専修学校の多彩な学びをさらに充実させていくためデジタルサイネージを活用。
生徒たちの好奇心・学びへの意欲を向上させながら、来校者への情報発信も強化。
さらに、生徒主体のコンテンツ作りが新しい学びの機会も創出。
生徒が毎日通る廊下にディスプレイを設置し、仲間たちの活躍を配信。
図書室を利用するきっかけづくりに、デジタルサイネージを活用。
柔軟なカリキュラムで生徒一人ひとりの可能性を引き出していく、「才能開花教育」に注力されている専修学校クラーク高等学院様。大阪梅田校様では、教室に限らずあらゆる場所・機会を使って生徒たちの学びを充実させていきたいとの思いから、デジタルサイネージを活用されています。
各階の廊下に大型ディスプレイを設置し、同校の生徒たちの活躍はもちろん、全国に広がる関連校の情報も幅広く配信。廊下を通る度に仲間たちの活躍や夢を追う姿に触れることが、好奇心の幅を広げ、学びへの意欲を高めることにつながっています。
また、来校者への情報発信もデジタルサイネージで強化されています。生徒たちの生き生きとした表情をダイナミックに配信することで、口頭では伝えきれない各コースの特長や魅力を、来校者に体感してもらえるようになりました。
さらに、コンテンツ作りには生徒たちも参加しています。構成もデザインも自ら考え形にしていく、生徒主体のコンテンツ作りが新しい学びの機会となっています。
【導入前の課題】
【導入後の効果】
専修学校クラーク高等学院 大阪梅田校様について教えてください。
専修学校クラーク高等学院は、一人ひとりの好きなことや得意なことに寄り添い、生徒それぞれの可能性を引き出していく「才能開花教育」を軸にしています。母体である学校法人 創志学園は全国各地で学校を運営しており、その中でも当校は、パフォーマンスコース、プログラミングコース、eスポーツコースなど特色ある教育を展開しています。
また、連携校のクラーク記念国際高等学校(通信制)を併修することで高校卒業資格を取得できるため、大学進学を含む幅広い進路が開かれていることも当校の特長です。どんな未来でも切り拓いていけるよう、教室に限らずあらゆる場・機会を使って生徒たちの可能性や創造力を引き出していきたいと考えています。
デジタルサイネージも、生徒のためにより良い環境を追求していく中で興味を持たれたそうですね。
詳しく教えてください。
生徒たちに、全国にいる仲間の存在や彼らの活躍をもっと身近に感じてほしいと考えたのが、デジタルサイネージに興味を持ったきっかけです。当校には様々なコースがありますが、自分と異なるコースの生徒も仲間ですし、全国に広がる創志学園グループの関連校で学ぶ生徒たちもまた仲間です。コースを超えて、学校を超えて、たくさんの仲間の活躍に触れ、刺激を受けることができるような環境を構築したいと考えていました。
また、来校者への情報発信も充実させたいという思いもあり、生徒たちと来校者、両方への情報発信を同時に強化できる方法はないか、リコージャパンに相談したところ提案されたのがクラウド型のデジタルサイネージでした。デジタルサイネージの存在は知っていましたが、リコージャパンにクラウド型の特長を聞くまで、これほど手軽に情報更新ができるツールだとは思っていなかったです。インターネットにつながる環境があれば、どこからでも更新できるのがとても魅力的でした。
7台のデジタルサイネージはどこに設置されていますか?
生徒たちに自然と目にしてもらえるよう、各階の廊下に設置しています。また、教員の情報共有を促進するため、職員室と非常勤講師室にも設置しています。特に、非常勤講師は担当する授業以外で生徒に接する機会が少ないので、デジタルサイネージを使って授業外の生徒たちの様子を見てもらえるようにしています。
廊下
職員室
非常勤講師室
日々の運営はどのようにされていますか?
複数の教員がアカウントを持っていますので、検定、イベントなどそれぞれが担当する分野のコンテンツをPowerPoint®で作成しアップしています。
■コンテンツ例を教えて下さい。
など
デイリーコンテンツ
生徒さんもコンテンツ作成に参加されているそうですね。
はい。当校は、天満警察署から委嘱を受け防犯ボランティア活動を行っています。その一環で作成している防犯啓発動画を、学校の公式SNSのほかデジタルサイネージでも配信しています。この動画作成を、シナリオ作りから撮影、編集まで生徒たちに任せているんです。教員もチェックはしますが、基本的には全て生徒たちが行っています。どうすれば同世代の若者に伝わりやすいか、アイディアを練る様子や完成した動画を見ると、コンテンツ作りを通じて生徒たちが成長していくのを感じます。
生徒目線で作られた動画は天満警察署からも評価が高く、大人には作ることができない、若い世代に響く内容になっていると、感謝状をいただきました。
「振り込め詐欺」、「盗難」など様々なテーマの防犯啓発動画を生徒たちが作成。
今後は動画以外にも、生徒たちが参加できる機会を増やしていく予定です。デジタルサイネージはWebサイトとは異なり、校内限定で配信されるので学校側としては安心感があります。すぐに修正もできますので、生徒たちには、自由な発想でどんどんコンテンツ作りにチャレンジしてほしいです。生徒たちが主体的に学んでいける場としても、デジタルサイネージの活用を進めていけたらと思っています。
導入効果を教えてください。
毎日生徒たちが通る廊下を、情報発信の場、学びをより豊かにする場として活用できるようになりました。生徒たちは、大きなディスプレイに映し出される自分や友達、関連校の情報を見てワイワイと盛り上がっているので、やはりデジタルサイネージの訴求力は高いですね。仲間の活躍に日々触れることが、好奇心の幅を広げたり、学びへの意欲を高めることにつながっています。
学校説明会などで、中学校3年生やその保護者の皆様に、生徒たちが生き生きと学ぶ様子を動きのあるコンテンツで見てもらえるようになったことも大きな効果です。説明会は週末に開催することが多く、普段の学校の様子を見てもらうのは難しかったのですが、デジタルサイネージの導入により、口頭では伝えきれない当校の特長や魅力を、大画面で体感いただけるようになりました。
デジタルサイネージ導入前に比べて、発信する情報量、頻度ともかなり増えていますが、それに比例して業務負荷が大きくなったということはないです。自席から遠隔配信できますし、配信開始時間・終了時間を事前に設定できるので、イベント直前になってバタバタすることもありません。試合速報など、急ぎの情報は割り込み配信できるのも便利ですね。
今後の活用についてお聞かせください。
デジタルサイネージは、距離が離れている拠点とも手軽に情報を共有したり更新することができるので、関連校とコンテンツを共有し「映像による交流」を進めていくのも面白そうですね。専修学校クラーク高等学院 天王寺校には、大阪梅田校と同じリコーのデジタルサイネージが導入されているので、相互にコンテンツを配信するなどして、両校の生徒がお互いに刺激し合い成長していける環境づくりができたらと思っています。
(写真中央)学校法人創志学園 専修学校クラーク高等学院 大阪梅田校 佐湖 洋平 様
(写真左)リコージャパン株式会社 マーケティング本部 兵庫支社 兵庫ソリューション営業部 エッジソリューショングループ 桃尾 和嗣
(写真右)リコージャパン株式会社 マーケティング本部 兵庫支社 兵庫MA営業部 MA1グループ 西田 武郎
※撮影時のみマスクを外し、ソーシャルディスタンスを確保したうえで撮影しています。
(他のインタビュー中のカットも同様)
この事例を印刷用にダウンロードしてご利用いただけます。PDF版(1.55MB)
お客様情報
■お客様名称:
学校法人創志学園 専修学校クラーク高等学院 様
導入校:大阪梅田校、天王寺校
■URL:
・大阪梅田校
https://seg.ed.jp/osakaumeda/
・天王寺校
https://seg.ed.jp/tennoji/
プログラミングルーム
図書室
Secret Base
導入製品
製品構成:
・大阪梅田校
リコーデジタルサイネージクラウドサービスおよびRICOH Digital Signage Type2 7台
・天王寺校
リコーデジタルサイネージクラウドサービスおよびRICOH Digital Signage Type2 6台
デジタルサイネージの特長や活用目的、実際に導入されたお客様の声などを
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