Change Country/Area 日本 - ソリューション・商品サイト

法人に適したファイル転送サービスを解説!安全なファイル共有方法も紹介します

法人に適したファイル転送サービスを解説!安全なファイル共有方法も紹介します

企業のファイル転送において、セキュリティと効率性の確保は重要な課題です。適切なサービスを選択しないと、情報漏えいのリスクや業務効率の低下を招くおそれがあります。

本記事では、法人向けファイル転送サービスの仕組みや、無料サービスが法人に適さない理由を解説します。また、法人に最適なファイル転送サービスの特徴と利点を紹介し、頻繁なファイル共有にはオンラインストレージがおすすめな理由も説明します。

記事をとおして、貴社に最適なファイルの共有方法が見つかるでしょう。ぜひ参考にしてください。

目次

ファイル転送サービスの仕組み

ファイル転送サービスは、大容量データを手軽に送受信できるため、幅広く利用されています。まず送信側がファイルをアップロードし、受信側がそのファイルをダウンロードする仕組みが一般的です。たとえば、数百MBを超える画像やビデオファイルなど、容量の大きなデータも迅速に転送できるため、業務効率が大幅に向上します。

多くのファイル転送サービスは無料かつ、アカウント登録も不要なため、手軽さが支持されています。ただし、法人の場合はセキュリティとデータ管理の観点から、選定には慎重さが必要です。なぜなら、無料サービスでは、セキュリティ面に不安が残るためです。

また、アップロードしたファイルが不意のタイミングで削除されるリスクもあります。一方、有料サービスならば、高いセキュリティとデータ保護が期待できます。

ファイル転送サービスを導入する際は、まず自社に必要な機能を洗い出しましょう。そのうえで、複数のサービスを比較検討することをおすすめします。

各サービスのメリットや注意点については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。

法人は無料サービスが向いていない理由

法人が無料のファイル転送サービスを利用すると、情報の漏えいや流出、災害時のデータ消失などのリスクが高まります。法人向けの有料サービスは、各リスクを最小限に抑えられるのが大きな強みです。

一方、無料サービスのセキュリティレベルは低いため、重要データを扱う法人には不向きです。また、無料サービスでは、アップロードやダウンロード画面に広告が表示されます。広告による操作ボタンのわかりにくさや、広告を消すための余計な手間が小さいながらも負担です。ファイルの転送ができたとしても、かえって業務効率が下がってしまうかもしれません。

また、コストがかかっても、有料サービスを使うべき理由はほかにもあります。十分なセキュリティ対策がされていれば、取引先に安心感を与えられるでしょう。反対に、無料サービスではセキュリティ面での不安から、取引先に不信感を抱かせてしまうおそれがあります。

以上の理由から、法人には有料のファイル転送サービスの利用が適しています。無料サービスのデメリットを理解したうえで、自社に最適なサービスを選択してください。

法人に適したファイル転送サービス3選

法人がファイル転送サービスを選ぶ際は、セキュリティ、操作性、コストパフォーマンスなどを総合的に評価する必要があります。ここでは、法人に特におすすめできるファイル転送サービスを3つ紹介します。

クリプト便

クリプト便は、高セキュリティが求められる金融機関などで多数の採用実績があります。ユーザー間ファイル転送市場で10年連続シェアNo.1を誇る信頼のサービスです。メール添付のように簡単な操作で、効率的にファイル転送できます。

初期費用は20,000円(税抜)、月額費用は20,000円(税抜)から利用可能です。大容量ファイルの送信に適したサービスを探す企業に最適です。ただし、予算が限られる企業には少し高額かもしれません。

Bizストレージファイルシェア

Bizストレージファイルシェアの特長は、充実したセキュリティ対策機能の数々です。送信先制限、上長承認、アクセス制限、送受信通知、ログ履歴など、情報漏えい防止に役立つ機能が豊富に用意されています。送信機能だけでなく共有機能もあるため、取引先との頻繁なデータ共有にも便利です。

初期費用22,000円(税込)、月額費用16,500円(税込)から利用できます。高いセキュリティと安定性を重視する企業におすすめのサービスです。

GigaCC OKURN

GigaCC OKURNは15年以上の運用実績があり、信頼性の高いサービスです。ファイル転送に必要不可欠な機能だけを厳選し、シンプルで使いやすいインターフェースを実現しています。URL無効化やファイル自動削除など、ヒューマンエラー対策にも役立つセキュリティ・管理機能も豊富です。

初期費用50,000円(税抜)、月額費用24,000円(税抜)から利用可能です。使いやすさとセキュリティ・ヒューマンエラー対策の両立を目指す企業に最適なサービスといえます。

頻繁なファイルの共有ならオンラインストレージ

ファイル転送サービスは、大容量ファイルを迅速に送れるのが最大の強みです。しかし、頻繁なやり取りの場合は、毎回ファイルをアップロードしダウンロードする手間が煩わしく感じることもあります。

また、一部のサービスにはログ管理機能がないため、情報が漏えいした場合に原因特定が難しいというデメリットもあります。

一方、オンラインストレージの多くはログ管理機能を備えているため、セキュリティ面で安心です。なかでもRICOH Driveは、ログ管理を含む企業向けに十分なセキュリティ機能により、ファイルの安全管理をサポートします。

たとえば、ユーザーごとに異なるアクセス権限を設定できるため、機密ファイルへのアクセスを制限できます。また、ファイルの暗号化により、外部からの不正アクセスも防止できます。

RICOH Driveの詳細な情報や具体的な機能については、以下の活用ガイドダウンロードページをご覧ください。

法人でも安心して利用できる「RICOH Drive」

RICOH Driveは、パソコンの共有フォルダのようにカンタンにファイル共有できるオンラインストレージサービスです。オンラインで接続されているため、在宅勤務中や外出先からもファイルにアクセス可能。

RICOH Drive はファイル転送サービスの利便性とファイル共有サービスの 2 つの機能を併せ持った法人向けのオンラインストレージサービスです。ファイルの送受信機能で、取引先とのデータ共有もスムーズです。

セキュリティ面でも安心して使えます。RICOH Driveはメール認証機能を備えており、PPAP対策として有効です。PPAPは、メールアドレスとパスワードを分けて送信する手法ですが、セキュリティ対策としての効果が薄い点が懸念されており、民間企業でも代替手法が広まっています。

RICOH Driveによって、業務の効率化とセキュリティリスクの低減が期待できます。法人としての情報管理体制の整備が加速できるでしょう。

RICOH Driveの具体的な活用方法や詳細な機能については、以下の活用ガイドブック資料請求ページをご参照ください。

まとめ

法人向けのファイル転送サービスに求められるのは、高いセキュリティと使いやすさです。サービスは数多くありますが、自社のニーズやセキュリティポリシーに適したサービスを選ばなければなりません。

ファイルの頻繁なやり取りには、ログ管理機能付きのオンラインストレージがおすすめです。なかでもRICOH Driveは、在宅勤務や外出先からのアクセスに対応し、メール認証によるセキュリティ対策も万全です。

なお、ファイル転送サービスとオンラインストレージは用途が異なります。目的に応じた使い分けができるように、各サービスのメリットとデメリットを十分理解したうえで、自社に最適なサービスを選びましょう。

まずは、自社のファイル共有やデータ送信の現状を見直してみてください。現状の問題点を明確にすることが、サービス選定の第一歩となります。

各サービスの記載内容は2024年11月時点の内容です。最新情報は公式ページにてご確認ください。

PAGE TOP