2026.02.16
埼玉県の寄居町には、地域全体で子供たちを見守り教育充実に取り組んでいく文化が歴史的に醸成されています。寄居町教育委員会様を中心にICT活用も推進されており、特に、寄居町立男衾中学校においては、校舎の大規模改修を機に最新のICT環境を整備。全ての普通教室にRICOH Interactive Whiteboard(旧モデルを含む)を配置し、全教科で活用いただいています。
Android™ OS搭載の利点を生かし、RICOH Interactive Whiteboardの画面から直接Web上の情報を検索したり、画面を分割してデジタル教科書とWebページを同時に表示したり、表示した画面に書き込みながら説明するなど、フレキシブルに授業を展開。さらに、Google アプリケーション等と組み合わせることで、エンターテイメント性の高いコンテンツも、手軽に授業に取り入れることが可能に。教科書を超えて様々な情報を効果的に盛り込んだ授業スタイルが、子供たちの豊かな思考力を育むことにつながっています。
単体でもWebにつながり、幅広く活用できる。
壁掛け設置ができる。
操作がシンプルで使いやすい。
寄居町教育委員会様では、「夢と心をはぐくみ 未来を拓く 寄居の教育」という教育方針のもと、学校や地域と連携してICT活用を推進されています。寄居町教育委員会 教育総務課 課長 大野様にお話を伺いました。
大野様「寄居町では、町の重点施策の柱の一つとして教育施策の充実・強化を掲げています。毎年度、基本理念に基づいた具体的な目標とそれを達成するための施策をSDGsとも結びつけた形で策定。重点施策が一目で分かるよう表として整理した上で、学校はもちろん地域住民から成る学校運営協議会とも共有し、地域一体となって子供たちの教育充実に取り組んでいます。ICT活用も重点施策の一つで、タブレットや電子黒板の活用推進のほか、公営の塾『より・E 土曜塾』 をハイブリッドで展開するなど、町全体で利活用を進めています。」
寄居町立男衾中学校では、校舎の大規模改修のタイミングでRICOH Interactive Whiteboardが導入されました。寄居町教育委員会 教育総務課 主査 羽鳥様は、導入の背景をこう振り返ります。
羽鳥様「男衾中学校の校舎の大規模改修にあたり、インフラ全体をリコージャパンに提案してもらいました。電子黒板についても相談し、現場の先生方の要望を踏まえ、最適なツールとして提案されたのがRICOH Interactive Whiteboardでした。先生方からの要望として大きかったのは、ケーブルレスで使えることです。電子黒板の移動や複雑な配線が必要となると、準備に手間がかかるほか、ケーブルに子供たちが足を引っかけてしまう可能性があります。その点、RICOH Interactive Whiteboardは、Android™ OSが搭載されているのでパソコンとつながなくても単体で幅広く活用できますし、壁掛け式にすれば電源コードも露出しないのが良かったところですね。」
RICOH Interactive Whiteboardの利点について、寄居町教育委員会 教育指導課 課長 大澤様は、シンプルな操作性にあるとお話を続けます。
大澤様「寄居町の先生方はICT活用に積極的で、子供たちのために熱心に取り組まれています。RICOH Interactive Whiteboardは、そんな先生方の『 こういう授業をしたい』 という思いやアイディアを実現してくれるツールだと思います。
操作がシンプルなので、子供たちのタブレット画面を投影したり、投影した画面に書き込むといったことも手軽にできますし、Google アプリケーションでオリジナル教材も作成できます。男衾中学校の先生方からも好評で、ユニークな授業を多数展開されています。」
寄居町教育委員会様では、ICTの活用事例を各学校で共有する仕組みを構築されています。寄居町教育委員会 教育指導課 指導主事 阿久津様にお話を伺いました。
阿久津様「授業の様子を動画で撮影し、教職員に公開することで好事例の横展開につなげています。また、リコージャパンに手配してもらっているICT支援員の存在も大きく、各校を回り他校の事例を紹介してくれるので助かっています。男衾中学校の取り組みには、他校の先生も興味を持たれており、今後は、男衾中学校を一つのモデルとして、町全体のICT活用をさらに促進させていきたいと考えています。」
2024年12月に校舎の大規模改修を終えた寄居町立男衾中学校。木目を生かした校舎には、木の温もりと調和する形で最新のICT設備が導入されています。男衾中学校の特長について、寄居町立男衾中学校 教頭 今井様にお話しいただきました。
今井様「男衾中学校は伝統的に柔道部と陸上部が強く、世界的大会における柔道の金メダリストやマラソンの元日本記録保持者も輩出しています。また、地域とのつながりが強いことも本校の特長です。学校運営協議会にも協力いただいている『総合的な学習の時間』 の取り組みにおいては、文部科学省の研究校に指定されたこともあり、県内外から注目いただいています。それから、ICT活用についても本校が注力しているところです。以前から積極的に取り組んできましたが、校舎の大規模改修を機に最新の環境が整備されたことで、利活用が一層加速しています。すべての普通教室にRICOH Interactive Whiteboard(旧モデルを含む)を設置し、全教科で活用しています。」
RICOH Interactive Whiteboard活用のメリットについて、今井様がお話を続けます。
今井様「RICOH Interactive Whiteboardの魅力は、デジタル教科書を投影するツールにとどまらず、授業の幅や選択肢を大きく広げてくれることだと思います。先生方を見ていると、使うほどに新しいアイディアが生まれていくような、指導力が高まっていくような印象を受けます。子供たちの関心を引き出すためにWebページを表示したり、Google アプリケーションを子供たちの学び合いに活用するなど、先生方のアイディアと工夫が詰まった授業が多数展開されています。」
全ての普通教室にRICOH Interactive Whiteboard を設置
寄居町立男衾中学校 数学教諭 佐藤様は、RICOH Interactive Whiteboardは子供たちの思考力を広げるのに効果的だとおっしゃいます。授業での活用方法を教えていただきました。
佐藤様「子供たちの思考力を育むには、教科書に載っている解答例だけが正解ではないこと、解答へのアプローチは複数あることを子供たち自身が考え学んでいくことが不可欠です。例えば、今日の相似の授業では、最初は教科書を使わずに、Webから探してきたピラミッドのイラストを表示し、古代エジプトの人はどうやってピラミッドの高さを計測していたかを子供たちに考えさせることから始めました。
また、入試を控える中学3年生には、できるだけたくさんの問題に触れ、初めて見る問題でも自らの思考力で解答を導いていけるよう、Web上で公開されている入試問題を授業に取り入れることも多いです。
こうした教科書外の情報も含め様々なコンテンツを授業に効果的に取り入れていく上で、Webページもデジタル教科書もすぐに表示でき、書き込みながら説明をしたり、さっと画面を切り替えられるRICOH Interactive Whiteboardはとても使い勝手が良いと思います。」
表示した画面に書き込みながら授業を展開
画面を分割し、複数のコンテンツを同時に表示
RICOH Interactive Whiteboardの活用が、学び合いの促進にもつながっていると、佐藤様がお話を続けます。
佐藤様「大画面に情報を表示すると、自然と子供たちの顔が前を向きます。それだけでも教室に一体感が生まれますが、子供たちから出てきた意見をRICOH Interactive Whiteboardの画面に書き込んで整理することもできますし、子供たちのタブレット画面を大画面に投影しクラス全員で共有することもできます。そうすることで、さらに子供たちの意見交流が促進され、学び合いを深めることにつながっていきます。」
子供たちのタブレット画面をRICOH Interactive Whiteboard に投影しクラス全員で共有
改めて導入効果を教えてください。
佐藤様「RICOH Interactive Whiteboardを使うことで、思い描いていた授業を実現できるようになりました。教員の負担が大きくなるのではないかと思われるかもしれませんが、一から教材をつくらなくてもWeb上のコンテンツやアプリケーションを活用できるので、よりスムーズに授業を進行できるようになったと感じています。
それから、子供たちの様子を見ながら、さっと画面を切り替えられる効果はやはり大きいですね。子供たちの理解度に合わせて問題を変えたり、画面を分割して問題とヒントを同時に表示することもできるので、学びを深めることにつながります。
試験対策としての効果も生まれていて、計算スピードが以前よりも早くなっています。これは、問題を解く際にRICOH Interactive Whiteboardでタイマーを設定し、時間を意識することを習慣づけていることが影響していると思います。」
今井様「RICOH Interactive Whiteboardの活用は、先生の負担軽減、働き方改革にもつながっています。少し前の時代には考えられないほどシンプルな操作で多様な機能が活用できるので、様々な情報や入試問題、さらには、Web 上のアプリケーションで作成したゲーム感覚のクイズまで、日常の授業の中で展開できるようになりました。多角的なアプローチで、子供たちの思考力、判断力、表現力をより豊かに育んでいきます。」
今後の活用について教えてください。
今井様「今後も教育現場におけるICT活用はますます進み、子供たち自身がAIを活用する機会も増えていくでしょう。こうした中で、私たちが危機感をもって取り組んでいるのは、子供たちが情報を集め分析し、正しく扱うことができるよう、情報処理能力を育んでいくことです。RICOH Interactive Whiteboardのさらなる活用はもちろん、ICTやAIの最新の動向も含め、リコー、リコージャパンには、引き続きサポートいただけることを期待しています。」
(写真左から)
寄居町教育委員会 教育指導課 指導主事 阿久津 佳永 様
寄居町教育委員会 教育指導課 課長 大澤 正樹 様
寄居町教育委員会 教育総務課 課長 大野 芳春 様
寄居町教育委員会 教育総務課 主査 羽鳥 寛子 様
(写真左から)
寄居町立男衾中学校 教頭 今井 陽彦 様
寄居町立男衾中学校 数学教諭 佐藤 健人 様
学校法人創志学園 専修学校クラーク高等学院 大阪梅田校 様
専修学校の多彩な学びをさらに充実させていくためデジタルサイネージを活用。
生徒たちの好奇心・学びへの意欲を向上させながら、来校者への情報発信も強化。さらに、生徒主体のコンテンツ作りが新しい学びの機会も創出。
2022.08.01
学校法人日通学園 流通経済大学 様
学内で「いつでもどこでも」自由に印刷できる環境を実現
2022.03.24
東洋高校 様
最適かつ安定した無線LANを、コストを抑えて増設、動画などの活用範囲を広げ、能動的学習に貢献
2020.09.07
学校法人 多摩川学園 認定こども園 多摩川幼稚園 様
“おもしろいこといっぱい”を伝える。長尺・差し替え・カラープリント
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学校法人 東北工業大学 様
デジタルサイネージ×LEDビジョンで太陽光に負けないダイナミックな情報発信を展開。
開放感のある透過性に優れた大画面から、多様な情報を発信し、学内外の情報交流を活性化。
2019.09.01
国立大学法人鳴門教育大学 様
RICOH UCS Advancedを活用し地域全体を網羅するサテライト教員研修網を構築
2019.05.16
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