2025.03.25
東洋紡様は、1882年に紡績会社として発足して以来、幅広い分野へ事業を広げ、現在ではフィルム、ライフサイエンス、環境・機能材、機能繊維分野を中心に高機能素材をグローバルに展開されています。そして、2022年に創立140周年を迎えたのを機に本社を移転。理想のオフィスを追求する中で、従業員への情報配信もより魅力的な形に、拠点を超えてつながり合えるような形にしたいとの思いから、リコーデジタルサイネージを導入されました。
本社では、すっきりとした心地よい空間をつくるためポスター類の掲示をできるだけ控え、各種情報をリコーデジタルサイネージに集約。新オフィスの開放感を引き立てながら、多様な情報を配信されています。
本社に加えて全国の事業所にもリコーデジタルサイネージを導入し、現在、本社と事業所を合わせて10拠点で運用しています。本社発、事業所発、従業員発の情報をタイムリーに配信できる体制を整え、総務からのお知らせや新製品情報、さらに、新入社員紹介、従業員が参加したイベント報告まで幅広く展開。コンテンツが会話のきっかけとなったり、他拠点の取り組みを見て刺激を受けるなど、全国の拠点を横断する情報が全社的なコミュニケーションを促進しています。
本社では、すっきりとした心地よい空間をつくるため紙の掲示物を原則禁止としたい。
全社的なコミュニケーションを活性化したい。
情報更新の手間はできる限り抑えたい。
リコーデジタルサイネージに各種情報を集約し、オフィスの開放感を引き立てながら多様な情報配信ができるようになった。
本社発・事業所発・従業員発の情報をタイムリーに配信することで、全社的なコミュニケーションが活性化している。
操作がシンプルで、本社と事業所の双方から手軽に情報更新ができる。
クラウド型なので遠隔配信ができる。
操作がシンプルで日常業務の合間に作業がしやすい。
費用対効果が高いと感じた。
東洋紡は2022年に創立140周年を迎えました。これを機に本社を移転し、今まで以上に魅力的なオフィスをつくるため、従業員への情報配信もより魅力的な方法に一新したいと考えたのが、デジタルサイネージに興味をもったきっかけです。
本社では、新オフィスの開放感を活かすためポスター類の掲示を原則禁止とし、情報はデジタルサイネージに集約。さらに、全国の事業所にもデジタルサイネージを導入して、全社的に活用していけたらと思いました。
クラウド型なので遠隔配信ができることと、シンプルな操作性が決め手になりました。デイリーコンテンツや無料で使えるテンプレートが用意されており、アフターサポートも充実していることを考えると、費用対効果は高いと思います。
本社の総務もクラウド型のデジタルサイネージを扱うのは初めてだったので、リコージャパンにも相談しながら進めました。「カスタマーサクセス(稼働支援サービス)※」では、本社と事業所の双方から効率的に情報更新を行うための具体的なアドバイスをもらえて良かったです。アドバイスも参考に、工程をできるだけシンプルにした運営体制を構築することができました。
新しいツールの導入に、最初はどうしても不安を感じる事業所もあるので、全国の総務を対象にオンラインで全社展開説明会を開催し、活用に賛同してくれる事業所から順次、導入を進めていきました。
説明会では、操作がシンプルであることはもちろんですが、コンテンツ作りがプレッシャーにならないよう「本社からも遠隔配信するので大丈夫」と伝えたところ、それが一番の安心材料となって、リコーデジタルサイネージ導入に興味を持ってくれる事業所が増えていきました。
また、後から聞いた話では、説明会でリコージャパンではなく、本社の総務が中心となって説明している様子を見て、「私もできるかも」と思ってくれた方がいたとか。皆さんに安心してもらいたくて、効果的なコンテンツの作り方など細かい点までマスターしておいて良かったと思いました。
それから、説明会の実施後、イントラネット上に総務担当者を対象としたコミュニティを作り、リコーデジタルサイネージに関する質問を受け付けると同時に、「〇〇事業所にも導入されました!」「いよいよ△△事業所でも活用が始まります」という導入状況をどんどん発信していったことも効果的でした。徐々に導入に賛同してくれる事業所が増え、最終的には目標としていた本社と事業所を合わせて10拠点すべてに導入することができました。
本社で管理する全社共通のコンテンツパックと、各事業所で管理するコンテンツパックを用意し、本社と事業所の双方から情報配信ができる体制を構築しています。
また、コンテンツは全従業員から募集し、様々な視点の情報を配信できるようにしています。
本社と事業所を合わせて全国10拠点で約44台を運用しています。
本社(コミュニケーションエリア)
本社(Concierge 総務部の窓口)
本社(執務エリア)
本社(執務エリア)
敦賀事業所(総務事務所玄関)
敦賀事業所(食堂入口)
TOYOBO NEWS(新製品などの情報)
社内イベント情報
安全防災情報
IT利活用情報
社員研修の様子
雪・桜など季節の情報
など
新入社員紹介
社内カフェエリアの案内
オフィスの注意喚起情報
など
従業員が参加したイベント報告
労働災害防止の呼びかけ
採用情報
地域のお祭り情報
桜開花情報
など
TOYOBO NEWS(全社共通)
社内イベントの案内(本社)
オフィスの注意喚起情報(本社)
桜開花情報(敦賀事業所)
はい。リコーデジタルサイネージを使えば、事業所の取り組みを全社に向けてタイムリーにPRできるので、敦賀事業所では、事業所内での取り組みや、雪景色、桜の開花状況など地域発の情報を積極的に配信しています。配信すると、拠点内外から「見たよ!」「情報更新を楽しみにしています」という反響が届くのが嬉しいですね。コンテンツをきっかけにこの事業所に興味を持ってもらったり、他拠点の皆さんとの交流を深められたらと思っています。
各種情報をリコーデジタルサイネージに集約したことで、新オフィスの開放感を引き立てながら多様な情報配信を行えるようになりました。
壁への掲示物をできるだけ少なくしたいという当社の要望に応えて、リコージャパンが開発してくれた時計コンテンツ※も役立っています。リコーデジタルサイネージが時計を兼ねてくれるので、時計を別途設置する必要がないほか、時間を確認する度にコンテンツを見てもらえる効果も生まれています。
一番嬉しいのは、部門や拠点を超えて社内の交流が豊かになっていることです。これは、本社総務からだけでなく、全国の事業所発、従業員発の情報をタイムリーに配信できるようになった影響が大きいです。多様なコンテンツが、会話のきっかけを生み出したり、他拠点への関心を引き出すことにつながっています。
そのほか、ペーパーレス化の促進や、割り込み配信による迅速な情報提供も可能になりました。さらに、リコーデジタルサイネージの運用を通じて、全国の総務部の横のつながりが強くなり、他の業務でも連携しやすくなったと感じています。
全国の事業所発、従業員発のコンテンツをもっと増やしていきたいです。例えば、事業所から各地の桜の開花情報を発信してもらうなど、全国を横断するような企画を検討中です。
リコーデジタルサイネージで情報配信をすることは、SNSにも似た楽しさがあります。本社の総務でも、最初は頑張って更新していたのですが、使っているうちに楽しくなり、リコージャパンに驚かれるほどコンテンツ作成に詳しくなったメンバーもいます。多くの従業員に楽しみながら参加してもらい、拠点を超えたコミュニケーションをさらに盛り上げていきたいですね。
お客様名称 |
東洋紡株式会社 ![]() |
---|---|
URL | 東洋紡株式会社 |
所在地 | 大阪府大阪市北区梅田一丁目13番1号 大阪梅田ツインタワーズ・サウス |
事業内容 | フィルム、ライフサイエンス、環境・機能材、機能繊維分野における各種製品の製造、加工、販売。プラント・機器の設計、販売。各種技術・情報販売。 |
従業員数 | 3,063名(2024年3月31日現在) |
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