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お客様導入事例 株式会社セブナ装機 様 社員食堂のリニューアルを契機に人と人をつなぐ新しい空間が誕生!

目次

  1. 概要
  2. リニューアルによる変化
  3. リニューアルの背景
  4. リニューアルへの取り組み
  5. 新しい空間へ
  6. 今後の展望
  7. お客様プロフィールと導入サービス

概要

工業製品の金属焼付塗装をはじめ、設計・部品製造・溶接・塗装を行なう株式会社セブナ装機様では、老朽化した社員食堂の改装を契機として、社員や地域とのコミュニケーション促進を目的として多目的空間へとリニューアルを図りました。生まれ変わった部屋は「SWITCH room」と名付けられ、ランチや休憩のための場所としてだけでなく、社員ミーティングや商談、研修、セミナーなどさまざまな形で活用されています。社内外での接点や共創のための空間となり、いまでは各地の企業から見学者が訪れるまでになりました。

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リニューアルによる変化

改装前の状況

  1. 社員が食事をするためだけの場所だった。
  2. 社員同士のミーティングのための空間が足りなかった。
  3. 社外や地域との接点となる場を求めていた。

改装後の効果

  1. 人に寄り添った雰囲気の良い空間になり、社員がくつろいで積極的に集まれるようになった。
  2. 柔軟に活用できる誇れる空間になり、打ち合せの会話が弾むようになった。
  3. 社内外や地域との関係を深める空間になり、人と人がつながり、新たな価値が生まれるようになった。

リニューアルの背景

「食事をするだけ」の空間からのリニューアル

株式会社セブナ装機様は、築後30年以上経過した社員食堂を新たな空間へとリニューアルしました。同社代表取締役の一戸亜土様は、従来の社員の打ち合わせ場所が作業現場の片隅だったことから、新しい発想が生めるような空間を希望しました。
「ただ食事をするのではなく、人が集まれる場所を作りたかったのです。社内に改善活動やSDGs、SNSなどの多くのチーム活動があり、より活発な場になるように雰囲気がよく、リラックスできることを目標に、思いを込めた部屋を作ろうと思いました」

株式会社セブナ装機


代表取締役
一戸 亜土 様

「人」のためのリニューアルを目指す

技術や会社、お客様は後からついてくるもの。まずは人ありきで、人を原点としなければ企業の継続的な発展は難しい、というのが一戸様の考え方です。
「人の気持ちを大切にして生きるために仕事をすれば、自分ごととして技術を高める意欲が湧き、地域に貢献する気持ちも出てくると思います。技術力を高めるためにも、人の心を豊かにすることが一番大切です。その上で、機械の更新や技術の向上に取り組めば、企業の発展にもつながると考えています」

リニューアルへの取り組み

改装に向けてオフィス見学を実施

当初からカフェのような雰囲気は考えていましたが、具体的なデザイン検討で迷いが生じました。リコージャパンの担当者にその話をしたところ、オフィスを見学する提案がありました。
社員と一緒にViCreA松本やリコージャパン山梨支社などのオフィスを見学した一戸様は「実際のオフィスや働いている社員の姿を見て、素敵な場所にいることの大切さを実感しました」と、空間づくりの意義を再認識しました。
「興味や知識収集のつもりが、実際に見て感動してしまい、当社でもできるところまで頑張ってみようと、心が動く経験になりました。視座を高められたことがよかったです」
リコージャパンの協力会社のオフィスも見学して、改装の方向性が固まりました。

  • LiveOffice「ViCreA」:リコージャパンの社内実践事例をオフィス見学で体感できる空間(要予約)

RICOH Collaboration Boardとの
出会いと「こだわりの壁」

一戸様は、担当者の招きで社員とともにリコージャパンの山梨支社を見学した際に、RICOH Collaboration Boardを紹介されました。
「RICOH Collaboration Boardを前にして、リコージャパンのみなさんと当社の社員が一瞬にして楽しそうに盛り上がり、ITを導入するとこうなるのかと気づきました」と導入を決定しました。
リニューアルの作業はスムーズに進み、こだわりは照明の色味の変化にも及びました。
「社員とリコージャパンに相談しながら、頼れる仲間がいることで完成できました。一緒に部屋を作った社員たちのこだわりに驚き、自分ごととして真剣に取り組んでくれました」
「自社の思いを一つの壁に込めよう」という希望もありましたが、現実的なものづくりの観点から考えると大掛かりになるため、一戸様は躊躇しました。しかし、社員からの説得もあり、時間がかかっても製作しようと決意しました。
「ここの壁の装飾は、すべて社内で設計して制作しました。この部屋を作ったことで、『当社はこうした技術を設計から設置までできます。ゼロから生み出すことができます』とお伝えできるようになりました」

新しい空間へ

「1日1時間」の食堂が
社員が「集まりたい」場所へ

社員の思いが込められた空間は「SWITCH room」と名付けられ、オープニングセレモニーも開催しました。この名称は一戸様が企画当初から決めていた、唯一譲れないものでした。SWITCH roomには、安心して自分らしくいられ、やる気とリラックスをスイッチのように切り替えられる場所、という意味が込められています。
リニューアル後、SWITCH roomはチーム活動のミーティングや来客対応、社内セミナーや経営指針発表会などに活用され、RICOH Collaboration Boardも大活躍しています。
順調に社内活用も進み、「さまざまなことができて嬉しいという感想や積極的に集まろうという声もあり、セミナーやチーム活動の際の会話も弾むようになりました。健康促進を目的とした新しい委員会の立ち上げを希望するメンバーも出てきました」
社員がお客様にSWITCH roomを紹介したところ、技術力も評価され、その社員が誇りを持つ姿に、一戸様は喜びを感じました。
花火大会の観覧や懇親会にも活用され、社員にとって大切な空間に変わりました。

リニューアル前の社員食堂、リニューアル後のSWITCH roomの風景画像
後述の内容を表した画像

社員の方々が積極的にSWITCH roomに集まるようになり、セミナーやチーム活動の会話も弾むようになりました。

[S.W.I.T.C.H room(スイッチルーム)]

  • Shareー互いに分かち合う
  • Welcomeー地域や人とつながる
  • Inspireー創造の楽しさを共有する
  • Teamー仲間とともに
  • Createー未来を創造する
  • Homeー安心できる居場所

今後の展望

さらにつながりを生む空間へ

一戸様は、今回のリニューアルのきっかけとなったオフィス見学を思い返しました。
「当社の社員とリコージャパン、さらに地元の企業の意見が集まり、この部屋が完成しました。リコージャパンは身近な相談相手として、熱心に話を聞いてくださり、ほかの企業とすぐつなげてくれます。一歩前に出たいときに背中を押してくれる会社です」
一戸様は地域のみなさんが集まれる場所にしたいと、次のアクションに向けた計画を進めています。

お客様プロフィールと導入サービス

お客様情報

企業情報

会社名
別ウィンドウで開く 株式会社セブナ装機様
設立 1969年6月
本社所在地 山梨県南巨摩郡富士川町小林2030
従業員数 47名(2025年7月現在)
事業内容 機械製造措置や半導体関連装置の筐体・パネル・部品の焼付塗装。

工業製品の金属焼付塗装を柱に、グループ会社の有限会社エー・アイ・エーブラストと連携し、設計・部品製造・溶接・塗装の一貫生産体制を構築。地域に根ざしたものづくり企業として安定した品質管理と柔軟な納期対応を実現している。

導入サービス・製品

RICOH Smart Huddle

RICOH Smart Huddle製品ページへ移動

RICOH Collaboration Board W7500
1台

RICOH Collaboration Board W7500製品ページへ移動
  • SWITCH roomは株式会社セブナ装機の社員食堂のことを指します。
  • 本ページに掲載されている情報は、2025年10月現在のものです。

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