトの方からは敬遠されてしまうありさまでした」といいます。

ゴダイ株式会社 販売システム本部 
販促企画部 
情報システム部 
部長代理
大津敦史 氏

選定理由 適切な提案と、対応の安心感でRICOH MightyPOP Vを選定

従来システムのサポート期間や、Windowsの更新時期を迎えることから、同社ではリコージャパンを含め、3社にPOPシステムの提案を依頼しました。「他の2社と異なり、提案前の段階からリコージャパンは営業担当者だけでなく、SEも同席してくれて、丁寧にヒアリングしてくれました。また、こちらの疑問についても、その場で回答をもらえたので非常に安心感がありました。実際の提案も実情に即した形で課題が解決できるものとなっていたので、導入を決めました。特に“スクラムアセットモデル”という意識はしていませんでしたが、当初からSEの方がいらしたので、導入まで色々とお願いしたカスタマイズについても、しっかりヒアリングしてくれてシステムに反映されていて、非常に満足しています」(大津氏)。

ゴダイ株式会社 販売システム本部 
販促企画部 
副課長
高部順平 氏

商品と棚のバーコードをハンディターミナルで読み取り、RICOH MightyPOP Vに送信するだけで印刷指示終了。

レジ脇のプリンターに取りに行くころにはPOP出力完了。

すぐ貼り替えの作業を行うことができる。
※写真はすべてイメージです

導入の効果 導入79店舗で年間約25,000時間分のPOP業務効率化を実現、誰でも簡単に使え、
店舗スタッフの負荷分散・軽減にも効果

導入効果について高部氏は、「ハンディターミナルから直接印刷できるようになったので、PCを操作する必要が全くなくなりました。プリンターのところに行く頃には印刷は終わっており、すぐに貼り替え作業にかかれるので、非常に効率的になり、タイムリーに印刷できるようになったことで貼付率も上がりました。また、誰でも使えるようになったので、業務を平準化できるようになりました」と語ります。

大津氏は「POPのサイズも色々ありますが、前回の出力サイズを覚えていてくれるので、毎回サイズ指定する手間がなくなりました。このようにかなり効率的になったことから、ざっと1店舗あたり1日で1時間程度の時短、導入店舗全体では年間約25,000時間分の業務効率化を実現、店舗スタッフの負荷を軽減できました」といいます。

さらに、新店舗やリニューアルオープン時の準備にも大きな効果があったといいます。「1店舗あたり約2万アイテムぐらいの品揃えをしているため、開店時にはその数分の値札POPを出力する必要があります。今までは開店準備時に本社から多くの応援人員を出して、PCに張り付かせて出力作業を行わせるなどしていましたが、現在では最小限の人員で済ませることができるようになりました」(大津氏)。

今後の展望 ポスター等の出力用にA3プリンターの導入も検討。さらなる業務環境改善のためのシステム導入構想も

今後の展望について大津氏に伺うと「ポスターのような大判のPOPも店舗で印刷できるようにA3プリンターの導入も検討しています。また、本部と店舗間のコミュニケーションの課題もありますので、情報共有システムなどの必要性も感じているところです。今回のRICOH MightyPOP Vの導入でリコージャパンへの安心感、信頼感はとても高まったので、引き続きさまざまな形で支援していただきたいと感じています」と語ってくださいました。

ゴダイ株式会社様 システム概要図

お客様プロフィールと導入製品

お客様情報

お客様名称
創業 昭和5年(1930年)
従業員数 1,700名(パート、アルバイト含む)
事業内容 保険調剤、介護サービス、ドラッグストア、エステ/ネイル事業

導入製品

  • 本資料に掲載のその他の会社名および製品名、ロゴマークは各社の商号、商標または登録商標です。
  • 本ページに掲載されている情報は、2022年10月現在のものです。
  • 導入時点より製品バージョンアップしております。

課題適応型ソリューションモデル RICOH スクラムアセット

多岐にわたる分野での提案実績をもとに、80を超えるスクラムアセットモデルをご用意しています。
お客様個別の課題に対応するようアレンジを加え、最適なソリューションをご提供いたします。

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