Well-being(ウェルビーイング)とは、「キャリア」「人間関係」「経済状況」「身体の健康」、そして「地域社会とのつながり」において、すべてが良好で満たされている状態と定義されています。注1
昨今、さまざまな企業と自治体が個人の健康、キャリア、働き方の充実を目的としたSDGsや働き方改革などの取り組みを推進していますが、私たちリコーはいま、真のウェルビーイングを叶えるために、“地域社会への貢献”にも目を向けています。
“地域社会への貢献”。さまざまな貢献の形がある中で、私たちが暮らし生きていく地球環境への配慮もまた、意義のある社会貢献だと我々は考えます。
照明・空調の自動制御と、クラウドでセンシング情報を可視化できるサービスを備えたRICOH Smart MESは、個々の快適性だけでなく、従業員レベルで脱炭素への貢献を実感することができます。
一人ひとりの働きやすさや快適性を叶えると同時に、環境へ配慮し社会に貢献する真のウェルビーイングを目指すことが、これからのワークプレイスには必要だと考えます。
「RICOH Smart MES 照明・空調制御システム」は、リコー独自のセンシング技術とクラウド管理システムを活用し、照明・空調の制御とデマンド制御を一元的に管理できるようシステム化。
省エネと脱炭素化に貢献しながら、快適で働きやすいワークプレイスを実現します。
利用シーンに応じた調色。例えば、昼休みはリラックスできる色温度に。業務時間は集中できる色温度に。
利用場所に応じた調光。例えば、明るい昼間は窓際の明るさを利用。
入退室に合わせた自動点灯・消灯で省エネに。
就業時間以降をスケジュール化し、エリアを限定し点灯。残業を視覚的に意識させる。
温湿度センサーにより空調ごとに設定温度、運転モード、風量、風向きの調整が可能。フロア内のエリアごとに快適な室温に。
リアルタイムセンシング情報を活用した独自の制御アルゴリズムにより省エネを実現。
勤務時間前から空調を自動で作動し、始業時には快適な状態に。
スケジュール設定によるデマンドコントロールで省エネに。
既設ビルもフロア単位で簡単に導入することができます
天井やデスクに設置した照度・人感センサーや温湿度センサー(RICOH EH 環境センサー)が人の在・不在、照度、温度、湿度をエリアごとに収集しクラウドで遠隔監視および制御。無線技術を駆使して既設ビルでもフロア単位で簡単に導入することができます。
温湿度センサーに採用している「RICOH EH 環境センサー」は、超小型サイズのため働いている人の近くに設置しても、目立たず労働環境の妨げにならないのが特長です。
人感センサーによる人の在・不在に関する情報は、利用頻度の低いエリアを顕在化。ウェルビーイングに配慮したワークプレイスの最適なレイアウト変更などにも活用できます。
働き方改善のレイアウト変更活用例はこちら照度・人感センサー
温湿度センサー
(RICOH EH 環境センサー)
わかりやすい操作性と細かな設定項目。
お客様の職場環境や規模などに合わせて
柔軟な設定が可能に
PCのWebブラウザから、オフィスの照明と空調の電源ON/OFF、照度や風量の調整、運転スケジュールの設定ができます。
操作画面の詳細はこちら空調スケジュール設定画面
エリア単位でレイアウトに合わせて照明の明るさや色温度の制御が可能です。また、曜日や時間ごとに照度・人感センサーを組み合わせたスケジュールで照明の運用を行ないます。
例えば、人が多く集まる始業時間は明るく、集中できる色温度に、人が少なくなる昼休みには照度を落とし、リラックスできる色温度に調整するなど、人の在・不在を検知してオフィスの照明を自動で調整します。
照明制御による明るさ(照度)の運用例
温湿度センサー(RICOH EH 環境センサー)が検知した情報をもとに、冷房または暖房運転中に必要に応じて送風モード運転を実行。
また、天井に設置した人感センサーが不在エリアを検知し空調を制御することで、無駄な電力を削減し省エネを実現します。
さらに、事前に運転スケジュールを設定することで、勤務時間前からを空調を自動で作動し、始業時間には快適な室温としながら電力消費のピークを抑えます。
空調制御前と制御後の室温の比較
デマンドコントローラーからの警報に基づき、照明と空調を自動制御。ピーク時に自動的に消費電力を調整することで、高圧契約における基本料金の低減を図ります。
使用電力の推移(イメージ)
RICOH Smart MES導入にあたって必要な機器の提供パートナーです。(五十音順)
簡易試算
現状の設備情報と電気料金明細などから導入効果を試算いたします。
本格提案
現地調査を踏まえ、工事費を含めたお見積もりや工事内容をご提案します。
工事
ご契約後、設置工事を行ないます。必要期間はお客様の建屋規模により異なります。
運用
クラウド画面にて設定内容の確認や変更ができます。
A照明制御と空調制御それぞれでの別導入が可能です。
A1制御利用で年間6万円、2制御利用で7.5万円、3制御利用で9万円となります。
Aクラウドシステムを活用していますので、遠隔での確認が可能です。
カタログのダウンロードはこちら
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